附属池田小事件
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2.事件後の反響
2.7.全家連から報道機関への見解と要望
全国精神障害者家族会連合会(全家連)は、報道機関に対し「大教大池田小児童殺傷事件の報道について」(2001年6月8日付)と[36]「小学校児童殺傷事件報道について」(2001年6月18日付)を送付している[37]
前者では「この事件で逮捕された男には、精神病院の通院歴があったと報じられていますが、その記述については、私たち身内に精神科治療を受ける者を持つ立場から見て、重大な疑義を感じざるをえません。記事(番組)の中で報道されている『男は、精神病院に通院中で…』という部分は、その表現 (以下、病歴報道)によって、読者(視聴者)には、『精神疾患』が本事件の原因であり、動機であると理解されてしまいます。その結果、「精神病者精神障害者)はみな危険」、という画一的なイメージ(=偏見)を助長してしまうと考えるからです」
と、安易な病歴報道の問題点を指摘し、
「妄想や幻聴などの症状は、薬物療法でコントロールしやすいといわれています」と精神科治療の実情を説明、「なぜこんな事件が起きたのか、服薬はきちんとしていたのかなど、事件の背景をきちんと取材し、今後の教訓となるような報道をしてください」
と要望している。
後者では「安易な報道によって、「精神障害者は危険だ」という社会の偏見がより強くなりました。(中略)これは『報道被害』であるといっても、過言ではありません」
と、報道によって受けた報道被害を訴え、
事件の報道をする場合、警察発表であったとしても、事件の背景、病気の状態などが明らかになっていない段階で、特定の病名や通院歴・入院歴を報道するべきではないこと。
法的責任能力の問題を精神障害に置き換えて報道しないこと。
この事件と触法精神障害者処遇問題を安易に結びつけないこと。
の三点を要望している。
[4]前ページ
(2.6.精神障害者における報道被害)
[6]次ページ
(3.1.精神鑑定書)

36. 桶谷肇 (2001年6月8日), “大教大池田小児童殺傷事件の報道について” (日本語) (プレスリリース), 全国精神障害者家族会連合会, オリジナルの2002年10月27日時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20021027121957/http://www.zenkaren.or.jp/zenkaren/topic/ikeda0608.htm 2017年3月26日閲覧。 
37. “小学校児童殺傷事件報道について” (日本語) (プレスリリース), 全国精神障害者家族会連合会, (2001年6月18日), オリジナルの2002年8月18日時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20020818051636/http://www.zenkaren.or.jp/zenkaren/topic/ikeda0618.htm 2017年3月26日閲覧。 

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出典:Wikipedia
2018/06/13 21:32
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