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STAND BY ME ドラえもん
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概要
STAND BY ME ドラえもん』(スタンド バイ ミー ドラえもん)は、2014年8月8日公開の日本アニメ映画。脚本は『三丁目の夕日』シリーズ、『永遠の0』などを手がけた山崎貴。監督は『friends もののけ島のナキ』を手がけた八木竜一と山崎貴の共同監督。シリーズ初の3DCG作品であり、『ドラえもん』を再構築した作品[5]である。テレビアニメ第2作2期シリーズの3D作品で、藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品となっている。

第38回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞作[6][7]。第32回ゴールデングロス賞優秀銀賞受賞[8]

概要[編集]

本作では、原作第1話「未来の国からはるばると」[注 1]、しずかへのプロポーズから結婚までを描く「雪山のロマンス」「のび太の結婚前夜[注 2]、ドラえもんとの別れと再会を描く「さようならドラえもん」「帰ってきたドラえもん[注 2]、その他「たまごの中のしずちゃん」「しずちゃんさようなら」の原作7ストーリー[9][10]を再構築し、ドラえもんとのび太の出会いから別れ、のび太としずかとの愛が描かれる。

あらすじ[編集]

声の出演[編集]

ドラえもん - 水田わさび
野比のび太 - 大原めぐみ[注 3] / 妻夫木聡[11][注 4](青年時代)
源静香(しずか) - かかずゆみ
剛田武ジャイアン) - 木村昴
骨川スネ夫 - 関智一
セワシ - 松本さち
出木杉英才 - 萩野志保子テレビ朝日アナウンサー
野比玉子(のび太のママ) - 三石琴乃
野比のび助(のび太のパパ) - 松本保典
しずかのパパ - 田原アルノ[12]
ジャイアンの母ちゃん - 竹内都子
ジャイ子 - 山崎バニラ
先生 - 高木渉
その他 - 北村謙次児玉明日美後藤光祐佐藤美由希寺島惇太天神林ともみまつだ志緒理三木美Lynn渡辺拓海

製作[編集]

従来のドラえもんのアニメとは異なる、懐かしくも新しいドラえもんであり[13]、2011年に公開された『friends もののけ島のナキ』の制作陣が再集結して制作される。

脚本を担当する山崎が版権元に企画書を提示したところ、「こんなに愛のあるプロットは初めて。ぜひやって下さい」と承諾され、制作が開始した[14][15]。制作期間3年のうち、キャラクター造形に1年半を費やして動きや表情を追求した。台詞収録後には声に合わせてCGアニメを製作し(プレスコ[16]、のび太の町の背景には実写ミニチュアを使用した[17]グローバル・イルミネーションなどの最新3D技術やサブサーフェイス・スキャタリング技術を用い、作中で登場する素材のリアルな質感を再現した[15]

原作の連載で描かれてきたエピソードを厳選して繋ぎ合わせ、ドラえもんとのび太たちの出会いから別れを描いており[18]、子どもの頃にドラえもんに親しみ、大人になるにつれて自然に卒業していったすべての「子ども経験者」たちに見てほしいという願いを込めて製作した[19]という。作中の台詞は原作の良さを引き出すため、映画オリジナルのシーンや設定を除き、おおむね原作に沿っている[20]。山崎と八木の両監督は、ドラえもんを立体化するのはこの映画が初めてであるため、冒険ではなくドラえもんがいる日常を舞台にし、名作と言われる話を選んだ[9]。時代設定を1970年代半ばとし、自分たちが子どもの頃に見た風景を描いた[21]という。

なお、未来の練馬区を行くシーンでは、トヨタ自動車パナソニック江崎グリコ森ビルのロゴが登場するが、いずれもプロモーションに協力した企業である。

スタッフ[編集]

原作 - 藤子・F・不二雄(藤子不二雄プロ)
脚本 - 山崎貴
監督 - 八木竜一、山崎貴
音楽 - 佐藤直紀
絵コンテ - 八木竜一
製作 - 伊藤善章、梅澤道彦、都築伸一郎、大芝賢二、平城隆司、紀伊高明、市川南、中村理一郎、加太孝明島村達雄、山本晋也、浅井賢二、阿部秀司、篠栗哲朗、樋泉実、大辻茂
エグゼクティブプロデューサー - 伊藤善章、梅澤道彦、阿部秀司
プロデューサー - 大倉俊輔、守屋圭一郎、渋谷紀世子、岡田麻衣子
アソシエイトプロデューサー - 篠田芳彦、天野賢、高橋麗奈、黒川和彦、沢辺伸政、和田修治、高木智悌、杉山登川北桃子、中沢利洋
ドルビーデジタル・コンサルタント - 河東努、森幹生(コンチネンタルファーイースト株式会社)
撮影機材協力 - RED DIGITAL CINEMA SHOT ON RED(RED EPIC)
サウンド・音楽協力 - テレビ朝日ミュージック小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント、FACE MUSIC、SPOT、東宝スタジオ
製作 - 2014「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会(藤子プロシンエイ動画小学館ADKテレビ朝日ShoPro東宝電通白組ROBOT朝日放送メ〜テレ阿部秀司事務所九州朝日放送北海道テレビ広島ホームテレビ
企画・製作幹事 - テレビ朝日
制作プロダクション - 白組、ROBOT、シンエイ動画
制作協力 - 藤子プロ、阿部秀司事務所
配給 - 東宝

音楽[編集]

劇中歌

主題歌

作詞・作曲 - 秦基博 / 編曲 - 秦基博・皆川真人 / 歌 - 秦基博[13]アリオラジャパン/AUGUSTA RECORDS) 作曲 - 秦基博 / 中国語の作詞 - 王雅君(簡体字:王雅君) / 編曲 - 鍾宗豪(簡体字:?宗豪) / 歌 - 金貴晟(簡体字:金?晟)/(Sony Music Entertainment) 作曲 - 秦基博 / 歌 - 林欣?、小塵埃、林奕匡、胡鴻鈞 作詞・作曲 - Fiver / 歌 - Fiver

封切り[編集]

全国319スクリーンで公開され、2014年8月9日、10日の2日間で興収7億6724万8000円、動員55万4911人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった[22]。公開3日間(8 - 10日)の動員は72万6739人、興収9億8825万7700円を記録した[23]

日本だけでなく、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカの海外計59の国と地域(中国韓国台湾香港マカオシンガポールマレーシアブルネイベトナムタイラオスカンボジアミャンマーフィリピンインドネシアインドネパールパキスタンバングラデシュスリランカモルディブブータンアルジェリアアフガニスタンバーレーンチャドコモロジブチエジプトエリトリアイラクヨルダンクウェートレバノンリビアモーリタニアモロッコオマーンパレスチナカタールサウジアラビアソマリアスーダン南スーダンシリアチュニジアアラブ首長国連邦西サハライエメンイランエチオピアイタリアサンマリノバチカンマルタモナコスイススペインフランス[24][25])でも公開された[26][27][28]

作品の評価[編集]

ぴあの調査による初日満足度ランキングでも幅広い年齢層で支持を集め、92.6点をつけて第1位となっている[29]NEWSポストセブンの調査によると、感動した場面として、「のび太が1人でジャイアンに立ち向かうところ」「結婚前夜のしずかちゃんとお父さんのエピソード」が多く挙げられたという[30]。一方、RHYMESTER宇多丸は自身の番組『ウィークエンドシャッフル』の映画批評コーナーで「感動できる作品だけ取り上げて泣きたい人を集めて泣かせばそりゃ大ヒットする。考え方が安易でドラ泣きというキャッチフレーズは心底下品」と評した。[31]

興行収入[編集]

累計興収は公開40日目に70億円を[25]、公開76日目には80億円を突破し[28]、2014年公開作としては邦画第1位となった[32]。興行成績は公開から5週連続で第1位となった[33]。最終興行収入は約83.8億円で、2014年邦画興業収入では『永遠の0』に次ぐ第2位となった[1]

2015年2月15日から香港で公開され、7日間で4億7,000万円を突破し、全世界興行収入が2月27日に100億円を突破した[34]

2015年5月28日から中華人民共和国で公開され、5月31日には1日で約8800万人民元を売り上げ、中国で公開されたアニメ映画の1日の興行収入で最高記録を更新し、4日間で2億3,700万人民元を突破した[35]。最終興行収入は美団調べで5.28億人民元(約104.8億円)。中国・香港合計の興行収入は9297万ドル(約114億円)[3]

受賞[編集]

第27回日刊スポーツ映画大賞
監督賞 - 山崎貴(『永遠の0』と合わせて受賞[36]
第18回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門
審査委員会推薦作品
ルミエール・ジャパン・アワード グランプリ(2014年)[37]
3D Film Award[38]
第38回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞[39]
東京アニメアワード 2015
アニメ・オブ・ザ・イヤー 劇場映画部門 優秀賞[40]
第20回AMD アワード[41]
第24回日本映画批評家大賞
アニメーション功労賞 - 梅澤道彦、阿部秀司[42]
第34回藤本賞 - 伊藤善章、梅澤道彦、阿部秀司[43]

テレビ放送[編集]

2015年8月30日にテレビ朝日系列の『日曜エンタ日曜洋画劇場[注 5]にて地上波初放送。これに伴い、同年8月21日と28日放送分のテレビシリーズでは主題歌の「ひまわりの約束」がエンディング主題歌として起用された。
2017年1月22日には同じく『日曜エンタ・日曜洋画劇場』にて2度目の地上波放送された[注 6]。番組では着ぐるみのドラえもんとのび太による、同年3月4日公開予定の新作『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の情報も合わせて放送された。
『日曜洋画劇場』(『日曜エンタ』の一企画扱いに降格後を含む)でアニメが放送されるのは、2010年7月25日放送の『トイ・ストーリー2』、2012年7月8日放送の『トイ・ストーリー3』、2013年7月14日放送の『モンスターズ・インク』に次いで4回目で、国産アニメは史上初(7月以外に放送と2回放送も史上初)。また『ドラえもん』の劇場版は『クレヨンしんちゃん』劇場版と共に、金曜19時台より放送されるのが通常であり、場合によっては土・日の19時台より放送された事もあったので、21時台から始まるのは史上初となる。この他、テレビ朝日のアニメとしては初の副音声による解説放送も実施された(他は文字多重放送 / データ放送)。なお『日曜エンタ』は2017年3月19日をもって廃枠となり、同枠の一企画扱いに降格した『日曜洋画劇場』は2月12日をもって最終回となったため、劇場版『ドラえもん』の同枠での放送は本作が事実上最後となった。
視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

関連商品[編集]

藤子・F・不二雄(著)、佐々木宏(編)、藤子プロ (監修)
映画脚本のもととなった作品7話を完全収録している単行本。佐々木宏が各話の間に解説を書いている。
映画「STAND BY ME ドラえもん」VISUAL STORY 未来の国からはるばると
藤子・F・不二雄(著)
映画映像を利用して漫画仕立てにしたフィルムブック
BD / DVD
2015年2月18日発売 PCXE-50408(BD豪華版)※本編は2D版のみ収録、PCXE-50409(BD通常版)※2D版のみ収録、PCBE-54251(DVD期間限定プライス版)

脚注[編集]

注釈[編集]

出典:Wikipedia
2020/03/25 12:32
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