国際連合開発計画(こくさいれんごうかいはつけいかく、
英語:
United Nations Development Programme、略称は
UNDP)は、世界の開発とそれに対する援助のための
国際連合総会の補助機関である。
1965年設立。本部は
ニューヨーク。常設駐在所は世界132箇所。
開発途上国の経済、社会的発展のために、プロジェクト策定や管理を主に行っている。その中には、資金や技術援助を与えるための調査も含まれる。
所得向上や
健康改善、さらには
民主的な
政治、
環境問題と
エネルギーなど、あらゆる開発に関するプロジェクトが扱われる。実際のプロジェクト実施は、多くの組織や団体、機関などとの連携で行われる。
UNDPの活動に密接に関連する、国際連合ボランティア(UNV)、国際連合資本開発基金(UNCDF)、
国際連合婦人開発基金(UNIFEM)の3つは、UNDPに委託されている
[1]。
執行理事会は、36箇国で構成され、3年の任期で
国際連合経済社会理事会より選出される。
1990年以降、毎年各国の開発進捗状況の調査結果をまとめた『
人間開発報告書』が出版されている。
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