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道南いさりび鉄道線
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概要
JR北海道から道南いさりび鉄道への移管時点から。
それ以前は江差線を参照。
ただし、開業年は移管前のものを記載している。

函館市電:本線 1898-3.4函館駅 1904-函館市電:大森線 1898-0.0五稜郭駅 1911-函館貨物駅 1912-JR北函館本線 1902-2.7sh11 七重浜駅 1926-5.3sh10 東久根別駅[* 1] 1986-6.5sh09 久根別駅 1913-大野川7.6sh08 清川口駅 1956-戸切地川8.8sh07 上磯駅 1913-上磯T 第一矢不来T 14.3矢不来信号場 1990-第二矢不来T 茂辺地T 17.6sh06 茂辺地駅 1930-当別T 22.6sh05 渡島当別駅 1930-27.5sh04 釜谷駅 1930-30.6sh03 泉沢駅 1930-34.0sh02 札苅駅 1930-交交セクションJR北:北海道新幹線新函館北斗方面) 2016-37.8sh01 木古内駅 1930-↓(三線軌条供用区間)
T…トンネル
トンネル・橋梁は主要なものを記載
道南いさりび鉄道線(どうなんいさりびてつどうせん)は、北海道函館市五稜郭駅から上磯郡木古内町木古内駅までを結ぶ道南いさりび鉄道鉄道路線である。2016年平成28年)3月25日までのこの区間については「江差線」を参照。

路線データ[編集]

管轄・路線距離(営業キロ):
道南いさりび鉄道(第一種鉄道事業者
五稜郭駅 - 木古内駅間 37.8 km[1][2][報道 1]
日本貨物鉄道第二種鉄道事業者
函館貨物駅 - 木古内駅間 37.8 km[3]
軌間:1,067 mm狭軌
駅数:13駅(起終点駅含む)
旅客駅:12駅
貨物駅:1駅
信号場数:1か所
複線区間:なし(全線単線
電化区間:全線・交流20,000 V・50 Hz
ただし、木古内駅函館方にあるき電区分所(交交セクション)から木古内駅構内までの間は、海峡線と同様、移管直前の2016年(平成28年)3月22日より交流25,000V・50Hzに昇圧されている。
閉塞方式:単線自動閉塞式
交換可能な駅は「駅・信号場一覧」の節を参照。

路線概要[編集]

この区間は北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間の並行在来線として北海道旅客鉄道(JR北海道)から江差線が経営分離されたものである。2016年(平成28年)3月26日より第三セクター鉄道として運営され、函館都市圏輸送を担っている。JR北海道時代、江差線は分類上地方交通線であり、地方交通線がいわゆる並行在来線として第三セクター鉄道に転換されるのは初めてのケースであった。

定期旅客線としては木古内駅が終端となっており、海峡線へ直通する定期旅客列車は運転されていない。また、五稜郭駅 - 函館駅間はJR北海道の函館本線に直通運転している。現在の道南いさりび鉄道線区間は海峡線の開業以降全線が電化されているが、普通列車についてはJR北海道時代よりすべてが気動車で運転されており、加えて新幹線開業後、木古内駅構内が海峡線と同時に交流25000V・50Hzへ昇圧され、通常の在来線交流電気車両が入線できなくなっていることから[注釈 1]、転換以降は全定期旅客列車が普通列車として運転されている[注釈 2]

日本貨物鉄道(JR貨物)は、経営移管後も引き続き全線にわたって第二種鉄道事業者となっており、青函トンネルを経て北海道と本州を結ぶ貨物輸送を行っている。

利用状況[編集]

経営計画上では平成27年度は利用客数を2,148人/日を見込んでいた。一方で、転換当初の2016年3月 - 5月の間の利用客数は2,000 - 2,300人/日となっており、ほぼ想定通りであった[4]

歴史[編集]

軽便鉄道法により計画され、1913年大正2年)9月15日上磯軽便線として開業した五稜郭駅 - 上磯駅間の鉄道(実際の軌間は1,067 mm)を、1930年昭和5年)から1936年(昭和11年)にかけて檜山郡江差町江差駅まで延長したもので、改正鉄道敷設法別表第129号前段に規定する予定線(「渡島國上磯ヨリ木古内ヲ經テ江差ニ至ル鐵道」)である。1936年(昭和11年)11月10日に江差駅まで開通し江差線となった。2014年(平成26年)5月12日に木古内駅 - 江差駅間が部分廃止されている。江差線時代には函館本線、海峡線、東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線と共に青函連絡路線(津軽海峡線の一部)として機能し、特急「白鳥」・「スーパー白鳥」や、急行はまなす」などの優等列車が運転されていた。

北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間の開業に伴い、2016年(平成28年)3月26日に並行在来線区間となる五稜郭駅 - 木古内駅間が道南いさりび鉄道へ譲渡され、道南いさりび鉄道線となった。北海道での第三セクター鉄道線としては北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線が廃止されて以来10年ぶりとなる。

年表[編集]

2015年平成27年)
3月2日北海道旅客鉄道(JR北海道)が江差線の五稜郭駅 - 木古内駅間の廃止届を国土交通省に提出[報道 2][報道 3][新聞 1]
6月29日道南いさりび鉄道が同年3月27日に申請していた[報道 4][新聞 2]、五稜郭駅 - 木古内駅間 (37.8 km) の第一種鉄道事業許可を、国土交通省が認可[報道 5][報道 6]
2016年(平成28年)
3月26日:江差線の五稜郭駅 - 木古内駅間 (37.8 km) がJR北海道から道南いさりび鉄道に移管され[報道 7]、「道南いさりび鉄道線」に改称[報道 4]

経営移管前の路線の動き[編集]

運行形態[編集]

旅客輸送[編集]

五稜郭駅発着の列車はなく、すべての列車が函館本線函館駅まで乗り入れている。普通列車はすべてワンマン運転を実施している。函館駅 - 上磯駅間は1時間あたり1本程度、上磯駅 - 木古内駅間は3時間ほど運行のない時間帯がある。先述のように旅客列車はすべて気動車での運行となっており、キハ40形気動車[注釈 3]が用いられている。

2016年(平成28年)12月には、2両編成のうち1両の車内電灯を終夜灯(蛍光灯から電球)に変更し、車窓に映る函館市街の横夜景や津軽海峡の夜景・漁り火などを楽しむ「夜景列車」が運行された[報道 8][新聞 3][新聞 4]

江差線時代は函館本線、海峡線、津軽線とともに津軽海峡線を形成し青函連絡列車が運転されていたが、その役目は北海道新幹線に譲っている。

また、江差線時代は土・日・祝祭日に一部の列車に運休設定があったが、いさりび鉄道移管後は利便性向上の理由にすべての列車は休日でも運行されている。

上りと下り[編集]


起点は五稜郭駅であり、本来は五稜郭から木古内方面に向かう列車が下りとなる。これは青函航路青函連絡船)が函館駅で連絡していたためである。しかし、海峡線が開通した際に、本州との連絡駅が函館駅から木古内駅に変更されたことから、五稜郭から木古内方面に向かう列車が上りとなった。これに合わせ、駅番号も(起点駅である)五稜郭駅側からではなく、(終点駅の)木古内駅側から付番されている。

貨物輸送[編集]

青森信号場から五稜郭駅(函館貨物駅)へ至る路線(旧・津軽海峡線)として、木古内駅 - 五稜郭駅(函館貨物駅)間でJR貨物による貨物列車が運行されている。コンテナ車で編成された高速貨物列車のみ運転され、専用貨物列車は定期列車としては存在しない。本数は下り(五稜郭方面行き)・上り(木古内方面行き)ともに21本である。貨物駅である函館貨物駅をのぞき、駅における貨車の連結作業はない。

牽引機は、五稜郭機関区に所属するEH800形電気機関車である。

使用車両[編集]

気動車
キハ40形:自社所有(JR北海道から譲渡)。普通列車に使用されている。
内2両はイベント対応車「ながまれ号[報道 9]
電車
E001形:JR東日本所有。2017年5月から運行されている周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)「TRAIN SUITE 四季島」で使用されている。
電気機関車
EH800形:JR貨物所有。基本的に貨物列車の牽引のみに使用されている。2016年と2017年に運行されたJR東日本の団体専用列車カシオペアクルーズ」についても本機が牽引していた。

駅一覧[編集]

起点駅である五稜郭駅側から(ただし、便宜上、五稜郭側の旅客列車が直通する函館駅からの区間を)順に記載。列車は、函館駅発の列車が上り列車となる。

路線名…※:北海道旅客鉄道函館本線
(貨):貨物専用駅
累計営業キロは五稜郭駅からのもの。
全列車普通列車。すべての旅客駅に停車。
線路(道南いさりび鉄道線内は全線単線) … ◇・∨・∧:列車交換可能、|:列車交換不可、‖:複線(函館本線内)
全駅北海道渡島総合振興局)内に所在
JR北海道時代は2007年10月1日から実施された駅ナンバリングの対象外となっていたが、移管に当たり木古内駅を起点にshの記号でナンバリングされた。五稜郭駅については函館本線としてナンバリングがなされていたため、それを踏襲している。

並行道路[編集]

北海道北斗市飯生2丁目(JR上磯駅前) - 北海道北斗市飯生2丁目(上磯駅前交差点=国道228号交点)間
国道228号国道280号重複)
北海道北斗市飯生2丁目(北海道道530号上磯停車場線交点) - 北海道上磯郡木古内町字本町(=北海道道5号江差木古内線交点)間
北海道道5号江差木古内線
北海道上磯郡木古内町本町(=国道228号交点) - 北海道上磯郡木古内町本町(北海道道383号木古内停車場線交点)間
北海道道383号木古内停車場線
北海道上磯郡木古内町本町(北海道道5号江差木古内線交点) - 北海道上磯郡木古内町本町(江差線・海峡線木古内駅)間

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

報道発表資料[編集]

新聞記事[編集]

参考文献[編集]

書籍[編集]

石野哲(編集長)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTBパブリッシング、1998年9月19日。
田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、154-171頁・311-319頁。
今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳―全線・全駅・全廃線―』1号・北海道、新潮社、2008年5月17日。
今尾恵介・原武史(監修)『日本鉄道旅行歴史地図帳 全線全駅全優等列車』1号・北海道、日本鉄道旅行地図帳編集部(編集)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2010年5月18日、35-36頁。
国土交通省鉄道局(監修)「旧法 鉄道敷設法」『注解 鉄道六法 平成20年版』、第一法規、2008年10月、 、 。

雑誌[編集]

三宅俊彦「別冊付録:改正「鉄道敷設法」別表を読む」『旅 特集:鉄道新時代 21世紀への序曲』第874号、JTBパブリッシング、1999年11月。

関連項目[編集]

日本の鉄道路線一覧
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン肥薩おれんじ鉄道線 - 当路線と同様、電化されていながら基本的に気動車による運転を行う並行在来線。

外部リンク[編集]

路線図 - 道南いさりび鉄道
ながまれ号紹介 - 道南いさりび鉄道
出典:Wikipedia
2020/03/17 12:32
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