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ミュージカル
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1.概要
ミュージカルは、通常の演劇(ストレートプレイ)の中に演出として劇中歌が入っているものとは異なる。トレヴァー・ナンは「歌詞の言葉は誇張されている。だが、単純な朗唱か歌唱では、単純でつまらなくなる〜パフォーマーは歌詞やメロディを自分たちが創造していると感じるところまで行き着くべきだ」[1]と言っているように、単純に歌、台詞、踊りが含まれているだけの劇をミュージカルとは呼ばない。芝居、歌、ダンスがそれぞれ独立したものでなく、一体となって劇的効果を高めているのがミュージカルの特徴である。

ミュージカルは、全編を通じて一貫したストーリーが進行するブックミュージカルと、ストーリーが無いブックレスミュージカル(またはコンセプトミュージカル)に大別できる。通常ミュージカルと言えば、ブック・ミュージカルを指すことが多い。ブック・ミュージカルの代表作として、『マイ・フェア・レディ』、『サウンド・オブ・ミュージック』、『オペラ座の怪人』などが挙げられる。また、ブックレス・ミュージカルの代表例としては『CATS』や『コーラスライン』などがある。

ミュージカルは、映画テレビ、テーマパークにおけるアトラクションなど舞台以外のメディア上でも展開されることが大きな特徴の一つである。比較的新しい演劇形式である為、その方向性やスタイル、音楽においては、定まった形式が決まっておらず、聾唖者の手話やパペットを取り入れるなど、前衛的な試みがいつも行われている。また、ミュージカルという演劇形式そのものに自己言及する傾向があるのも大きな特徴である。いわゆるバックステージものと呼ばれる作品がミュージカルには多い。

ミュージカルは上演形式としては一幕または二幕からなる場合が多い。ダンス・歌唱・楽曲の各要素の比率や構成には特に定まった形式はなく、レビューのように踊り中心のものから、ストレート・プレイに近いものまで、さまざまな形式の作品がある。台詞や歌のないダンスのみで構成された作品や、サーカスのような他の作品との融合、シェイクスピアなどの古典劇のミュージカル化など、様々な形式のミュージカルがある。

舞台で上演するほかに、映画としても数多くのミュージカル作品がある。たとえば『サウンド・オブ・ミュージック』、『南太平洋』、『踊る大紐育』が代表的な例であり、主としてメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオが製作を手がけた。またディズニーも長編アニメーションでミュージカル作品を多数制作しており、実写とアニメーションを合成した『メリー・ポピンズ』のような異色作も生み出している。これらのミュージカル映画には舞台作品を映画化したものと、映画のためにオリジナルの作品を新たに作るものとの二種類がある。逆に有名な映画作品を舞台ミュージカル化する例も多く見られる。代表的な作品に『フェーム』、『ヘアスプレー』、『スクール・オブ・ロック』や、『カビリアの夜』のミュージカル化『スイート・チャリティー』などが挙げられる。

また、最近では、既存のヒット曲をつないでミュージカル化した、いわゆるジュークボックス・ミュージカルという形式も流行していて、『マンマ・ミーア!』(ABBA)や『ウィ・ウィル・ロック・ユー』(クイーン)、『ジャージー・ボーイズ』(フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズ)、『ムーヴィン・アウト』Movin' Outビリー・ジョエル )、『Beautiful: The Carole King Musical』(キャロル・キング)、80'sロックのヒット曲で構成した『ロック・オブ・エイジズ』などが代表的である。

その他、コンピューターゲームの分野においても『マール王国の人形姫』シリーズの様に、ミュージカルの要素を取り入れた作品が試みられている[2][3]

[6]次ページ
(2.ミュージカルの歴史)
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出典:Wikipedia
2020/01/24 10:30
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