国鉄211系電車
▼人気記事ランキング
4.東日本地区での運用
4.1.グリーン車の改造編入および改造転用

0番台グリーン車の改造[編集]


後述の転用改造により0番台グリーン車4形式が改造された。なお、これらの車両には全てグリーン車Suicaシステム導入に伴うR/W(リーダ/ライタ)が座席上に取付けられている。

東海道本線用211系0番台グリーン車から改造された車両。転用されたグリーン車は当時のペアのまま寒冷地仕様への改造が施工され、原番号+1000番台に改番された。外観上は扉脇の半自動扱スイッチの設置が目立つ。
番号の新旧対照は次の通り(2007年4月1日現在)。 サロ211/サロ212-1 - 6 → サロ211/サロ212-1001 - 1006
サロ211形1000番台・サロ212形1000番台と同様に東海道本線用211系0番台グリーン車から改造された車両。改造内容もそれらと同様である。また、この形式は、転用先でも4号車に2階建グリーン車を揃えるため、2階建グリーン車を組込まれた際の両車共方向転換したままの姿で転用されている。
番号の新旧対照は次の通り(2007年4月1日現在)。 サロ210/サロ213-1 - 6 → サロ210/サロ213-1001 - 1006

113系2階建グリーン車の改造編入[編集]


後述の置換えおよび転用により113系2階建グリーン車の2形式が211系へ改造編入された。全車ブレーキ構造を113系から211系のもの(電気指令式空気ブレーキ)に変更する改造を施工されている[13]。これらの車両にも全てグリーン車Suicaシステム導入にともなうリーダ / ライタが座席の上に取付けられている。

トイレ・洗面所付きのサロ125形4両と車掌室付きのサロ124形20両からの改造。また、置換え対象編成が12本あることから、サロ125形4両は正向きに方向転換しサロ213形へ、サロ124形のうち8両は方向転換のうえ車掌室を撤去してトイレ・洗面所を設置する改造を行いサロ213形へ[13]、他12両は車掌室を残したままサロ212形へ改造され、各車原番号+100番台と改番されている。また、同時に側面行先表示器がLED化されている。
新旧番号対照は次の通り(2007年4月1日現在)[14]サロ125-1・2・3・5 → サロ213-101・102・103・105
サロ124-678・※9・※14・16・17・18 → サロ213-106107108・※109・※114・116・117・118
サロ124-135・※10・15・23・24・※25・※26・※27・※28・※29 → サロ212-101103105・※110・115・123・124・※125・※126・※127・※128・※129
※は元・大船電車区(現・鎌倉車両センター)所属の総武快速・横須賀線用サロ124形で、1996年(平成8年)1月 - 3月に国府津電車区(現・国府津車両センター)に転属し、新湘南帯(太帯)となった車両。
短期間で対象車全ての改造を施工させるため、車号を斜体文字で表したサロ124-1・3・5・6・7・8からの改造車は、引き続きTR69形台車を装着している。 前述の100番台と同様にサロ125形1両とサロ124形9両からの改造で、これらの改造車は10両中9両がトイレ・洗面所を装備しないサロ124形であることから、サロ125形1両は正向きに方向転換しサロ213形へ、サロ124形4両は方向転換の上車掌室部分にトイレ・洗面所を設置する改造を併せて施工しサロ213形へ、他の5両は車掌室を残したままサロ212形へ改造され、さらに全車寒冷地仕様への改造(扉脇の半自動扱スイッチの設置等)も施工されたことから、各車原番号+1100番台と改番されている。また、これらも側面行先表示器がLED化されているが走行中に消灯する機能はない。
番号の新旧対照は次の通り(2007年4月1日現在)[14]サロ125-4 → サロ213-1104
サロ124-2・※12・20・22 → サロ213-1102・※1112・1120・1122
サロ124-4・※11・※13・19・21 → サロ212-1104・※1111・※1113・1119・1121
※は前述の100番台を参照。
前述の100番台と同様車号を斜体文字で表したサロ124-2・4からの改造車は、引き続きTR69形台車を装着している。また、カラーシートの貼り方が異なる横須賀線系統からの転入車を改造した車両(※の付いた車両)のカラーシートの貼替は実施されなかった。

東海道本線用グリーン車の置換え[編集]


2004年10月から2006年3月にかけて東海道本線東京口で運用されていた国府津車両センター所属の113系がE231系に置換えられるのに伴い、211系仕様で製造され113系に組込まれていた2階建グリーン車34両(サロ125形5両・サロ124形29両)を211系に改造編入することとなった。2階建グリーン車は高崎線・宇都宮線にはあった。ただ、平屋車を併用していた東海道本線用グリーン車についてはグリーン車をすべて2階建車に置換えることとして、2階建グリーン車34両のうち24両(サロ125形4両・サロ124形20両)を東海道本線用に改造編入した。また、平屋車とそれとペアを組む2階建車12組24両を捻出し、残りの10両と共に高崎線・宇都宮線として転用することとした。また、113系が全てE231系に置換えられた2006年3月18日のダイヤ改正から東海道本線伊東線でもグリーン車Suicaシステムが運用開始となることから、それに対応するための改造も併せて実施されている。なお、後に新製されたサロ213形+サロ212形の2組4両に動きはなく、グリーン車Suicaシステム対応改造を施して東海道本線東京口で引き続き運用された。

グリーン車の東北本線(宇都宮線)・高崎線への転用[編集]


前述の東海道本線用211系グリーン車の全面2階建化によって捻出される平屋+2階建(サロ211+サロ212×6組とサロ210+サロ213×6組)の12組24両と、東海道本線で運用していた113系のE231系への置換えに伴って余剰となるサロ125形1両・サロ124形9両(計34両)を活用し、東北本線(宇都宮線)・高崎線用211系にもグリーン車を連結することとなった。これにより、5両編成を2本合わせてサハ2両を抜き、グリーン車2両を両編成の向い合う先頭車間に連結するという組成変更を行った。これは貫通編成にするには編成を丸ごと方向転換する必要があること、211系の場合普通車付随車であるサハにはトイレ未設置であり、貫通編成にした場合にサハへのトイレ設置工事が必要なことなどによる。グリーン車の組込は3000番台の編成34本を使用して行われ、2006年9月までに10両基本編成17本が組成された。登場当初は、乗務員室に従来の編成番号札も存置したまま新たな編成番号札を追加したが、全17編成が出揃ったことから、従来の編成番号札は取外された。

当初は、1000番台も使用して組成変更が行われる予定であったが、1編成あたりの定員に差が出ることや、後述のE231系投入計画の変更に伴い房総地区への転出が予定されることから、組成変更の予定はなくなった。1000番台は付属編成として使用された。



E231系のグリーン車に導入しているものと同じグリーン車Suicaシステムを導入するため、全座席の上部にSuicaをタッチするためのリーダ /ライタも設置された。

グリーン車組み込みにより編成から外され余剰となったサハ211形3000番台34両は全車廃車となり、2006年5月30日に4両、6月14日に6両、7月9日23日8月8日にそれぞれ8両ずつが長野総合車両センターへ回送され、その後解体がおこなわれた。なお、長野総合車両センターに留置しきれなかった車両は、長野駅の留置線や北長野駅の側線、豊野駅の中線に留置された。

廃車・解体されたサハ211形3000番台は以下の通りである。

1986年製(24両):サハ211-3003・3004・3007・3008・3011・3012・3015 - 3018・3021・3022・3025・3026・3029・3030・3033 - 3038・3043・3044
1990年製(4両):サハ211-3097・3098・3101・3102
1991年製(6両):サハ211-3111・3112・3115・3116・3119・3120
113系2階建グリーン車34両(サロ125形5両・サロ124形29両)を改造編入し、上記のサハ34両を廃車したため、組成変更の前後で211系の総両数に変化はなかった。

なお、同じ頃に両毛線前橋駅 - 前橋大島駅間で踏切事故に遭い、側面が大破したクハ210-3013の復旧に際し、廃車となったサハ211形の車体の一部分を切り取り再用している[15]

[4]前ページ
(3.3.5000・6000番台)
[6]次ページ
(4.2.E231系投入計画変更と211系の房総地区への転用)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2020/01/25 23:30
ソ人気記事ランキング
2020/01/27 更新
 1位日本
 2位唐田えりか
 3位少年誘拐ホルマリン漬け事件
 4位東出昌大
 5位杏 (女優)
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant