東日本大震災による電力危機
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4.原子力発電所の安全性・再稼働問題
4.1.全原発の運転停止へ
関西電力管内では震災被害は皆無だったが、震災時点で点検中だったいずれも福井県にある美浜発電所1号機(34万kW)、高浜発電所1号機(82.6万kW)、大飯発電所3号機(118万kW)の運転再開の目処が立たなくなった。また、5月に入り美浜発電所3号機(82.6万kW)も点検に入り同様の状態になった[110][111]。それらの事情より関西電力管内でも6月10日、被災地域以外では初めて、15%の節電要請(法的強制力無し)を行った[112][113]
中部電力
中部電力では営業エリア内の震災被害は少なかった[114]。しかし、地震調査委員会が2011年時点で30年以内の発生確率87%と発表している東海地震による揺れや津波に対する安全性が問題となった事から、菅直人首相は5月6日、浜岡原子力発電所3号機(110万kW)・4号機(113.7万kW)・5号機(138万kW)について2年を目処に運転停止する事を要請。中部電力は要請を受け入れ順次停止させた[115]。休止している火力発電所などの復活で、電力確保の目処はついたが、新たな燃料費負担の発生などから経営の悪化が懸念された[116][117]
九州電力
九州電力では、震災当時玄海原子力発電所2号機(55.9万kW)・3号機(118.0万kW)が定期点検中。さらに、5月に入り川内原子力発電所1号機(89.0万kW)が定期点検に入った[118]。 原子力発電所は、運転開始から13ヶ月以内に定期点検に入る事が法律で決められていることから、運転停止が続くと、2012年春までに全ての原子力発電所が停止する事が懸念された[119]。原子力発電所が発電する電力は日本の総発電量の2割を占めている[120]。定期点検中で2011年3月7日から調整運転に入り事実上稼働していた北海道泊原子力発電所は例外的に8月中旬から営業運転を再開した[121]が、2012年5月5日には同発電所3号機が点検のため停止され、これ以降国内すべての原発が停止した[122]

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(4.原子力発電所の安全性・再稼働問題)
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(4.2.運転再開への動き(2011-2012年))
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出典:Wikipedia
2019/04/10 10:01
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