海がきこえる
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1.小説
氷室冴子による原作の小説は、徳間書店『月刊アニメージュ』に1990年2月号から1992年1月号まで(1991年2月号は未連載)連載された。懐かしさやノスタルジーを感じさせる作風や、挿絵をスタジオジブリ近藤勝也(のちのアニメ化の際には作画監督を務めた)が担当したことも話題になり、若い世代を中心にじわじわと人気を得た。
連載は、当時の『アニメージュ』編集部が「アニメ絡みでない、メジャーな作家さんの作品を載せたい」と考えたのがきっかけで、その後コバルト文庫の第一人者である原作者と密に連絡を取り合い始めた。そして、スタジオジブリの『魔女の宅急便』の試写会の際に「この映画と同じようなエンディングの作品を書きたい」と原作者が感想を述べたことで、連載がほぼ方向づけられた[1]
連載で用いられた挿絵は、原作者の構想メモをもとに近藤勝也が描いた。原作者は近藤の挿絵に触発されたため、独特の雰囲気ある作品ができたのだという[1]
1993年の単行本化の際には、作者による編集が加えられ、拓と里伽子が高知城前でキスするシーン、拓と里伽子、松野と知沙が四万十川へ泳ぎに行くシーンなどが省かれた。1999年の文庫本化の際には、時の流れによるヒット曲などの変遷(例えばWinkから安室奈美恵へ)により現実と小説にギャップが生じたため、当時の状況に合わせて作者による修正が加えられた。
1995年、続編として『海がきこえるII〜アイがあるから〜』が単行本として出版された。こちらは雑誌連載ではなく、同年テレビ放映された武田真治主演のドラマに先駆けて執筆された、原作者による書き下ろしである。全くの続編であるこちらも近藤が挿絵を担当しており、さらに1999年には『海がきこえる』と共に文庫本化(徳間文庫)された。この際、『海がきこえる』の解説は宮台真司、『海がきこえるII〜アイがあるから〜』の解説は岡田惠和が担当している。
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(1.1.あらすじ)

1. 『月刊アニメージュ』(徳間書店、2008年8月号)

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出典:Wikipedia
2017/07/24 01:00
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