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通勤列車
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3.他の客車との違い
一般的に、通勤列車は専用軌道の上を走るよう設計されている。都市中心部を結ぶ路面電車ライトレール、あるいは地下鉄との違いは次のような点である。

より車両が大きい。
都市内の交通機関と比べ、列車の頻度が少ない。
待たずに乗れるよう一定の時間の間隔で走るというよりは、時刻表に合わせて一定の時刻に駅に到着するようになっている。
郊外など、人口密度の比較的低い地域を走る。
インターシティなど都市間優等列車や貨物列車などと軌道を共有する。
特急や貨物列車など各地を結ぶ鉄道路線の上を走ることにより、1から通勤用の新路線を建設する手間は省け、通勤列車網を構築する費用は格段に安く済む。しかし、長距離列車の遅れによる悪影響を避けるため、専用の軌道を通勤列車用にあてられることも多い。香港のMTR東鉄線や日本のJRでは、長距離列車と路線を共有しながら、地下鉄並みのキャパシティの列車(一両あたり300人以上で座席が少ない)を地下鉄並みの頻度で走らせている例もある。東京圏の中央線快速はその典型例であり、快速電車が高頻度で運転されている合間に特急列車が運行されている。

通勤列車専用の軌道の場合でも、その軌間はほとんどの場合に各国の標準的軌間を採用している。従って狭軌を採用している国や地域では通勤列車も同様である(日本スイスインド、あるいはオーストラリアの一部など)。

地下鉄と通勤列車を相互乗り入れさせるシステムや、通勤列車システムが独自の地下路線を持つ例も各国で見られる。こうしたシステムでは、密度の高い都心や住宅地では列車は地下を走り、密度の低い郊外に出たところで地上へ出ている。マドリードの近郊列車セルカニアスダブリンの近郊列車 (DART)、パリRERベルリンなどドイツやスイスのSバーンシドニーの近郊列車シティレールなどには地下路線が存在する。日本のJRにも地下鉄との相互乗り入れや、総武快速線・横須賀線JR東西線など地下路線を設けている例がある。

ヨーロッパやアジアなど人口密度の高い国では、都市間の距離が短いためにインターシティ・長距離列車と通勤列車の区別があいまいな例もある。たとえばベルギーやオランダのインターシティは走行距離が短く、面積の大きな国のコミュータートレイン並の距離・速度・列車設備で多くの通勤客を運んでいる。

地域によっては、地下鉄が通勤列車そのものの機能を持つ都市も少なくなく、通勤列車と地下鉄の区別はあいまいである。たとえば、東京圏の東京メトロ東西線有楽町線、および上海ソウルでは地下鉄1路線あたりの距離が長く、また始発・終着駅が郊外にあるため、地下鉄が通勤列車の様相を呈している一方、パリの地下鉄では路線が市内に限定されるため1路線あたりの距離は短く、通勤列車であるRERとは明確に区別される。アメリカカナダにおいては地下鉄ライトレールと違い、通勤列車はピーク時しか運行しない路線も多く、ほとんどの路線で電化もされていないなど地下鉄やライトレールなどと明確に区別される。

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出典:Wikipedia
2020/02/17 17:30
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