岩瀬忠震
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2.幕府での職歴
2.1.日米修好通商条約について
「我々は通商とか貿易といったことについて全く知らない。貴下は通商が我が国にとり莫大な利益があると言明された。よって、我々は貴下を信頼し、条約草案の起稿を一切お任せする。願わくは我が国に利益のある草案を作り、貴下の言明に偽りの無いことを明らかに示して頂きたい」と予め断った上で交渉に臨んだ。しかしハリスは、日本にとって有益になるような条文にすると約束しておきながら肝心なことは教えず、自身に有利になるよう交渉を進めていった。よって、@領事裁判権を認めたA関税自主権が無いB通貨の交換レートに誤った基準を設定することとなった。
だが全部が言いなりだったわけではなく、ハリスから草案を示され疑問を感じた点については詳細に検討し、おかしいと思った部分は都度指摘して何度も条文を修正させハリスを黙させた。会談は13〜15回ほど行われた。その結果、@アメリカ人が日本国内を自由に歩き回ることを禁止A当初11港だった開港予定地を4港に抑えたB輸出入品に関する価格決定権を得ることができた。岩瀬忠震が外交官として活躍した時期はわずか5年だが日本にとって外国の植民地支配を回避し、この条約のお陰で日本は世界の列強から逃れられた。

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出典:Wikipedia
2018/07/14 17:00
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