007は二度死ぬ
▼人気記事ランキング
1.小説
イアン・フレミングの小説『007』シリーズ長編第11作(単行本としては12冊め)。1964年ジョナサン・ケープより出版された。原題はフレミングが来日した際に「松尾芭蕉俳句にならって[2]」詠んでみたという英文俳句[3]「人は二度しか生きることがない、この世に生を受けた時、そして死に臨む時」[4]に由来する。また英語の慣用句「You Only Live Once(人生は一度っきり)」のもじりである。作中ではタイガー田中に勧められてボンドがこの句を読み、「字余りだがよくできている。今の君の心境かね?」と評されて「たぶんね」と不愛想に応えている。日本でも同年に『007号は二度死ぬ』のタイトルで早川書房から井上一夫訳によりハヤカワ・ポケット・ミステリで発売された。イアン・フレミングの生前に出版されたものとしては、最後の作品である(フレミングは次作であり遺作となった小説「黄金の銃をもつ男」の校正中に心臓麻痺で死亡した)。

007研究家として名高いジョン・ピアースンによれば、作中でボンドは日本人の海女キッシー鈴木との間に子供を授かっており、ピアースンはその名を鈴木ボンドと仮想した。フレミングの死後に訳者の井上一夫がこの鈴木ボンドを主人公とし、香港を舞台に活躍するパスティーシュ作品(本人によると『贋作』)を書いた。しかしフレミングの遺族から「パスティーシュを差しとめる法律は今のところ見当たらないが、当方も同じ企画を考えているのでやめてほしい」との連絡を受け、中断した。このときの遺族側の『企画』とは、キングスリイ・エイミスがロバート・マーカムの名で書いた『007/孫大佐』のことだろうと井上は推測している[5]。また、松岡圭祐によるミステリー小説『万能鑑定士Qの推理劇』第2巻で、この原作におけるボンドの息子の存在について触れている。同作はフレミングの幻の遺作『See London and die』が発見され、ボンドが息子に会うため来日する内容だったとするフィクションである。また小林信彦怪人オヨヨシリーズの1本、大統領の密使には、鈴木ボンドが登場する。

[6]次ページ
(1.1.あらすじ)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2019/06/29 11:00
ソ人気記事ランキング
2019/07/20 更新
 1位日本
 2位京都アニメーション放火事件
 3位京都アニメーション
 4位しみけん (AV男優)
 5位伊藤春香 (編集者)
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant