サービス終了のお知らせ
8ビットパソコン
▼人気記事ランキング
2.用途
2.1.実用品?非実用品?
この時代の個人向けパソコンは、機能的・性能的に日本語の取り扱いが困難(漢字ROM内のデータをVRAM上へ転送する操作にしても、ユーザーレベルで対応が求められ、極めて原始的な日本語変換プログラムさえ搭載していなかった)で、実務への応用がまだ難しいものであったという事情がある。この時代には原始的なワードプロセッサ(ワープロ)ソフトウェアも見られたが、ソフトウェアをカセットテープフロッピーディスク媒体に依存するこれら汎用のパソコンよりも、ワープロ専用機のほうが遥かに実用レベルにあった。

なおASCII文字のみで実務が可能となる欧米圏では、8ビットパソコンは実務に供され一般消費者にも広く普及しており、日本においては16ビット機の世代、PC-9801とMS-DOSによる日本語処理の実用化によって普及を開始した1980年代後半〜1990年代初頭と比較すると、5年から10年先んじていた。これら欧米圏のパソコンでは、一般家庭から業務分野に至るまでタイプライターから急速にパソコンへの置き換えが進んで、論文やレポート・業務報告などの記録されたフロッピーディスクが頻繁にやり取りされている。

このように実務は困難でありながら高価な商品(パソコン)となると、現在ではその存在意義の根底から問われ兼ねない代物ではあるが、当時はこれをホビーパソコンなどと呼称し、「趣味や夢のためのパソコン」(=実用性はない玩具)としてその大半が販売されており、現在ほどコンピューターに対しての理解が一般には無かった時代には「なんだか解らないが、凄そうなので欲しい」という漠然とした憧れを持って購入する者すらいた。特に後年の利用形態は「高級ゲーム機」として存在していたと言ってもよい位で、コンピューターゲーム市場はホビーパソコン向けのソフトウェアを販売していたし、パソコン販売店でもゲーム用途に特化した店舗が主流となっていた。

[4]前ページ
(2.用途)
[6]次ページ
(2.2.開発環境として)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2019/04/30 11:01
ソ人気記事ランキング
2020/02/27 更新
 1位日本
 2位羽生ありさ
 3位住吉会
 4位水野朝陽
 5位AV女優
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant