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3.水の知識の歴史概略
3.1.古代から18世紀まで
古代ギリシアの哲学者、一般に最初の哲学者とされる、紀元前6世紀ころの人物ミレトスタレスは、万物の根源アルケーを探求する中で「アルケーは水である」と述べたと伝えられている[6][7]

同じく古代ギリシアエンペドクレスは、空気古代ギリシア語: πυρ, α?ρ, ?δωρ, γη[8]ギリシア語: φωτι?, α?ρα?, νερ?, γη: ignis, aer, aqua, terra)を4つのリゾーマタ(古代ギリシア語: ?ιζ?ματα、「物質」の意で今日の元素のこと)とし、それの集合や離散によって自然界のできごとを説明する、いわゆる四元素説を唱えた[6]。これはアリストテレスに継承された。

古代インドでも、地、水、火、風 およびこれに空を加えた五大の思想が唱えられていた[6]。また中国においても、万物はの5種類の元素から成るとする五行説が唱えられた。

つまり、洋の東西を問わず、水は、基本的な4〜5種の元素のひとつだと考えられていたのであり、こうした水の理解は、2,000年以上にわたって人々の間で一般的であった。18世紀後半の時点でも、ごく一般的であった。

こうした理解に変化が生じはじめたのは18世紀末のことであり[6]、人類の歴史の中に位置づけると、ごく最近のことである。18世紀末に、キャベンディッシュが、金属と酸とが反応を起こすときに、軽い謎の気体(現在では水素と呼ばれているもの)が発生し、それは簡単に燃えて水になることを発見した[6]。また、ラボアジエが、この燃焼で化合する相手が空気中の酸素であることを確かめた[6]。これによって、(実は)水は元素ではない、という考え方が登場した。ただし、ラボアジエの実験があっても、人々の考え方がすぐに変わったわけではなく、人々は以前どおり四元素の考え方をしていた、学者らもおおむね四元素の考え方をそれまでどおり用いていた、と科学史家らから指摘されている。18世紀までの文献に現れる「aqua」、「water」、「水」などは、基本元素としての水だと理解するのが適切である。

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出典:Wikipedia
2019/08/22 09:30
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