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神戸高速鉄道
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1.概要
1.4.事業体制の変更による経営改善
神戸高速鉄道は1988年4月鉄道事業法施行により第三種鉄道事業者となった後も、第二種鉄道事業者から施設の保守管理や運行管理、駅業務の委託を受けるなど収入費用の計上方法は代わったものの、従来と実質的にほぼ同じ神戸高速線の経営リスクを有する運営体制を続けてきたが、輸送人員の減少、阪神・淡路大震災による長期の休業等で収入が減少する中、震災復旧や安全対策費用の増加により、収支はさらに悪化することとなった。このような中、経営改善を行うため、2010年10月から資産の保有と借入金の返済に特化した事業体制となり、以降は定額の鉄道線路使用料を収受し、これにより鉄道資産の減価償却費、借入金の支払利息等の経費を賄い、借入金の償還等を行っている。
なお神戸高速線は、2010年10月に策定した40年間の長期収支計画(国土交通省認可)に基づいて第二種鉄道事業者から定額の線路使用料を収受しており、同計画では支出の大部分を占める減価償却費及び支払利息の漸減に伴い、令和3年度(2021年度)には単年度収支がプラスに転じ、令和31年度(2049年度)には約29億円の繰越利益が見込まれている[6]

これに伴い、1988年から(法適用前の営業形態を維持するために)継続されていた「乗り入れ4社から神戸高速鉄道への業務委託」を廃止し、神戸高速鉄道が担ってきた自社線内の列車運行や駅舎、付随する施設の管理業務を第二種鉄道事業許可の区分(阪神=西代駅 - 元町駅間、阪急=新開地駅 - 阪急三宮駅〈現在の神戸三宮駅〉間、神鉄=湊川駅 - 新開地駅間)に従って、それぞれ実施する形態に2010年10月1日から改められた。この結果、東西線のうち阪神元町駅 - 西代駅間の列車運行管理業務は阪神電鉄が、阪急三宮駅 - 新開地駅間の列車運行管理業務は阪急電鉄が行うようになっている(ただし、阪急電鉄は高速神戸駅 - 新開地駅間の列車運行管理業務を阪神電鉄に委託)。また、駅運営管理については、西元町駅 - 高速長田駅間各駅の業務を阪神電鉄が、花隈駅の業務を阪急電鉄が行うようになり(駅の看板も阪神・阪急それぞれの仕様に交換された。新開地駅の神鉄のりばは神鉄仕様に交換されたものと従来のものとが混在)、路線の名称も西代駅 - 元町駅間が「阪神神戸高速線」、新開地駅 - 阪急三宮間が「阪急神戸高速線」、湊川駅 - 新開地駅間が「神鉄神戸高速線」となっている[7]。列車運行や駅運営などの管理業務を行ってきた神戸高速鉄道の従業員は、同日付でHRS(阪急レールウェイサービス)へ転籍したうえで、阪急・阪神(新開地駅のみ神鉄も)から委託を受けて従前同様の業務に従事している。その後、HRSへの委託から阪神電鉄の直営に変更され、転籍した従業員はHRSから阪神電鉄へ出向となっている。

したがって現在では、神戸高速鉄道は、阪神なんば線における「西大阪高速鉄道」や、JR東西線における「関西高速鉄道」と同様の会社となっているが、阪急・阪神・神鉄は神戸高速線の運賃について、自社の他路線とは切り離し独立した運賃体系をとっており[注釈 7]スルッとKANSAIでカードに印字される符号もKKのままであると共に、PiTaPaICOCAをはじめとした交通系全国相互利用IC乗車カードにおける印字も「神高」「神戸高速」となっている。かつて「神戸高速鉄道」の路線として営業がなされていた名残である。

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(1.3.阪急・阪神経営統合を契機とした東西線・南北線の改良推進)
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(2.歴史)
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出典:Wikipedia
2020/02/18 01:00
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