サービス終了のお知らせ
当て字
▼人気記事ランキング
2.当て字の例
日本語においては、漢字とかなの混用によって語の切れ目を表示するため、かつては借用語を含め自立語は全て漢字表記する傾向があった。このため、表音文字(かな)で転写できるにもかかわらず、固有名詞の借用語を中心に漢字による当て字の事例が大量に存在する。固有名詞の語形は中国語からの借用が多いが、日本語独自の例も見られる(中国語については中国語における外国固有名詞の表記も参照)。

中国語と同形の例:ギリシャ - 「希臘ギリシャ」、メキシコ - 「墨西哥メキシコ」、キリスト - 基利斯督キリスト基督キリスト)など。
日本語独自の語形の例:ドイツ - 「独逸ドイツ」「独乙ドイツ」(中国語表記は「徳意志」)、ベルギー - 「白耳義ベルギー」(中国語表記は「比利時」)など。中国語では用いられなくなった形が日本語に残存したものが多い。
また、これとは別に音訓を混用して表記するものもある。

日本における音訓混用の語形の例:ウルグアイ - 「宇柳ウルグアイ」「宇柳ウルグアイ」(前者は当て字の一つ、後者はそれから変化したもの(の書き誤り))、パラグアイ - 「巴羅貝パラグアイ」など
このほか、自立語に対する当て字の例には以下のようなものがある。

出鱈目でたらめ
滅茶苦茶めちゃくちゃ
珍紛漢紛ちんぷんかんぷん珍糞漢糞ちんぷんかんぷん陳奮翰奮ちんぷんかんぷん
珈琲コーヒー
??カレー?哩カレー
目出度いめでたい芽出度いめでたい
型録カタログ
目当モットー
出来るできる
多分たぶん
滅多めった
商鋪ショップ
などがある。

また、夏目漱石が、当て字をよく用いていた作家として有名である。

沢山たくさん
場穴ばけつ
兎に角とにかく
浪漫ろうまん
現在の日本語では、漢字に加えひらがなカタカナの混用によって語の切れ目を表示するようになり、外来語はカタカナ表記されることが通例になっている。

上記の例からも分かるとおり、漢字の仮借による当て字は、必ずしも字義を無視するとは限らず、特定の意味をもつ字を意図的に選ぶことがある。人名に漢字を当てる場合は特にこの傾向が強い。また逆に、特定の字(自立語的な意味では使われない字が多い)を特定の音を表す当て字用の文字として多く使う(例えば「亜」「阿」 - 「ア」、「斯」 - 「シ」「ス」、「加」 - 「カ」など)ことによって、意味の喚起を抑えようとする用例も見られる。また、当て字の使用が字義に移った例もある(例:「欧」は本来「体を曲げてかがむ」という意味であり、「吐く・もどす」「殴る」「うたう」の意味にも用いられたが、現在ではこれらの用例はほとんどなく、当て字としての「ヨーロッパ」の意味で用いられている)。

[4]前ページ
(1.概要)
[6]次ページ
(2.1.読みの意味に漢字を当て字した例)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2020/01/29 17:30
ソ人気記事ランキング
2020/02/19 更新
 1位日本
 2位水野朝陽
 3位黒谷友香
 4位岡崎美女
 5位野村沙知代
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant