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ノルマン人による南イタリア征服
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▼目次
概要
ノルマン人による南イタリア征服は、11世紀から12世紀にかけて、それまで東ローマ帝国や帝国の宗主権を認めたランゴバルド諸侯国などさまざまな勢力が割拠していた南イタリアノルマン人の活動によって統一されていったことを指す。
その過程はノルマン人傭兵が南イタリアで働き始めた11世紀前半から、12世紀前半に至る百年近い期間に及び、そこには多くの戦闘と、おのおの独立した複数のノルマン人勢力による幾多の領地獲得活動が含まれていた。11世紀にノルマン人有力君主たちがそれぞれに獲得した領地は、1127年のアプーリア公位継承を皮切りに次々とシチリア伯ルッジェーロ2世の掌握するところとなり、シチリア王位に就いたルッジェーロ2世によってイタリア半島南部の平定が完了したのは1140年のことであった。その領域はシチリア島のみならず、ベネヴェント(一時的に占領したことが二度あったが、11世紀半ばには教皇領となった)を除いたイタリア半島の3分の1に及ぶ南部全土、マルタ諸島や北アフリカの一部にまで及んでいた。
この時期に南イタリアで活動したノルマン人たちは元はノルマンディー公国の住民であり、新天地を求めて故国を離れ、山賊や傭兵となった者たちであった[1]。かれらノルマン人移住民は、メッツォジョールノの地でランゴバルド系東ローマ系といった様々な政治勢力の君主や有力貴族に仕える傭兵となり、同地に定住する機会があることをすぐに故郷に報せた。これらノルマン人戦士集団は各地で同郷の戦士を集めて徒党を組み、ついには自分たちの封地や国家を建国するに至った。ノルマン人たちはメッツォジョールノに到着して50年以内に、それぞれに一団となって頭角を現し、事実上独立した地位に成り上がることに成功したというわけなのである。
1066年一つの決定的な戦いから数年後に達成されたノルマン人によるイングランド征服とは異なり、ノルマン人による南イタリア征服は何十年間にも及ぶ年月と多くの戦闘の産物であり、決定的な出来事をほとんど欠いていた。多くの土地がそれぞれ別個に獲得ないし征服され、これらが後年に一つの国家としてまとまったのである。イングランド征服と比較すると、南イタリア征服のほうは全体として見れば非計画的かつ非組織的な活動の積み重ねであり、文字通りの征服とは呼べない部分もあったものの、最終的には同じように全面的な征服として完了した。
目次
1.歴史
├1.1.ノルマン人の南イタリア到来、999年?1017年
├1.2.ランゴバルト系貴族による反乱 1009年?1022年
├1.3.傭兵としての奉仕、1022年?1046年
├1.4.メルフィ伯領、1046年?1059年
├1.5.アヴェルサ伯領、1049年?1098年
├1.6.アブルッツォの征服、1053年?1105年
├1.7.シチリアの征服、1061年?1091年
├1.8.アマルフィとサレルノの征服、1073年?1077年
├1.9.ノルマン・東ローマ戦争、1059年?1085年
├1.10.ナポリの征服、1077年?1139 年
└1.11.階級制度化
2.出典・脚注
3.資料
4.外部リンク
出典:Wikipedia
2019/05/17 00:02
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