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フランダースの犬
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2.あらすじ
フランダース地方の都市アントワープ(英語表記、オランダ語: フランデレン地方アントウェルペン)郊外の小さな農村の、さらに外れに住むアルデネン地方出身の15歳の少年ネロ (Nello) [1]は、正直な寝たきりの祖父ジェバン・ダース老人 (Jehan Daas) 、忠実な老犬パトラッシュ[2] (Patrasche) (黄色の毛並み、立ち耳の大型犬。金物屋にこき使われたあげく捨てられていたところを、ジェバンと幼少のネロに保護され、以来飼育されている。)とともに暮らす。ネロは貧しいミルク運搬業で糊口をしのぎながらも、いつか画家になることを夢見ており、アントワープの聖母大聖堂の二つの祭壇画を見たいと心に望んでいた。それはアントワープはもとよりベルギーが世界に誇る17世紀の画家ルーベンスの筆によるもので、見るためには高価な観覧料を必要とするため、貧乏人のネロには叶わぬものであった。

ネロの唯一の親友は、風車小屋の一人娘である12歳の少女アロア (Alois) [3]であったが、アロアの父であるバース・コゼツ (Baas Cogez) は家柄の低いネロのことを快く思わず、遠ざけようとする。さらに冬になったある日、ネロは風車小屋の外縁部と穀物倉庫を全焼する火事(風車と居住区は無事)の放火犯の濡れ衣を着せられた上、新しく街から通い始めたミルク買い取り業者に仕事を奪われ、クリスマスを数日後に控えた日に優しかった祖父を亡くし、楽しいはずのクリスマスの前日に家賃を滞納していた小屋からも追い出されることになってしまった。

クリスマス前日は、街で開かれている絵画コンクールの結果発表日でもあった。倒木に腰掛ける木こりのミシェル老人 (Michel) を白墨で描いた渾身の力作で応募していたネロは、優勝すればきっと皆に認めてもらえるようになるとコンクールに全ての望みを賭けていたが、結果は落選だった。

傷心のネロは厳しい吹雪の中、村へ向かう道でパトラッシュが見つけた財布を持ち主の風車小屋に届けるが、それは風車小屋一家の全財産であった。ネロはパトラッシュを一家に託すと再び雪夜の闇の中に飛び出して行ってしまう。財布が見つからずに絶望して帰宅したバースは今まで行った数々のひどい仕打ちを悔やみ、翌日ネロの身元を引き受けに行くと決心[4]する。さらに翌日には、コンクールでネロの才能を認めた著名な画家が彼を引き取って養育しようとやって来た。だが、何もかもが既に手遅れだった。

大事な未来を無くしたことで自分の生にも絶望したネロは極寒の吹雪によってその命を奪われ続ける中、最期の力を振り絞って大聖堂へ向かい、パトラッシュもネロを追って風車小屋から大聖堂へ駆けつける。するとこの時、雲間から射した一筋の月光が祭壇画を照らし出し、ネロの念願は果たされるとともにネロは神に感謝の祈りを捧げた。かくてクリスマスを迎えた翌朝、大聖堂に飾られた憧れのルーベンスの絵の前で、愛犬を固く抱きしめたままともに冷たくなっている少年が発見される。両者は誰の手でも引きはがす事が出来ず、村人たちは悔いつつも、教会の特別な計らいの下に犬と少年を共に祖父の墓に葬ったのだった。

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出典:Wikipedia
2020/02/23 21:30
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