大津市中2いじめ自殺事件
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11.特記事項
2013年3月12日、自殺した中学生が在籍した学年(290人)の卒業式が開催された。自殺した生徒の父親も参加し、校長室で新たに赴任した新校長より卒業証書を受け取った[78]
被害者遺族は訴訟費用をまかなうために2012年7月16日に、訴訟の支援を訴えるホームページを作成した(下記外部リンク参照)。開設翌日の7月17日だけで36万件のアクセスがあり、7月19日までに訴訟を支援する寄付金が252件・185万円となった[79]。寄付金はその後も増え、2012年11月には1000万を超えた。
教育委の教育長は、2回目のアンケート調査を実施した直後にオーストラリアのモスマン市の視察に出張し5日間滞在した。視察後、この時期に視察に行く必要があるのかと批判を受け、教育長は不適切であったと認めた。視察に行ったことにより非難を受けたことはオーストラリアの新聞にも掲載された[80]
2013年3月、 [共同通信社]]大阪社会部のいじめ取材班が、緊急レポートとして新書「大津中2いじめ自殺〜学校はなぜ目を背けたのか」(PHP研究所)を出版。事件の全体像だけでなく、事後調査の在り方、被害者・遺族の置かれる状況、学校現場の課題などさまざまな角度から論じられている。なお同取材班の根本裕子記者は、社会で大きく注目されるきっかけとなった「自殺の練習」スクープで疋田桂一郎賞[81]を受賞。シリーズ連載「しまい込んだメッセージ」「真相に届かない」「先生はどこへ行った」など一連の報道も高い評価を受け、坂田記念ジャーナリズム賞特別賞を受賞した。
2012年7月6日、フジテレビジョンの情報番組情報プレゼンター とくダネ!にて、被害者遺族が市や加害生徒を相手に損害賠償を求めた訴訟の準備書面が、関係者の実名などを黒塗り加工した上で放送されたが、この資料の映像は関係者の名前の一部が判読できる状態で放送されていたことが翌日の7月7日になって判明[82]。問題発覚後の7月9日、同局は同番組内で謝罪した。同局のアナウンサーは9日の番組内で名前などの人権に関わる部分は黒く塗り潰して放送したと説明し、「大型のテレビで静止画を見ると、実名の一部が透けて見えることが分かりました」と述べて謝罪した。その後、この画面の画像は名前がよくわかるような状態に加工されてインターネット上に流出[83]し、ネット上では「被害者だろうが加害者だろうが、やっていいことと悪いことがある」などの批判の声や、「未成年でも悪質な事件の加害者は実名を出していいと思う」、「これからはイジメが起これば、『加害者』『被害者』『見逃した教師』の実名、住所、イジメの詳細を、その学校の生徒が『ツイッター拡散』できてしまう時代だと、親も学校も生徒も自覚した方が良い」などの肯定的な声、フジテレビの対応を批判する声なども上がった。
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(10.4.その他の事件)
[6]次ページ
(12.1.注釈)

78. “自殺生徒の同級生ら卒業式=「一緒に式に出たかった」―大津いじめ問題”. 時事通信. (3月12日13時10分) 
79. 大津の中2自殺 支援HP 1日で36万件 遺族側開設翌日 訴訟寄付も185万円(中国新聞夕刊 2012年7月21日 夕社会(全682字))
80. “Japan official criticised for Aust visit”. The Australian. (2012年8月2日) 
81. 新聞労連ジャーリズム大賞に置かれた賞。元朝日新聞の名物記者の名を冠し、人権を守り、報道の信頼増進に寄与する報道に与えられる。
82. “加害者実名?がネットに流出 フジテレビ映像を加工か”. スポニチアネックス. (2012年7月7日). http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/07/07/kiji/K20120707003628780.html 
83. “「とくダネ!」で謝罪 放送した資料に関係者の名前判読できる状態に”. スポニチアネックス. (2012年7月9日). http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/07/09/kiji/K20120709003643660.html 

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出典:Wikipedia
2018/04/13 19:32
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