京義線・東海線鉄道および道路の連結事業
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8.貨物営業運転の開始
韓国の?山と北朝鮮の鳳東を定期的に往来し開城工業団地の貨物を輸送する西海線/京義線貨物列車は2007年12月11日に運行を開始した。

定期列車が今回開通したのはソウル北方の?山駅から開城工業団地近郊の板門駅までの16.5キロの区間。2 - 3年後に開城工業団地に隣接する鳳東駅に貨物ターミナルが完成するまでは手前の板門駅までの運行となる。初日は運行スケジュールが変更されたが、その後は週末を除く1日1往復の運行で、毎日午前9時に都羅山駅を出発し、折り返しは午後2時に板門駅を出発する。 貨物列車は機関車1両、貨車10両、車掌車1両の12両編成で、韓国から原材料や資材を運び、工業団地からは製品の靴、衣料品、時計などの製品を輸送する。ただし、輸送する貨物がない場合に限り、機関車1両、貨車1両の2両編成で運行される。輸送コストは従来のトラック輸送の7割程度に抑えることができる。

南北鉄道連結は、2000年の第一回南北首脳会談で合意され、2007年5月17日、東・西海線鉄道連結区間で列車の試運転が実現した。10月の第二回南北首脳会談で開城工業団地の大規模な拡大と、鳳東 - ?山間の貨物列車の定期運行が合意された。その後、北南総理会談(11月14 - 16日)で具体的な日時を確定し、人民武力部長(国防相)級会談と実務レベル会談を通じて軍事的保障措置に合意した。南北を結ぶ定期列車の運行は、1951年6月12日ソウル - 開城間の運行が中断されて以来56年ぶりとなり、鉄道を利用した南北経済協力時代が幕を開けるものと期待される。南北は11日から平壌-開城高速道路補修のための共同調査を開始。12日からは開城 - 新義州間の鉄道補修に向けた共同調査に入る。

このように運行を開始した貨物列車であるが、実際には貨物列車の9割近くが何の貨物も積んでいない空車状態で運行されていたことが明らかになった。現在開城工業団地で製造されているのが衣料品を中心とした軽貨物、その多くがソウル首都圏への輸送となっていることから、貨物列車輸送によるメリットが生かされていないことが原因である。

2008年11月24日、北朝鮮側が12月1日以降の南北間の列車往来を認めないと発表し、韓国側でも2008年11月28日をもって運行中断することが決定、運行開始からわずか1年あまりで再び中断した。運行最終日も積荷はゼロであった。

2018年8月、南北首脳会談で合意した鉄道近代化事業の一環として、韓国の列車が10年ぶりに軍事境界線を越えて、ソウルから新義州まで南北共同調査を実施する予定であったが、国連軍司令部が48時間前までに通行計画を提出しなかったことを理由に不許可にしたため、調査は延期された。11月30日、延期されていた共同調査が開始され、18日間をかけて京義線、東海線を調査する。特に東海線を韓国の列車が走行するのは分断以降初となる。

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(7.試運転の計画(2007年))
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出典:Wikipedia
2018/11/30 09:30
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