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機内食
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5.機内食の内容と特徴
5.2.機内食の特徴

調理[編集]


機内食には膨大な量の食材が必要となるため地上の工場で調理した生鮮食品は急速冷凍庫で凍結保存される[18]

安全規制により、民間航空機内では直火を用いることができないため、客室乗務員が地上で調理された機内食をギャレーで温めて提供する[19]

主菜は半加工品。冷蔵状態で搭載され、配膳の直前に加熱される。例えば牛ステーキ肉の場合、工場出荷段階では半生状態にして、機内で再加熱する。加熱方法はオーブンで数個ずつ加熱する方法(主にボーイング747-400より前に路線就航した旧型機)と、各トレイに加熱板を備えて主菜だけを一斉に加熱する方法(主にボーイング747-400以降の機種)とがある。但し前者の場合、使用するオーブンは、マイクロ波で加熱する電子レンジでは、航空機の運行に支障をきたす(漏洩電波で航法無線が使えなくなってしまう)為、水蒸気を使うスチームオーブンレンジのみとなる。

高度1万メートルにある気圧の低い機内では、与圧による湿度低下により味覚が鈍くなる[19]。そのため、通常の食事よりも濃い味付けが必要になる。エミレーツ・フライト・ケータリング(EFC)の機内食の管理責任者であるヨースト・ハイマイヤーは、与圧の影響について、エアバスA380やボーイング777など新型機では、新技術の導入などによって機内は標高2,500mにあるスイスアルプスのヴェルビエとほぼ同じ状態であると指摘し、地上ほど繊細な繊細な味を上空で味わうことはできないかもしれないが、大胆な味付けにより軽減できるとしている[19]

配膳[編集]


客室乗務員がカートに載せて通路から各席の可動式テーブルに配膳する。機体の前後や、ワイドボディ機では主翼付近(ギャレーのある位置)から順番に回る。なお、種類の選択が可能な場合、マイレージ上級会員から先にオーダーを取り選択肢を残すようにしていることが多い。

食器[編集]


エコノミークラスではプラスチック製、またはアルミ製の容器が多い。ビジネスクラス以上は陶磁器製の食器が使われる。

ナイフ、フォークなどは、コスト削減を主眼に、使い捨てが可能なプラスチック製を使用している。基本的にビジネスクラス以上では、金属製のカトラリーが用いられ、航空会社によってはエコノミーでも、環境保護の観点から金属製を用いる航空会社もある。近年は航空燃料節約の観点から、軽量化食器の開発が盛んである。

機内食工場とフードローダー[編集]


機内食工場は、多くが2階建てになっていて、1階は空のカートを回収して食器を洗浄、2階は調理・配膳とトラックへの積み込み口になっている。空港近隣の機内食工場から、航空機へ機内食を盛りつけしたカートを輸送するトラックを「フードローダー(Food Loader)」と呼び、工場での積載時と航空機への積み降ろしのときに、荷台が機体の高さまで持ち上がる。なお航空機へ機内食を積み込むときは、ローダーの前から行う。

エミレーツ航空の子会社エミレーツ・フライト・ケータリング(EFC)のドバイの工場では毎日300万点の使用済み食器や器具類の洗浄が行われている[18]

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出典:Wikipedia
2020/01/25 21:31
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