佐原の町並み
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5.町並み保存活動の歴史
5.8.まちづくり運動の進展
東京三菱銀行(当時)は、三菱館の隣に店舗を建設して営業を続けていたが、2003年に撤退した。そこで佐原市はこの土地と建物を取得して、「佐原町並み交流館」への改修をほどこし、三菱館とあわせた新たな観光拠点づくりを進めた[100]。この施設は民間での運用が計画されていたため、今まで三菱館を中心に活動してきた考える会は2004年にNPO法人を取得した。佐原町並み交流館は2005年に市の運営でオープンし、2006年から考える会に業務委託された[101]。考える会は交流館で館内展示や観光案内などをおこなった[102]

また、考える会と市は2006年6月から、集客のために八坂神社で「小江戸佐原の骨董市」を共同開催した[103]。骨董市は現在でも月に1度開かれ、平均1,500人ほどの集客を生んでいる[103]

一方、町並みの各店舗で店を守っていた女性たちは、市や商工会議所の協力のもと、新たな団体「佐原おかみさん会」を結成した[104][105]。おかみさん会は2005年から「佐原まちぐるみ博物館」をはじめた。これは、各家がそれぞれ1つの博物館となって、家に保管されていた伝統的な道具や生活用品を観光客に紹介することで、佐原の伝統や文化に触れてもらうことを目的としている[104][106][107]

このほか、全国都市再生モデルとしての外国人観光客誘致事業(2003年以降)[108]、全国都市再生イン佐原の開催(2004年)[109]、大学生と協力した空き家解消などへの取り組み(2006年以降)[110][111][112]、小野川沿いの電線地中化などをおこなった。

このような官民一体となったまちづくり運動によって、佐原市(2006年に合併し香取市となる)は平成17年度優秀観光地づくり賞金賞を受賞した[113]。また、2009年には佐原の町並みが平成百景に選ばれた。観光客も増え、1976年で年間11,300人[22]、考える会の活動当初でも年間推定5万人[114]だった観光客数が、2009年には50万人を上回るようになった[115]

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(5.7.保存活動と観光事業の推進)
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(5.9.震災による被害と復興)
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出典:Wikipedia
2019/09/17 12:00
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