ファミリーコンピュータ
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9.ファミコンが与えた影響とその後
9.1.同人カセット
後年になっても主にファンの手により何度か非公認の新作ファミコンソフトが発表されている。例えば、2007年(平成19年)にはCS番組『TVゲームジェネレーション 8bitの魂』内の企画でPROJECT-F(プロジェクト エフ)から『ミスタースプラッシュ!』という2人用ゲームが作成され、「13年ぶりの新作ソフト」と称された[94]。これは翌年発売の同番組のDVDボックスにROMデータが(初回限定版では実物のパッケージとマニュアルも)収録され、一部のショップでは限定特典として実物のファミコン用ROMと基板が自作キットの形(カセットの外装は無し)で付属した[95]

また漫画家・イラストレーターのRIKIはかねてより同人ファミコンゲーム『キラキラスターナイト』を制作しており、そのROMデータが書籍のCD-ROMに収録という形で2013年(平成25年)に販売されている[96]。そのRIKIのプロデュースにより、2016年(平成28年)1月30日にはコロンバスサークルから新作ファミコンソフト『8BIT MUSIC POWER』が全国発売された[97]。同作はゲームではなく音楽アルバムソフトであり、なおかつ任天堂ライセンス製品ではないが21年ぶりの新作ファミコンソフトの発売ということで話題となった[98]。続編『8BIT MUSIC POWER FINAL』も2017年(平成29年)4月6日に発売された[99]。ゲームについても上記『キラキラスターナイト』に改良を加えたものが『キラキラスターナイトDX』として同サークルから2016年(平成28年)10月6日に発売。"ウラワザ"と称するデバッグモードも搭載した[100]。また2017年9月には平安京エイリアンの移植作『NEO 平安京エイリアン』も発売[101]など、にわかに活気を帯びてきている。その後も同サークルでは過去の作品Battle Kid: Fortress of Perilをアレンジ移植した『バトルキッド 危険な罠』を発売したり[102]、オリジナルのリズムゲーム『8ビットリズムランド』を発売する[103]など、継続的に活動している。

その他の団体や個人からも、例えば2018年にはIMPACT SOFTから『HARADIUS ZERO(ハラディウス・ゼロ)』[104]が発売され、2019年には漫画家のむっく制作の『ぽるんちゃんのおにぎり大好き』[105]の発売が予定されている。この頃にはWindowsでのファミコンソフト開発を解説する同人誌が登場し[106]、自作ソフトを書き込めるカートリッジが販売される[107]など、ファンの手による開発の敷居は下がってきている。

なお音楽目的のファミコン用カートリッジの例としては、ファミコンの内蔵音源を利用してSDカード経由でNSFファイル形式の音楽再生を行う「TNS-HFC5」等が、自主製作ハードウエアサークルT.N.S.(テラネットワークシステム)から何度か発表されている。これはRF出力ではなくカートリッジのLINE OUTから音声出力されるもので、ソフトというよりは周辺機器に近い外装なしの基板だった。増設ユニット「TNS-HFX4」を併用することで、拡張音源を備えた一部のゲームカセット(ディスクシステムのRAMアダプタを含む)の独自音源で再生することもできた[108][109]

また、2018年にはNintendo Switch版『STEINS;GATE ELITE』の初回特典としてダウンロードソフト『ファミコレADV シュタインズ・ゲート』が制作された。こちらは動作こそNintendo Switch上で行われるがROMデータは実際にファミコンの環境で動作する物となっており、任天堂の許諾を得てカセットを作成し実機で動作させている映像が公開されている。このカセットは一般には頒布されないが、公式の許諾を得ているソフトとしては24年ぶりの新作となる[110]

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出典:Wikipedia
2019/07/14 10:30
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