社会主義インターナショナル
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1.概要
社会主義者の国際組織である第二インターナショナルが崩壊後、第三インターナショナル(コミンテルン)と社会主義インターナショナルがそれぞれ結成された。

1889年設立の第二インターナショナルは1914年の第一次世界大戦勃発によって崩壊し、1919年に共産主義者が第三インターナショナル(コミンテルン)を結成した。社会民主主義者は1923年に労働社会主義インターナショナルを結成し、第二次世界大戦後の1951年6月に現在の社会主義インターナショナルに再結成された。

社会主義インターナショナルは、反共主義、反・新自由主義と、自由人権民主平等博愛などのフランス革命アメリカ独立革命の精神、および複数政党制市場経済、社会的連帯、働く者の権利(労働基本権)、富の再分配などを提唱している。

有名な行動には、5月1日を国際労働者の日(メーデー)とした1889年の宣言や、3月8日国際婦人デーとした1910年の宣言があるが、これらは正確には第二インターナショナル時代のものである。

社会主義インターナショナルの関連組織には、1953年から段階的に創立された、ヨーロッパ各国の社民主義政党によって構成される欧州規模の政党欧州社会党(PES:The Party of European Socialists)などがある。

第二次世界大戦後、スペインポルトガルで独裁政治が民主主義に取ってかわった時、社会民主主義政党の再建を援助した。反共主義の立場をとっていたため、加盟政党と共産主義国との接触を長く禁じていたが、1974年には個別に接触をしてもよいこととなった。社会主義インターナショナルは、加盟政党として新たに旧イタリア共産党が社民主義に転換した左翼民主主義者(PDS)、モンゴル人民党(MPP)やモザンビーク解放戦線(FRELIMO)などの旧共産主義政党も受け入れた。南アフリカアフリカ民族会議のような党内の執行委員会に共産党が存在する政党も例外的に加盟している。

2006年のスペインで開催された世界大会には、アメリカ民主党リベラル派議員として知られ、2004年アメリカ合衆国大統領選挙の候補者にもなったハワード・ディーン民主党全国委員会委員長)が来賓として招かれた。

2012年、非民主的な国の独裁政党が社会主義インターナショナルに加入していることを批判していたドイツ社会民主党が社会主義インターナショナルへの10万ポンドの会費の支払いを停止した[9]。これを契機として2013年にはドイツ社会民主党が中心となってドイツ・ライプツィヒにおいて新たな社会民主主義の国際組織進歩同盟が設立される[10]。社会主義インターナショナルは進歩同盟から挑戦を受け、国際社会民主主義運動は分裂状態になっている[11]

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出典:Wikipedia
2020/01/18 07:00
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