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PC-9800シリーズ
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7.サードパーティー機器
7.1.55ボード問題
NEC純正のPC-9801-55(無印)/L/U SCSIホストアダプタ(以下55ボード)、および、その相当品を内蔵する機種は、接続されているHDDが自社製のものであるか否かを判定するため、SCSIベンダIDの先頭3文字の「NEC」という文字列を参照するチェックを行い、該当しないHDDが接続されていた場合は別の処理を行う、特に、ハングアップして起動しないという動作を主に指す。後者の対策のため、NECはサードパーティがNECのベンダ名を返してもよいことを公式に認めていた[48]

サードパーティーメーカー各社はこのチェックを回避するため、自社製のより高性能、高機能なSCSIホストアダプタとHDDをセットで販売するか、あるいはSCSIベンダIDを「NECITSU[48]などに変更して販売していた。

55ボード登場当時はまだ共通コマンドセット (CCS) が確立しておらず、HDDの C(シリンダ数)/ H(ヘッド数)/ S(トラックあたりのセクタ数)といった諸元パラメータを得る方法が各社ごとにばらばらで互換性が無かった。このためSCSIボードと異なるメーカーのHDDを接続した場合には容量を誤認したり、容量が正しくてもフォーマットに互換性が無くデータを読めない・起動できないなどの不具合が生じる可能性があった。NECチェックの存在はその予防のためだと考えられているが、一部からはNEC製品を独占的に販売するためではないかという厳しい声も聞かれたという[48]

後年になってC/H/S(または最大容量)のパラメータを手動入力もしくは既存のフォーマット状態からそれらを自動認識できる「マルチベンダ」と呼ばれる方式のSCSIボードがサードパーティの主流となったことで互換性が取れるようになっていった[49]

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出典:Wikipedia
2020/02/12 01:00
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