サービス終了のお知らせ
機内食
▼人気記事ランキング
5.機内食の内容と特徴
5.1.機内食の内容

エコノミークラスの一般的な構成[編集]


1人前をトレーに載せて配膳する。

主菜(メインディッシュ:加熱して提供される。ご飯を含む場合もある)
通常は2種類のメニューを搭載する。
副菜(サラダ等、野菜中心のことが多い。これ以外にも、例えば日本線の場合は、蕎麦寿司等が、韓国発着便はキムチがそれぞれ提供されることもある)
パン
デザートまたは果物
飲み物(一部中東の航空会社を除きも選択可。欧米便では炭酸水がそのまま出されることもある)
酒は上級席種では無料であるが、エコノミークラスでは酒の種類によっては有料となることもある。エールフランスはエコノミークラスでもシャンパンが無料で提供されている。

主菜は、肉と魚、鶏と牛など2種類の料理の中から選択できるが、先着順のため一方しか残っていないこともある。このため、「余っている方のメニュー」を注文すると客室乗務員に喜ばれることがある[11]

近年では顧客獲得のため、機内食のメニューを選択出来ることも多い。たとえば、日本航空を始めとする日本の航空会社では、和食をメニューの一部に入れる他、大韓航空ではビビンバタイ国際航空ではタイカレーブリティッシュ・エアウェイズではイングリッシュ・ブレックファストなど、故郷料理を選択出来る様、提供している。またエールフランスの長距離路線では、シャンパンやパンの無制限での提供が行われる。

ファーストクラス、ビジネスクラスの一般的な構成[編集]


コースメニューとなっており、いずれも3 - 4種類から選択できる。エコノミークラスと異なり、事前にメニュー(主菜)の予約を受け付ける航空会社も多い。また、その国の郷土料理を提供する航空会社もある(特別食。要事前予約)。配膳は料理ごとに行われ、各席で食器に盛りつける。近距離路線ではボックスミール(弁当)になることもある。長距離路線ではサンドイッチピザアイスクリームラーメン等の間食が用意されていることが多い。アラカルトで自分の都合の良いタイミングで頼むこともできる。

食前酒
カナッペ
前菜・オードブル
スープ
サラダ
主菜
副菜
パン
チーズ
ポートワイン
デザート
果物
ケーキ
アイスクリーム
コーヒーまたは紅茶
チョコレート
飲み物はアルコールを含めて無料である。ただし、中東などイスラム教上の理由で、アルコール飲料が提供されない場合がある。ファーストクラスでは、サロンやドン・ペリニヨンクリュッグ等のシャンパンを用意している航空会社もある。

朝食[編集]


ランチやディナーと異なり、あっさりした軽めのものが多い。国際線では主に到着前の2回目の食事で提供される。また、「朝」に当たらない時間帯の軽食を「リフレッシュメント」と呼ぶこともある。

シリアル食品コーンフレークオートミールなど)
パン
サンドイッチ

オムレツ
おにぎり
デザート(果物やヨーグルト

特別食[編集]


ほとんどの航空会社では、医学的・宗教的理由(いわゆる食のタブー)によって通常の機内食を食べられない乗客のために、特別食(スペシャルミール:英語: Special meal)を用意している。

特別食の具体例としては以下のようなものがある。

宗教食
ムスリム・ミール(ハラール認証済み) - イスラム教の信徒や豚肉アレルギーを持つ者向け。豚肉やその副産物・類(アルコール)を含む食品を使用しない。
ヒンドゥー・ミール - ヒンドゥー教徒向け。牛肉を使用しない。
コーシャ・ミール - ユダヤ教徒向け。事前にカシュルートに則った祈祷済み。予めパックし密閉された状態で提供される。パスオーバー期間中には、慣習に従った特別料理が出る。
ベジタリアン・ミール - 菜食主義者ジャイナ教徒向け。
アジアンベジタリアン向け - 肉類、魚介類、卵類を使用しない。
完全菜食向け - 上記に加え、根菜、キノコ類、乳製品も使用しない。
医療食(これらは特に守られないと、食べる乗客の命に関わる事態に発展する)
低塩食 - 調味用のを使用しない。
カロリー食 - 油脂砂糖を使用しない、繊維質の増強など。
糖尿病食(カロリーバランスの計算、糖分を抑える、繊維質の増強など。低カロリー食と統合されている場合がある)
コレステロール
五大(七大、あるいは全25種)アレルギー排除食
子供向け
離乳食 - 1歳未満の乳幼児向け。
チャイルド・ミール - 量がやや少なく、子供に好まれる味付けや盛り付けがされている。搭乗記念の玩具が付属している事もある。機内版お子様ランチといった趣き。
地域別特別食
和食デルタ航空[12]シンガポール航空[13]
シーフードミール (シンガポール航空エミレーツ航空[14]
特別食はどの機体にも常備しているわけではなく、大抵は事前に(多くは出発24時間前までに、祈祷など手数のかかるコーシャ・ミールは48 - 72時間前に)予約を要する。ただし、航空会社や目的地によっては乗客の需要が異なるため、2種類ある通常食の一方がベジタリアン・ミールだったり、ムスリム・ミールのみ(例:エミレーツ航空[15])となることもある。

特別食は、信条や信仰宗教とは無関係に申し込みできる。例えば、豚肉アレルギーを持つ人間がイスラム食を申し込むことは可能である[16]

提供される個々の特別食の詳細(例えばベジタリアン・ミールといっても宗教ごとに材料の違いから複数ある)については、各航空会社の公式ウェブサイトなどの案内を参照のこと。

乗務員向け[編集]


万が一食中毒が起こった時に乗務員が全員発症して機内に混乱を招くという事態が起きることのないよう、客室乗務員の一部は乗客と異なる食事を摂る。また、特に操縦クルーについては、同様の理由で操縦不能という最悪の事態(コメディ映画フライングハイ』ではこれが守られなかった結果何が起きるかが描かれる)を防ぐため、機長(もしくはPIC)と副操縦士(もしくはSIC)は、機内食はもとより、地上での食事でも、それぞれ食材・調味料などが全く異なるものを食べる[17]。操縦クルーの場合、選択肢は機長の意思が優先される場合が多い為、副操縦士は好きなメニューを選べない事がある。

多くの航空会社では、クルー向け機内食はビジネスクラスと同程度の食材・献立をエコノミークラスの食器などに簡易的に詰めたものである。また、ルフトハンザドイツ航空のように、客室乗務員用の食事が用意されていない航空会社もある。その場合、客室乗務員の食事は、ビジネスクラスやファーストクラスの乗客向けに調達された機内食から、余った物が食事として割り当てられることもある。また、大規模な空港の多くでは、事前に乗務員用の機内食を購入することが可能となっている。

チェジュ航空など一部の航空会社では、「パイロット機内食」として、乗務員向けのメニューを乗客に提供をしている例もある。

貨物機の場合[編集]


貨物機にも小規模ながら機内食の設備があり、遠距離便を中心にエコノミークラス相当の食事が用意されるが、客室乗務員がいないため手の空いている乗務員(主に航空機関士か副操縦士)が用意する。貨物の関係で乗務員以外の者が貨物機に添乗する場合はその人間の分も手配されるが、乗務員の飲酒を防ぐため飲み物に酒類は含まれない。

政府専用機の場合[編集]


政府専用機の機内食は、本国もしくは訪問先であらかじめ発注し、積み込まれるのが基本である。日本国政府専用機の場合はJALの関連会社であったティエフケーが機内食を担当し、同社では他国の専用機の機内食も受注・納品する。

例外として、アメリカ合衆国大統領専用機のエアフォースワン(VC-25)は、機内にキッチンが2箇所備わっており、同機が拠点とするメリーランド州アンドルーズ空軍基地で全日程の食材を一括で仕入れ(毒物混入防止の為、現地調達は禁止。また、食材は近隣の食品店で隊員が身分を隠して購入)、基地内の厨房で下ごしらえしたものを真空パックで保管して積み込み、機内で仕上げをして提供される。この為、米空軍の給仕係も「シェフ」として搭乗する。

[4]前ページ
(4.中東の航空会社の機内食)
[6]次ページ
(5.2.機内食の特徴)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2020/01/25 21:31
ソ人気記事ランキング
2020/02/20 更新
 1位日本
 2位水野朝陽
 3位岡崎美女
 4位黒谷友香
 5位2月19日
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant