文学研究科、経済学研究科、法学研究科、経営学研究科、国際政治経済学研究科、総合文化政策学研究科、社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコース、法務研究科、国際マネジメント研究科、会計プロフェッション研究科の大学院が設置されている。敷地内には、学校法人青山学院本部や各系列校(青山学院女子短期大学、幼稚園〜高等部)も設置されている。正門から続く並木道はモダニズム建築家のアントニン・レーモンドが設計したと言われている。
最寄駅は表参道駅および渋谷駅である。JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京地下鉄副都心線の渋谷駅宮益坂方面の出口より徒歩約10分、または東京地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅B1出口より徒歩約5分。
敷地面積は68,305万平米(法人本部・女子短期大学との共用部分を含む)、各系列校も含めた総敷地面積は約12万平米である。明治中期に米国人ジョン・F・ガウチャーの寄付で開拓使農事試験場第二官園跡地[37](約3万坪)を購入し、その後も東京農業大学から短大・中等部辺りの敷地(5691坪)を購入し、現在に至る。
建物には建てられた順に1号館、2号館〜と番号が付いている(総合研究ビルは14号館、ガウチャー・メモリアルホールは15号館)。現在は13号館は欠番。(1999年度までは旧AVACO STUDIOを買い取り改装した建物が13号館として使用されていたがガウチャーメモリアルホール建築に伴い旧チャペルと共に取り壊された。)2001年に完成した大学チャペル兼教室研究棟のガウチャー・メモリアルホールなどがある。間島記念館(1929年建設)、ベリーホール(1931年建設)の2棟は2008年、国の登録有形文化財に登録された。交通量の多い国道246号側に総合研究ビルや体育館等大型施設を置いているため、キャンパス内は静か。現在、キャンパスの再開発が進んでいる。
「Christian universities online」の発表した「世界で最も美しいキャンパスのキリスト教大学ランキング (The 50 Most Beautiful Christian College & University Campuses in the World)」で、青山キャンパスは第2位に選ばれた。立地や登録有形文化財2棟や、印象的な並木などが評価された[38]。
社会情報学部と理工学部と地球社会共生学部の1-4年次、および理工学研究科、社会情報学研究科社会情報学コースが設置されているJR淵野辺駅からは徒歩7分の距離であり、駅周辺には桜美林大学のプラネット淵野辺キャンパスがある。
新日本製鐵跡地に2003年4月に開設されたキャンパスで、2002年度まで存在した世田谷キャンパスと厚木キャンパスを統合し開設された。敷地は約16万平米。校舎群の他に野球場(旧國學院大學相模原グラウンド)なども有する。キャンパス付近は東京のベッドタウンであるが、周辺広域には工場が多く、首都圏南西地域産業活性化フォーラムの一角を担っている。キャンパスに近接して体育施設の緑ヶ丘グラウンド、町田グラウンドも設置されており、運動部などサークル活動等に利用されている。また、野球場も併設されている。
キャンパス内には、ウェスレー・チャペルが設置されており、1時限と2時限の間に、礼拝の時間が設けられている。このチャペルは青山学院の源流であるメソジスト教会の創始者ジョン・ウェスレー、チャールズ・ウェスレーの兄弟にちなんでいる。チャペル内のパイプオルガンはデンマークのマルクーセン&ソン・オルガン社製(厚木キャンパスから移設された)。またステンドグラスは、滝沢やまとのデザインである[39]。