蜂蜜
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4.蜂蜜の種類
4.1.蜜源植物による分類
蜜源となりうる花が複数ある場合、複数の花の蜜が混じった蜂蜜ができるのではないかと考えられがちである。しかし、ミツバチには一つの花から蜜を採集すると、可能な限り他の花の蜜を採集しないという性質がある(訪花の一定性)[175]。さらに蜜蜂にはミツバチのダンスと呼ばれる8の字に飛び回る行動によって仲間に蜜源を知らせる習性があるが、豊富な蜜源については激しく飛び回って知らせる一方、貧弱な蜜源についてはほとんど、時にはまったく教えようとしない[195]。このような理由から、現実には(厳密にはわずかな混入は避けられないが)ほぼ純粋に一つの花から蜜を採集して作られた蜂蜜を採集することが可能である[196]。蜂蜜は主要な蜜源植物によってレンゲ蜜、アカシア蜜などと分類され[197]、蜜源植物が複数ある場合には「百花蜜」と呼ばれる[198]。人間の手で蜜がブレンドされた場合も百花蜜という[199]

蜂蜜の風味や色は、蜜源となった花の種類によって異なる。同じ種類の花から作られた蜂蜜でも地域によって(主に採蜜法の違いから[201])品質が異なる[4]。国や地域によって好みが分かれる蜂蜜もあり、たとえばソバ蜜は日本で敬遠される一方、フランスではジンジャーブレッドの原料として重宝されている[202]。同様にセイヨウボダイジュシナノキ科)の蜂蜜はドイツやロシアでは最高級品とされるが、日本ではレンゲアカシアトチノキ、さらにはドイツではあまりに評価が低くミツバチの餌にされているナタネの蜂蜜よりも格が落ちる[203]。養蜂家の渡辺孝は、香りの強い蜂蜜が日本では敬遠され、ヨーロッパでは好まれる傾向があると指摘する[204]中国では荊条(ニンジンボク、華北産が有名)、(ナツメ、華北)、槐樹(エンジュ、東北)、椴樹(ダンジュ、長白山)、?枝(レイシ、華南)の花から採れた蜂蜜を「五大名蜜」と呼び、広く食されている[205]

なお、一部ではミツバチが採蜜のために訪れるとは考えにくい花(スズランなど)や、開花時期の関係から採蜜が不可能な花(ウメなど)の名前を冠する蜂蜜が販売されていることもあり、注意を要する[206]

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出典:Wikipedia
2019/11/11 14:38
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