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フランクフルト・アム・マイン
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7.経済と社会資本
7.4.地元企業
フランクフルトほど様々な分野(化学コンツェルン、広告代理店(たとえばサーチ・アンド・サーチのドイツ本部やJWTの支社など)、ソフトウェア会社、コールセンターなど)の国際的リーディングカンパニーが数多く集まっている街は、ドイツでは他にほとんどない。DBレギオAG、DBフェルンフェアケールAG、その他のドイツ鉄道の主要部門や子会社のDBネッツAGといった旅客交通の中枢がガルスのDBセンターに集まっている。また、フランクフルトはヘキストAGを擁し、長年にわたって「世界の薬局」として重要視されてきた。このヨーロッパ3大化学・医薬品企業の1つの所在地がインドゥストリーパーク・ヘーヒストである。食品コンツェルンのネスレフェレロのドイツセンターやドイツ最大のブルワリー・グループであるラーデベルガーグループの本社もフランクフルトにある。さらに4大会計監査会社の1つであるKPMGは、ヨーロッパ本部をフランクフルトに置いている。プライスウォーターハウスクーパースはドイツセンターをフランクフルトに置いており、デロイト・トウシュ・トーマツは支店を、アーンスト・アンド・ヤングは下部組織をエシュボルン区の市境付近(フランクフルト市外)に有している。この他にも大規模な経営コンサルタントや国際法律事務所のいくつかがフランクフルトを拠点としている。

金融業[編集]


フランクフルト・アム・マインは、重要な金融都市・証券取引の街であり、ヨーロッパの代表的な金融センターの一つに数えられている。2017年の調査によると、世界23位の金融センターと評価されている[56]2016年に発表された「世界の都市総合力ランキング」では、世界11位と評価された[57]

フランクフルトには、欧州中央銀行およびドイツ連邦銀行の他に、ドイツの 4大銀行[58]が本社を構えている: ドイツ銀行コメルツ銀行、KfW銀行グループ(ドイツ復興金融公庫銀行)、DZ銀行である。

ドイツ銀行[59]とコメルツ銀行[60]はユニバーサルバンクであり、世界中に支店を有している。KfW銀行グループの主業務は中産階級ベンチャー企業の支援であり[61]、DB銀行は信用協同組合の中心となる存在である[62]。DB銀行の子会社であるウニオーン・インヴェストメント、DVB銀行、ライゼ銀行もフランクフルトに本社があり、さらにドイツで2番目に大きな信用協同組合であるフランクフルター・フォルクスバンクもこの街を本拠地としている。

公立あるいは半公立の金融機関では、ヘッセン=テューリンゲン州立銀行 (ヘラバ)、Deka銀行、レンテン銀行、フランクフルト貯蓄銀行がフランクフルトに本店を置いている[63]

ドイツ最大のネット銀行 ING-DiBa もフランクフルトに本社がある。これに加えて、SEB AG、バンクハウス・メッツラー、ハウク・ウント・アウフホイザー、デルブリュック・ベトマン・マッファイ、BHF銀行、コーリアルクレジット銀行といった重要な民営銀行のいくつかが本社やドイツ本部をフランクフルトに置いている。また、エシカルバンク(社会貢献度の高い企業に低金利で長期の融資を行う銀行)のトリオドス銀行やGLSゲマインシャフツ銀行の支店もフランクフルトにある。

2010年末現在、154行の外国銀行がフランクフルトにドイツ本部を置き、さらに40行が事務所を構えている。

ドイツ取引所が運営する証券市場、フランクフルト証券取引所クセトラを有するフランクフルトはヨーロッパで2番目に大きな証券市場であり、ドイツの証券取引の大部分を担っている。時価総額で見た市場規模では、ドイツ取引所は世界最大の証券取引所運営企業である[64]

さらに国際的な格付け機関であるスタンダード・アンド・プアーズムーディーズフィッチ・レーティングスの3社はフランクフルトにドイツ本部を置いている。この3社はこの業界の「ビッグ・スリー」と称される機関である[65][66][67]

国際金融センターとしてのフランクフルトの重要性は近年さらに高まっている。欧州保険・企業年金監督局 (EIOPA)[68] や、EU金融市場のシステミックリスクを早期発見、予防、撲滅を目的とする欧州システミックリスク理事会 (ESRB) [69]をはじめ、数多くの超国家的金融機関がフランクフルトで設立されている。さらに2013年からは、欧州中央銀行内の欧州銀行監督機構が、ユーロ圏の 6000以上の銀行を統括して監督する。

建築・不動産業[編集]


フランクフルトには約 11,300社の建築・不動産業者があり、29,900人が働いている(2008年現在)。1999年には 36,000人以上がこの職種に就いていた。大手企業としては、DTZツァーデルホーフ、Jones LangLaSalle、BNPパーリバス・レアル・エステイト、ビルフィンガー・ベルガー、ホーホティーフ、ポル・ドイチュラント、テケム、ナッサウイシェ・ハイムシュテッテ、ABGフランクフルト・ホールディングス、ワイス・ウント・フライターク、ヴィザク、Ed. チュープリン、アルバート・スペアー・アンド・パートナーがある[70]。不動産所得税の課税対象となる取引の売上高は、2008年現在で 40億ユーロを上回った。

小売業[編集]


インネンシュタット区の全長 600 m のツァイルは、フランクフルトで最も有名で、最も売上高の高いショッピング街である。ジョーンズ・ラング・ラサールの調査(2012年7月17日現在)によると、1時間あたり最大13,120人がこの街を訪れた、ドイツで最も人通りの多いショッピング街であった[71]。また、ツァイルは2009年にドイツの小売り商業地の賃貸評価額で2位となった。店主は、最高で 1 m2 あたり265ユーロの賃借料を支払うこともある。2009年2月、パレー・クヴァルティーアに新しいショッピングセンター「マイツァイル」がオープンした。

ツァイルにミドルクラスの価格帯の店が好んで出店するのに対して、近くにあるゲーテ通りは高級ショッピング街として知られている。2012年の調査では、ゲーテ通りは 1時間あたり 1,520人が訪れるドイツで 5番目に人通りが多い高級ショッピング街であった[71]。この他のフランクフルトの重要なショッピング街としては、ドイツ最大級のショッピングセンターの一つであるノルトヴェストシュタットの「ノルトヴェストツェントルム」、ベルゲン=エンクハイムの「ヘッセン=センター」、フランクフルト市内ではないものの、隣接するズルツバッハの市境沿いにある「マイン=タウヌス=ツェントルム」がある。

この他の市区にもショッピング街がある。ボルンハイムのベルガー通り、ザクセンハウゼンのシュヴァイツァー通り、ボッケンハイムのライプツィガー通り、ヘーヒストのケーニヒシュタイナー通り、インネンシュタットからノルトエントに通じるエーダー・ヴェークなどである。

さらに 2011年から新たに「スカイライン・プラザ」の建設が始まった[72]。これは、オイローパフィアテルの旧貨物中央駅跡地に建設されるショッピングセンターで、完成後には 180店舗が出店予定である。

自動車製造業[編集]


フランクフルトには多くの外国自動車メーカーのヨーロッパ本部やドイツ本部がある。たとえば、フィアットアルファロメオランチアを含む)や起亜自動車などである。隣接する市町村では、リュッセルスハイム・アム・マインにはオペルサーブがあり、シュヴァルバッハ・アム・タウヌスにはジャガーがある。さらに近隣のヴァイターシュタットにはシュコダセアト・ドイチュラント本社がある。日本の自動車メーカーであるマツダは、オーバーウルゼルにデザインセンターを有している。オッフェンバッハ・アム・マインにはホンダの北ヨーロッパ本部と開発デザイン部門や、ヒュンダイのヨーロッパ販売センターがある。

さらに自動車部品製造業も盛んである。コンチネンタルAGは、生産、管理、開発の拠点をフランクフルト、エシュボルン、シュヴァルバッハ、カルベン、バーベンハウゼン、フリートベルクに有している。これらの自動車メーカーおよび自動車部品製造業者は、ライン・マイン・ネッカー自動車クラスターに参画している。

ITおよびテレコミュニケーション産業[編集]


ITおよびテレコミュニケーション部門の企業もフランクフルトには多くある。大資本と連携している企業として、T-システムズ、フィナンツ・インフォマティーク、DBシステル、ルフトハンザ・システムズがある。テレコミュニケーションサービスのコルト・テクノロジーサービスやレベル 3 コミュニケーションズ、テレコミュニケーション設備のアバイアは、フランクフルトにドイツ本部を置いている。ドイツのドメインネームは、フランクフルトにある DENIC が管理している。オイローパトゥルム(ヨーロッパタワー)にある国際ネットマネジメントセンター (INMC) は、ドイツテレコムの国際電話および国際データネットワークの運営、保守を行っている。フランクフルトに本社を構えるデック 13 インタラクティヴ、ケーン・ゲームス、Crytek(クライテック)は、いずれも評判の高いコンピュータ・ゲームの開発会社であり、アタリ・ドイチュラントコナミ・ヨーロッパの本社もこの街にある。IT系企業が特に多く集まっているのが、ハーナウアー・ラントシュトラーセ、マインツァー・ラントシュトラーセ、グートロイト通り沿いの旧工業地域である。より広域のフランクフルト大都市圏では、バート・ホムブルクエシュボルンクロンベルクランゲンノイ=イーゼンブルクに集まっている。フランクフルトは、ライン=マイン=ネッカー IT クラスターの一部をなしている。

業界団体、規制委員会[編集]


化学工業連合会 (VCI)、光学工業連合会、ドイツ機械・設備製造連合会 (VDMA)、電子技術規制委員会を有する電気技術・電子・情報技術連合会、ドイツ調理師連合会、ドイツ通信販売連合会、自動車工業連合会 (VDA) といった業界団体がフランクフルトにある。VDA は、2年毎に国際モーターショーをフランクフルトで開催している。書籍見本市を組織しているドイツ書籍協会もフランクフルトに本部がある。公益科学技術協会である DECHEM科学技術、バイオテクノロジー協会 e.V. は、数多くの賞を授与し、メッセ・フランクフルトとともに科学技術、環境保護、バイオテクノロジーの世界最大の見本市(アヘマ)を3年に1度開催している。

労働組合[編集]


ドイツ労働組合連合会に属す金属業界労働組合、農業環境業界組合、教育・研究者組合 (GEW) の本部がフランクフルトにある。この他、機関車運転手労働組合もフランクフルトに本部を持つ。

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出典:Wikipedia
2019/08/29 20:30
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