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機内食
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3.日本の航空会社の機内食
3.1.国内線

歴史[編集]


日本国内では、第二次世界大戦前に国内線に就航していた大日本航空が、国内線の乗客に軽食を提供していたのが始まりとされる。

第二次世界大戦後は、日本航空(JAL)が、アメリカノースウエスト航空から乗員とともにリースしたマーチン2-0-2型機「もく星号」で、1951年10月25日に羽田空港 - 伊丹空港 - 福岡板付空港間の定期旅客運航を開始(機体はこの半年後、52年4月9日にもく星号墜落事故で失われる)。この第一便の往路には東京ステーションホテルが、そして復路にはロイヤル株式会社(現在のロイヤルホールディングス株式会社)が、卵とハムのサンドイッチ魔法瓶に入れた紅茶を機内で提供したのが、戦後の機内食の始まりである。

その後、同社に追従して他社も朝の便や夕方から夜間の長距離路線では箱詰めにされたパン類やスープなどの軽食が提供され、その他の時間は菓子(茶菓)が提供されるようになる。国際線とは異なり、飛行時間の短さや提供人数の多さによる積載量とコストの観点から、少量でギャレーでの加熱を要さない冷製の食材(おにぎりサンドイッチ)が用いられた。また、日本航空、全日本空輸(ANA)、日本エアシステム(JAS)の大手3社がスーパーシートを導入した後は、3社ともに昼食および夕食時には加熱された機内食が提供されるようになった。

1998年の新規航空会社の参入に伴い、事前購入型運賃の充実による航空運賃を引き下げる価格競争に入ったことから、大手3社では1999年3月をもって普通席での軽食サービスは全廃され、全ての時間帯で菓子のみの提供となる。そして2000年頃からは菓子の提供も取りやめ、飲料のみの提供となった。

普通席での提供廃止後も、大手3社のスーパーシートでは早朝・夕方出発便で提供されてきた。日本航空では、日本エアシステムの事業が統合された2004年にスーパーシートを廃止し、クラスJへの転換を図り茶菓のみの提供となったが、2007年12月に国内線ファーストクラスの提供を開始し本格的な機内食の提供が再開された。その後全日本空輸も「スーパーシートプレミアム」を提供するなど上位クラスのサービス向上が図られている。

航空業界の規制緩和政策により1990年代後半より順次設立された新規航空会社では会社によりサービスにばらつきがある。スカイマークがかつて設定していた「シグナスクラス」やアイベックスエアラインズの早朝便ではかつて軽食の無償提供を行なっていたが、現在はとりやめている。現在無償で食事の提供を行っているのはフジドリームエアラインズAIR DOの一部便のみで、パンや茶菓に限られている。2012年より順次開設した格安航空会社は機内食の提供を行っているが、飲み物を含めすべて機内販売という形で有料提供されている。コミューター路線は距離や機材の規模から行なわれないことが多いが、天草エアラインのみ通年で飲物や茶菓の提供が行われている。

大手2社[編集]


国内線ファーストクラス
朝は和定食または洋定食、昼は重箱弁当ならびに茶菓、夜はなだ万などの有名料亭や、アロマフレスカなどの有名レストラン監修のセットメニュー。10日ごとにメニューが変わる。また、カップ麺うどんですかい)や軽食、クッキー等の茶菓も用意されている他、飲み物に普通席やクラスJなど他の下位クラスにはない、シャンパンをはじめとするアルコール飲料が加わる。
クラスJ
以前は運航時間が比較的長い路線では茶菓と飲み物、それ以外の路線では飲み物のみが提供されていたが、2011年4月1日からは飲み物のみとなった。ただし那覇発着便ではビール・ノンアルコールビール・ブルーシールアイスクリームが有料で提供される。なお選べる飲み物の種類は普通席とは異なるほか、一部の短距離路線では温かい日本茶は提供されない。
普通席(飛行時間が30分程度の便は除く)
コーラやオレンジジュースなどのソフトドリンク、コーヒーや紅茶、緑茶やコンソメスープなどの飲み物が全ての乗客に提供される。さらに路線によりキャンディが提供されるほか、クラスJ同様那覇発着便ではビール・ノンアルコールビール・ブルーシールアイスクリームが有料で提供されるが、一部の短距離路線では温かい緑茶は提供されない。

普通席(飛行時間が30分程度の便は除く)
2010年4月から2012年5月までは水とお茶以外の飲料はすべて有料での提供となっていた。水とお茶も基本的に注文した乗客のみにしか提供されなかった。2012年6月からは、格安航空会社との差別化の観点から、無料サービスを再開している。2013年4月からは、ビーフコンソメスープの無料サービスも再開した。日本航空同様キャンディが用意されるが、申告制となっている。
すべての路線で菓子ならびにアルコール飲料が有料で提供されているほか、札幌(新千歳)-大阪(伊丹)大阪(関西)福岡線、札幌(新千歳)・仙台東京(羽田)名古屋(中部)・大阪(伊丹)・大阪(関西)-那覇線、東京(羽田)・名古屋(中部)・大阪(関西)-宮古線、東京(羽田)・名古屋(中部)・大阪(関西)・福岡-石垣線に於いてはハーゲンダッツのアイスクリームならびに路線限定の軽食も有料で提供される。なお2017年10月28日までは事前予約すればプレミアムクラスと同じ食事が有料で提供された(但し、プレミアムクラスが設定されている一部便に限られていた)ほか、有料でオリジナルスープの提供もあった。

路線開設当初は経費削減のため希望者に飲料水を提供するのみであったが、2000年頃よりビール類の有償提供を開始したのを皮切りに、ANAとのコードシェアを開始した後はコーヒー緑茶、オリジナルオニオンスープの無償提供やアルコール類の種類拡充などを図っている。さらに2015年11月からは有償でスープカレーの提供を開始。2016年11月より味噌バター雑炊に置き換えたほか平日早朝の羽田−新千歳線限定でパンの無償提供を行なうようになった[9]。これらの商品は北海道特産のものを使用している。

茶菓一例


以前は早朝便に限り食事、夜間便に限りアルコールの提供を行っていたが、現在はコーヒー、ジュース、お茶のみとなっている。

格安航空会社[編集]


他国の格安航空会社同様、弁当や飲料などは全て有償での提供となる。食べ物と飲料を同時に注文することで若干割安になる他、食べ物は夜間〜深夜の便では割引で販売されることもある。

コミューター路線[編集]


天草エアラインではパックジュースや茶菓の無料提供を行っている。
オリエンタルエアブリッジでは原則食事や飲物の提供を行なっていないが、期間限定で茶菓の無料提供を行うことがある。
[4]前ページ
(2.2.アメリカの国内線)
[6]次ページ
(3.2.国際線)
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出典:Wikipedia
2020/01/25 21:31
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