5.1.主題歌
使用楽曲はすべて
こだまさおりが作詞を担当している
[66][67][68]。
第1話 - 第11話のオープニングテーマ
[66][69]。
y0c1eが作曲・編曲を担当し、声優の
和氣あず未、
鬼頭明里、
春野杏の3人からなるユニット「ブレンド・A」(-・エース)による楽曲である
[66][69]。第12話では、スティーレのキャラクターを担当する声優7人で歌唱した「
ぼなぺてぃーと?S -All staff ver.-」がエンディングテーマとして用いられた
[70]。
本楽曲は「ニュータイプアニメアワード2017-2018」において主題歌賞の第8位にランクインした
[65]。また本作は様々な音楽ライターから以下のような肯定的な言及を受けている。オーディオライターの橋爪徹はAメロからBメロ後半について「
エレキギターを含めたダイナミクスが格別」と評したうえ、本楽曲を「
打ち込み中心のポップチューン」と位置づけた
[71]。音の情報量が多いものの整然としている点、歌声の可愛らしさ、メロディの中毒性についても橋爪は評価している
[71]。ぴあが運営する情報サイト「Character JAPAN」でアニソンライターを務める住吉STRANGERは、転調部分や歌詞に含まれる擬音の多さ、BPMの高さを特筆し、そこへ打ち込み要素や鍵盤楽器の音色を織り交ぜた構成と指摘し「とことんアッパーでポップでありながら、その一方で、どこか洗練された雰囲気を感じられる」とy0c1eによるサウンドを称賛した
[72]。音楽出版社が運営する『CDジャーナル』のレビュアーは、可愛らしい歌声について「底抜けに明るく元気いっぱい、思わず顔がほころんでしまう」と表現した
[73]。さらにインターネット上での反響として、楽曲冒頭の「Smile・Sweet・Sister・Sadistic・Surprise・Service」に続けて、頭文字がSで始まるか否かによらず単語を付け足すような
インターネット・ミームが2017年11月にTwitterやYouTube上で拡散的に起こった
[74]。
「デタラメなマイナスとプラスにおけるブレンド考」
上記と同じくブレンド・Aによる楽曲で、エンディングテーマとして用いられた
[66]。作曲・編曲を
山田高弘が担当している
[66]。エンディング映像は第10話をもって完成となった
[75]。
上記の2作品は
カカクコムが運営する情報&コミュニティサイト「アキバ総研」にて行われた2017年の主題歌人気投票において上位に位置している
[76][77][78]。「ぼなぺてぃーと
?S」は2017年秋放映アニメ作品のオープニングテーマ部門において3位
[76]、2017年の年間を通した主題歌部門において2位をそれぞれ獲得している
[77]。一方、「デタラメなマイナスとプラスにおけるブレンド考」も2017年秋放映アニメ作品のエンディングテーマ部門において7位を獲得した
[78]。支持率と獲得票数の詳細については右表を参照のこと。
また、劇中挿入歌としてキャラクターソングが使用されており、Motokiyoが作曲・編曲を担当し、日向夏帆役の鬼頭明里による「インスタントマーメイド」が[67]第6話に[79]、千葉"naotyu-"直樹が作曲・編曲を担当し、神崎ひでり役の徳井青空による「明日も世界の真ん中で?」が[68]第12話においてそれぞれ用いられた[80]。