マダガスカル
おうし座|婚活|四柱推命
相性占い|おひつじ座|しし座
▼人気記事ランキング
3.地理
3.4.環境問題
マダガスカルの多様性に富む生物相は、人間の活動により危機に瀕している(注1)。人類がおよそ2,350年前にマダガスカルに初めてわたったときから、そこにもともとあった森林は失われ始め、今ではその90%以上を喪失した(注2)。この森林喪失を大きく加速させているのが、マダガスカルに最も早くから住み着いた人々が持ち込んだタヴィ(tavy)と呼ばれる焼畑である。農民たちはこの農法を、利益が出るという理由だけでなく、繁栄、健康、尊ばれてきた先祖伝来の慣習(フンバ・マラガシ, fomba malagasy)と文化的に結びつくために取り入れ、恒常化させている(注3)
島内の人口密度が上がり、森林喪失が加速度的に早まったのが今から1400年前ごろである(注4)。マダガスカルに定住し始めた人類は、最初、沿岸部にあった雨林を焼畑して耕作地に変えた。彼らは、大型のレミュール類、エピオルニス類、ジャイアントフォッサなどが闊歩するマダガスカルの豊かなメガファウナに出会った。そして狩猟と生息地破壊を通じてそれらの大型の動物群を絶滅に追いやった(注5)。中央高地を覆っていた森林に対する焼畑は、遅くとも西暦600年までには始まっていた(注6)。16世紀には、中央高地にもともとあった森林のかなりの部分が消え去ってしまっていた。さらに時が下ると今から1000年前ごろから群れで家畜を買う牧畜が始まった。調理の際に使う燃料としての木炭への依存も始まった。過去数世紀の間には商品作物として台頭したコーヒーの作付けも行われた。これらが森林規模の縮小につながった(注7)
マダガスカル島を覆う森林は1950年代から2000年の間に、その面積の約40%が失われたと推定されるが、この推定はそれでも控えめな見積もりである。残された森林地域でも、その80%で間伐が行われている(注8)。野生生物保護の障害となっているのは、伝統的農耕もさりながら、保護林の不法伐採である。さらに、国立公園における希少木の伐採を国家が容認することもあって、これも障害となっている。例えば、国立公園で希少木材を伐採することは2000年から2009年までの間、ラヴァルマナナナ政権下、禁止されていたが、2009年1月に少量であれば認めることとなった。この再認可はラヴァルマナナ追放後における支援者への見返りに当てるため、国家歳入源の切り札として、ラズエリナが認めたものであった。マダガスカル島の雨林のすべてが、保護区や、分水嶺の東側に位置する急斜面に存在するものを除いて、2025年までに消滅してしまうと予想されている(注9)
2003年にラヴァルマナナが表明した「ダーバン・ヴィジョン」では、自然保護区の面積を3倍以上に増やして、総面積で60,000平方キロメートル、あるいは、国土面積の10%以上にすることが謳われた。2011年時点で国家による保護を受けているエリアは、厳正自然保護区(Strict Nature Reserves / R?serves Naturelles Int?grales)5箇所、野生生物保護区(Wildlife Reserves / R?serves Sp?ciales)21箇所、国立公園(National Parks / Parcs Nationaux)21箇所に過ぎない(注10)。2007年には国立公園6箇所(マルジェジ、マスアラ、ラヌマファナ、ザハメナ、アンドゥハヘラ、アンヂンギチャ)がまとめて「アツィナナナの雨林」の名前でユネスコにより「世界遺産である」と宣言された(注11)。 その一方で、例えばマルジェジ国立公園においては、公園内の保護雨林から希少種のローズウッドが切り出され、国外流出しているのが現実である。違法伐採木材の密輸先はほとんどが中国であり、用途は高級家具や楽器である(注12)
侵入性の外来種もまた、人間によってもたらされた。2014年にマダガスカルで、アジアによくいるカエルの種が見つかった。これは1930年代にオーストラリアの野生生物生態系に深刻な破壊をもたらした種の仲間であった。これを受けて研究者らは「マダガスカルのユニークな動物相を滅茶苦茶に破壊しかねない」と警告した(注13)
生息域破壊と狩猟は、マダガスカルの固有種の多くを脅かし、絶滅の危機へと追いやった。大型のダチョウ目に属したエピオルニスは17世紀以前に絶滅したが、その原因はおそらく人間により成鳥が捕獲されたことと、大きな卵が食料にするため乱獲されたためであろう(注14)。また、島に残された骨の研究から、人類が島に到来すると同時に多くの大型のレミュール類の種が地上から消え去り、その他の種も何世紀かかけて絶滅への道を歩んだ。これは、人類の人口が増えるにつれレミュールの棲息域に大きな圧力がかかったり、レミュールを狩って食料にした者たちがいたりしたためである(注15)。2012年7月に行われた環境評価によると、2009年のクーデター事件以来行われている天然資源の採掘により、野生生物の生態系が差し迫った危険にさらされる結果がもたらされていることがわかった。90%のレミュールが絶滅の危機にあることが判明し、その割合はどの哺乳類よりも高い割合であった。そのうち23種は「絶滅寸前(critically endangered)」に分類される。2008年に行われた前回の研究では対照的に、絶滅の危機にさらされているレミュール類は38%に過ぎなかった(注16)

1.Everglades, Madagascar Rain Forest on UNESCO List
http://abcnews.go.com/Technology/wireStory?id=11291024
2.
3.Kull (2004), p. 153
4.The Structure of Trade in Madagascar, 1750?1810

5. Evidence for drought and forest declines during the recent megafaunal extinctions in Madagascar

6. The Structure of Trade in Madagascar, 1750?1810

7.Emoff (2004), pp. 51?62
8. Fifty years of deforestation and forest fragmentation in Madagascar

9. Deforestation history of the eastern rainforests of Madagascar from satellite images

10. The Conservation
http://www.parcs-madagascar.com/madagascar-national-parks_en.php?Navigation=26
11.Rainforests of the Atsinanana
http://whc.unesco.org/en/list/1257
12. Shaky Rule in Madagascar Threatens Trees
http://www.nytimes.com/2010/05/25/world/africa/25madagascar.html
13. Asian relative of cane toad threatens Madagascar havoc
http://www.bbc.com/news/science-environment-27607978
14.Davies (2003), pp. 99?101
15. Lemurs Hunted, Eaten Amid Civil Unrest, Group Says
http://news.nationalgeographic.com/news/2009/08/090821-lemurs-killing-madagascar.html
16. Lemurs sliding toward extinction
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-18825901

金融|恋愛占い|手相
さそり座|霊視|無料相性占い
心理テスト|浮気|セルライト
[4]前ページ
(3.3.生物相)
[6]次ページ
(4.1.定住の始まり)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2017/04/23 09:22
てんびん座|結婚|内職
にきび跡|フレッツ光|運命の赤い糸
この記事を共有する
「マダガスカル」をもっと検索
画像を探す
動画を探す
厳選サイトを探す
ソ人気記事ランキング
2017/04/25 更新
 1位野村直樹
 2位坂口杏里
 3位進撃の巨人の登場人物
 4位ネコ
 5位桑島法子
もっと見る>>
いま読まれている記事
ぼてぢゅう|スズキ・アドレス|チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜|ロバート (お笑いトリオ)|マダガスカル
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant