化学
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4.歴史
4.1.日本における歴史
幕末から明治初期にかけての日本では、化学は舎密(セイミ)と呼ばれた。舎密は化学を意味するラテン語オランダ語 Chemie (この単語自体の意味は「科学」)の音訳である[71]

日本で初めての近代化学を紹介する書となったのは、江戸時代宇田川榕菴の『舎密開宗』(せいみかいそう)である。原著はイギリスの化学者ウィリアム・ヘンリー1801年に出版した An Epitome of Chemistry である。宇田川榕菴はこれらの出版に際し、日本語のまだ存在しなかった学術用語に新しい造語を作って翻訳した。酸素水素窒素炭素といった元素名や酸化還元溶解分析といった化学用語は、宇田川榕菴によって考案された造語である[72]

「化学」という単語は川本幸民が著書『化学新書』(1861年)で初めて用い、後に明治政府が正式に採用した。これは、他の学問用語と同様に日本から中国などへ伝わった和製漢語の一つとされていたが[73]、近年では中国語からの借入語であるとされている[74]。中国では、「化学」という単語は墨海書館が発行した月刊誌『六合叢談』の1857年の号が初出である[75]。一般には、中国語の単語「化学」は徐寿がイギリスの専門書『化学鑑原』(1871年)を翻訳する際に造ったと信じられてきた。

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出典:Wikipedia
2019/09/13 00:00
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