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豊臣氏
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3.改姓における豊臣氏と羽柴姓への誤解
しばしば誤解されるが、秀吉は「羽柴」という苗字を「豊臣」に改めたのではない。これは現代人が氏と苗字を区別する習慣を失い、両者を混同することからくる錯誤である。当時は氏と苗字を併用する習慣があり、そのなかで豊臣氏と羽柴姓は並行して存在、使用された。そもそも「羽柴」は単なる私的な名乗りである名字(苗字)に過ぎないが、「豊臣」は天皇が創始し朝廷の手続きを踏んで公式に下賜された氏である。氏と苗字は厳密に異なる存在であり互換不能であり、交換できない。秀吉が「豊臣」に改めたのはあくまで関白叙任の際に得ていた「藤原」の氏であり、苗字は改姓の記録が見当たらず従って羽柴姓のままであったと考えられる[2]。つまり秀吉は藤原秀吉から豊臣秀吉となると同時に、従前通り羽柴秀吉でもあり続けたと思われる。このことは江戸時代に至るも豊臣氏の子孫が、豊臣の氏と並行して羽柴姓の旧姓である「木下」を用い続けていることからも推測される(秀吉の血縁者は大阪の陣以降、徳川氏をはばかり秀吉の旧姓である木下姓を使用した)。しかしながらこの錯誤は一般に広く浸透しており、たとえば国民的歴史作家とされる司馬遼太郎も著書『豊臣家の人々』のなかで「羽柴の姓を豊臣に改め」などと記述している。

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(2.豊臣姓の特権的地位)
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(4.秀吉死後の豊臣氏)
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出典:Wikipedia
2020/02/09 18:04
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