Portable Document Format
▼人気記事ランキング
8.PDFの短所
8.3.画面で見るには不向き
PDFは画面で見るには、ユーザビリティが不十分なために不向きである。

文書の読みやすさという点では、PDFを画面上で見るよりも印刷物の方が優れていると感じる人が多い。ただし、この視認性の問題の多くはHTMLなどコンピュータの画面で見るフォーマット全てにいえることなので、PDFだけの問題ではない。理由としては、

人間の目は光を受け取って物体を視認する。コンピュータなどのディスプレイは直接光を出すため、印刷物の反射光に比べ眼球に対する負担が大きくなり、目が疲れやすい。
ディスプレイは印刷物に比べて解像度が低いため、寸法の小さいパーツは見えにくい。
ほとんどのPDF文書がA4縦長で作られているが、PC画面は横長であることが多く、A4縦長文書を等倍で表示させにくい[73]
といったことが考えられる

ユーザビリティに十分配慮して作成されたHTML文書と比べると、PDFは扱いにくい面がある。PDFはウェブブラウザーでの表示用に最適化(リニアライズ)されていないと、文書の一部分だけを参照したい場合でも、最初から最後まですべてのデータを閲覧端末に読み込む必要がある。Acrobatなど既定でウェブブラウザーでの表示に最適化したPDFを作成するソフトも多いが、廉価・無償のPDF作成ソフトではウェブブラウザーでの表示に最適化する機能がないものがある。このようなPDF作成ソフトで作成されたPDFをウェブブラウザーで表示すると、表示開始までの待ち時間が長くなる。

ナビゲーションのために、しおり、PDFのページ間(内部)リンクやPDF外部へのリンクを文書の任意の箇所に設定することも可能である。これを利用するには、PDF作成時に素材データの中で設定するか、(Readerでない)Acrobatなどのしおり・リンク編集機能をもつソフトで追加する必要がある。この点は、ソースに参照したい箇所をテキスト情報として付記するだけで済むHTMLに比べれば煩雑である。

アクセシビリティの観点からも、PDFでは文書の作成時にタグ付きPDFとしなければならない点などを考えると、HTMLや単純なテキスト形式の方が扱いやすい。

ユーザビリティ(閲覧しやすさ)に関して、ヤコブ・ニールセンはPDFについて、「オンラインの閲覧用に使ってはならない」と結論づけている[74]

[4]前ページ
(8.2.再利用が困難)
[6]次ページ
(9.1.PDFソフトウェアの一覧)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2019/09/24 11:30
ソ人気記事ランキング
2019/10/15 更新
 1位日本
 2位令和元年台風第19号
 3位ジョンベネ殺害事件
 4位10月14日
 5位正木裕美
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant