国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態
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概要
国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(こくさいてきにけねんされるこうしゅうえいせいじょうのきんきゅうじたい、Public Health Emergency of International ConcernPHEIC)とは、大規模な疾病発生のうち、国際的な対応を特に必要とするもの。従来は黄熱病コレラペストの流行を指していたが、新興再興感染症やバイオテロに対応する必要性や、伝染病検知の隠蔽防止の観点から国際保健規則が2005年に改定され、原因を問うことなく国際的な公衆衛生上の脅威となりうるあらゆる事象が対象となった[1]

世界保健機関 (WHO) 加盟国はPHEICを検知してから24時間以内にWHOに通告する義務を負い、WHOはその通告内容に応じてPHEIC拡大防止のための迅速な手段を講じる[2]。194ヶ国に通じる法的拘束力を以て、WHOによる疾病の予防、監視、制御、対策が施され[3]、強制力はないもののWHOは出入国制限を勧告することができる[4]。これまでにPHEIC指定された事態は以下の通り。

2014年野生型ポリオの世界的流行[7][8]
2014年の西アフリカエボラ出血熱流行[9]
2015年のジカ熱の世界的流行[10][11][12]
2018-2019年のコンゴ民主共和国北キブ州でのエボラ出血熱流行[13][14]
2013年7月頃のMERS中東流行の際もPHEIC指定が検討されたが、委員会により却下された[15][16]MERSは2015年春にも韓国でアウトブレイクしており、PHEIC指定が検討されている[9]

[編集]

Regulations (2005) Emergency Committee for Ebolavirus disease in the Democratic Republic of the Congoon 17 July 2019] (PDF)” (英語). 世界保健機関 (2019年7月17日). 2019年7月19日閲覧。

関連項目[編集]

保健所
感染症法#感染症の分類
出入国管理法 第五条 外国人の上陸拒否検疫法

外部リンク[編集]

感染症法に基づく医師の届出のお願い|厚生労働省:PHEIC連絡票(感染症連絡票)の様式等
出典:Wikipedia
2019/07/24 17:32
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