あくまでも症状、あるいは患者との問診で診断が行われているため、例えば手引きを読んで症状を偽られる詐病との区別がつかないと言う意味では科学的な根拠は無いと批判が存在する。また、近年の目覚しい脳解析学や脳神経科学等の進展により、精神科医によるDSMを基準とした
問診による診断が時代遅れになりつつあるとの主張も存在する。日米などで精神科医による
精神鑑定結果や診断名が異なることは往々にしてあり、
誤診や患者の
詐病もあることなどから、日本においては精神科での診断を問診から脳科学的な客観的根拠を持たせるように切り替えようと各大学や研究機関で研究が始まっている
(注1)ただし脳解析学や脳神経科学等はいまだに初期の段階であり脳内の物理現象がどのように心理的現象として具現化するかは因果関係はいまだはっきりしていないことが多い。
1.2005年5月30日朝日新聞朝刊「進化する画像診断 心の病画像で探知」