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5.用途
5.1.工業用品としての利用

工学、メッキなど[編集]


電気伝導体としての利用
電気抵抗が小さく、延性が高いためコンピュータ (CPU) などの回路、電子部品ワイヤ・ボンディングなどに用いられる。ただし最近は、より安く導電率が同等のが台頭している。
高い導電性と酸化による腐食に対する強い耐性から、表面を金メッキしたものは年月を経ても錆びないため、電子部品の電導体やコネクタの部品として広く利用されている。の方が導電性は高いが、空気中では表面に硫化物を生成して導電性が低下するため、金のほうがコネクタの材料としては優れている。また、近年では廃棄された工業用品(主に携帯電話スマートフォンなどの電子基板)を溶解して、金やリチウムなどの貴金属や希少金属(レアメタル)を抽出する事業(いわゆる都市鉱山)も展開されている。
可視光、非可視光、電磁波ともによく反射するため、宇宙服バイザー人工衛星の保護剤、電子戦機EA-6 プラウラーコクピット電磁シールドとして使用される。
航空機の窓に防氷・防曇用ヒーターとして、極薄く引き伸ばした金等が挟み込まれている
高温になるエンジンの熱からドライバーを保護する目的で、F1マシンのシートやエンジン本体にシート状の金を貼る[8]
フルートをはじめとした管楽器などの材質(管やキィ部分)に用いられる。

化学[編集]


触媒として広く利用されている。表面化学の研究の進展により主に単結晶表面での反応性が調べられ、極めて不活性であると考えられてきた。しかし、春田正毅らによって、金の粒子径(1 - 10 nmでの)制御により一酸化炭素を-78 °Cの低温下でも二酸化炭素に酸化できるという発見、および酸素水素混合ガスを酸化剤に用いてプロピレンを選択的にエポキシ化できるという発見がなされてから一転、金触媒ブームが巻き起こった[9]。また、金の様々な合金はこの分野で作られたのが初めである。
金化合物を酸化第1錫(SnO)とともに弱い酸化雰囲気下でガラスに溶融すると、ワインレッドに近い色を発色する。これを金赤と呼びガラスの着色技術として利用されている(クランベリーガラス)。
金コロイドは0.3μm 程度の粒径を持つ。非常に強烈な色素として多くの研究室で応用が研究されている。

生物学・医学[編集]


走査型電子顕微鏡で用いる生物のコーティング材として用いられている。
鍼治療用として、金を含む材質の鍼が製造されている。一般的なステンレスの鍼に比べて高価なため、金の鍼を使うのが効果的とされる特異な症状に対して、コスト面で折り合いがつく場合に用いられる。
歯科の治療に用いる歯冠として古くから利用されている。金歯や金パラ(金銀パラジウム合金、銀歯の一つ)として使われていたが、現在はコバルトクロム合金やセラミック材料などのより安い素材に置き換えらつつあり、金の使用は減少しつつある[10]。しかし、日本では金銀パラジウム合金が医療保険適用となっているため、日本での歯科用途での金の使用は減少していない[10]
放射性同位体 198Au(半減期2.7日)はいくつかのの抑制治療に用いられている。
金シアン化合物が、結核菌の増殖を抑えることが1890年ロベルト・コッホにより見出され、金チオ硫酸ナトリウム、金メルカプトペンゾールなどが、結核の治療薬に用いられた。やがて、それまで結核の一症状と考えられていたリウマチが、別の病気であることが判明し、1960年頃までに主にヨーロッパで金チオマレイン酸、金チオグルコースなどが開発された。これらが自己免疫疾患を抑えるのに有効である判明してからは、副作用を抑えたリウマチ性関節炎に有効な治療薬(ミオクリシン、オーラノフィン等)も開発され、日本では調剤報酬適用として薬価収載されている。金剤によるリウマチ治療は「クリソテラピー」と呼ばれる。
金を静脈中に投与すると、肝臓に選択的に分布することが知られており、同位体を用いた診断が行われていたことがあった。
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出典:Wikipedia
2019/12/12 19:30
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