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ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜
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概要
ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』(ドラゴンボールゼット たったひとりのさいしゅうけっせん〜フリーザにいどんだゼットせんし カカロットのちち〜)は、1990年(平成2年)10月17日に放送されたアニメ『ドラゴンボールZ』のテレビスペシャル。本編の第63話と第64話の間に放送された。

解説[編集]

本作はシリーズ初のテレビ映画であり、孫悟空たちが活躍するよりも前の話を描いた、シリーズ初のスピンオフストーリーである。『ドラゴンボールZ』本編の86話や『ドラゴンボール改』の第1話の導入と第42話、劇場版『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』冒頭では本作のクライマックスシーンが使用されている。

原作者である鳥山明は本作について、アニメで印象に残っているエピソードで[1]、劇場版・TVスペシャルの中で一番好きな作品と答えており、「僕だったら絶対描かない話。いい意味で違うドラゴンボールを見ている感じがする」と語っている[2]。主人公のバーダックは本作品のオリジナルキャラクターだったが、後に原作漫画におけるフリーザの回想シーンで登場した[3]。これは鳥山が本作を見て感動したというのが理由であり、アニメスタッフには事前に連絡はなかったため、キャラクターデザインを担当した中鶴勝祥は「かなり嬉しかった」と語っている[1]。ただし、後年の鳥山は、自分がバーダックを登場させたことを覚えていなかった[4]

本作は「悟空のルーツとは何か」「悟空にも父親がいたはず」という点から発想が広がり、放映される形になった[5]。企画当初は劇場用のエピソードとして「悟空対悟空のお父さん」が考えられていたが[5][6]、タイムトラベルでもしないと戦えないので悟空の父親を描く話になった[6][注 1]

また、本作で用いられているBGMの「ソリッドステート・スカウター」はアニメシリーズでは本作のみの使用で、戦闘シーンで2度使用された。この曲はイエロー・マジック・オーケストラのアルバム『SOLID STATE SURVIVOR』へのオマージュでもある(イントロ部分のみ『テクノポリス』)。

2011年には後日談的な外伝作品『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』が発表されている。

ストーリー[編集]

全宇宙一の戦闘民族サイヤ人の住む惑星ベジータで一人の男の子が産声をあげた。その名はカカロット、後に孫悟空となる男の子である。同じその頃、カカロットの父であるサイヤ人戦士バーダックの一味はカナッサ星を攻めていた。大猿と化したバーダックたち5人のサイヤ人によって、カナッサ星は一夜にして陥落した。

翌日、仲間から「息子の誕生祝い」などとからかわれながら休憩を取っていたバーダックに、カナッサ星人最後の生き残りであるトオロが襲い掛かる。トオロは油断していたバーダックに不意打ちを浴びせ、バーダックの仲間たちの攻撃を食らいながらも「お前に未来を予知できる幻の拳を放った。未来を見てせいぜい苦しむがいい」と嘲笑いながら絶命。その直後にバーダックは意識を失ってしまう。

カナッサ星の制圧の報は、それをサイヤ人に命じたフリーザの元へと入る。しかし、名もない下級戦士たちが予定より1ヶ月も早く惑星の制圧を完遂したことで、フリーザの側近ザーボンは、個人では大した強さを持たないが、徒党を組むことでとてつもない力を発揮するサイヤ人たちに対して危機感を抱き始め、フリーザと側近のドドリアの前でそのことを吐露した。

数日後、バーダックの傷はほとんど完治していたが、脳波に異常があると診断された。次の命令は惑星ミートの制圧に決まったが、トーマら仲間たちはバーダックの容態を気遣い、彼を残して出発する。フリーザによってサイヤ人が滅ぼされるという夢を見た後意識を取り戻したバーダックは、仲間に置いていかれたことを知って自分も惑星ミートに向かおうとするが、その途中で保育器の中で寝かされていた自分の息子、すなわちカカロットとの初めての対面を果たす。奇妙な夢との関わりが気になりつつも、息子の戦闘力がたったの2と知り、失望して「クズが」と言い残してその場を去ってしまう[注 2]

惑星ミートではドドリアとその部下たちがトーマたちを攻撃し、バーダックが到着した頃には仲間はほぼ全滅していた。虫の息であったトーマは、バーダックにフリーザの裏切りを伝えて絶命する。バーダックはドドリアの部下4人に立ち向かいこれを倒すが、直後に現れたドドリアの攻撃で重傷を負う。

傷つきながらも惑星ベジータへの帰路についたバーダックは、フリーザが惑星ベジータに向かっていることを確認する。今まで自分が見てきた奇妙な夢が、全て真実であったことを悟ったバーダックは、惑星ベジータに到着するとフリーザに立ち向かうために仲間のサイヤ人たちに呼びかけるが、彼らはバーダックの言葉をまるで信じようとはせず、逆に笑いものにされるだけだった。自分自身、惑星ベジータ、そしてカカロットの運命と未来を変えるため、フリーザに挑むことを決意したバーダックの、たったひとりの最終決戦が始まろうとしていた。

登場キャラクター[編集]

バーダック[編集]

ラディッツカカロット(孫悟空)兄弟の父。目つきの鋭さ以外は、独特な髪型などカカロットと瓜二つ。左頬に十字の傷跡がある。性格は粗野で口調も荒く、子供に対する愛情も薄い[注 3]が、仲間に対する思いは強い。サイヤ人の最下級戦士の生まれだが、度重なる激戦と死線を潜り抜けてきたことによって、戦闘力は10000前後と、エリート戦士のサイヤ人にも引けをとらず、その勇猛さはサイヤ人の間では有名だった[注 4]。トーマらが敵わなかったフリーザ軍兵士を一撃で葬り、数十人のフリーザ軍兵士の攻撃をいなして相手の裏をかき同士討ちを誘発させ、瀕死の重傷を負った状態でも拳を振るう精神力など、戦歴に裏付けられた高い戦闘能力を持つ。

トーマたちとともに侵略していたカナッサ星にて、カナッサ星人・トオロの「幻の拳」を受けたことで身につけた予知夢でサイヤ人の行く末を見せられ、フリーザの支配に疑惑を持ちはじめるようになる。そしてサイヤ人を抹殺するべく現れたドドリアたちによって仲間たちは殺され、フリーザの裏切りを確信。滅びゆく運命に逆らうためにフリーザへ単身での決戦を挑む[注 5]

惑星ベジータに接近するフリーザの宇宙船に向かったバーダックは、フリーザの部下たちに接近を阻まれながらも奮闘し、やがて姿を現したフリーザに渾身の力を込めたエネルギー弾を飛ばす。しかしフリーザが惑星ベジータに向けて撃ち放ったエネルギーの球体によりバーダックのエネルギー弾はそれにかき消され、自身もなす術もなく飲み込まれた。絶命する直前、二十数年後にカカロット=孫悟空とフリーザが対峙するという予知夢[注 6]を見て静かに微笑み、我が子の名前を叫びながら、惑星ベジータと運命をともにした[注 7]

原作では、フリーザが初めて悟空を見たときの回想で2コマ登場した。しかしフリーザは悟空がバーダックの息子であることには気づいていない。アニメ版ではフリーザに追い詰められた悟空にベジータの幻影が語り掛けるシーンが追加されており、その中にバーダックの姿もあり、悟空にフリーザの打倒を告げて鼓舞した(ただし声はベジータである)。

本作に登場するバーダックと、その仲間にあたるサイヤ人4人のキャラクターデザインは、中鶴勝祥によるラフデザインを元に鳥山明が描き起こしてデザインしたもの[7]。中鶴いわく、プロテクターの肩当てが無いデザインになった理由は演出の橋本光夫が「黒澤明の映画『七人の侍』のイメージでいきたい」と話していたからである[1]。2011年には鳥山は「もともと僕は物忘れの激しい方だから、このバーダックという悟空の父親達のキャラデザインを描いた記憶がほとんどない[8]」と答えている。

名前の由来は英語でゴボウを指すバーダックから[4]

『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』でのバーダック[編集]


ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』では、惑星ベジータの大爆発で起こったタイムスリップに遇い、「惑星プラント」と呼ばれていた頃の惑星ベジータに飛ばされて生存しているIFストーリーが描かれた。偶然村で暴れるチルドの手下を倒したため、英雄として感謝される。行くあてがなく、洞穴でリハビリをしていたが、毎日食事と薬を持ってきてくれるベリーと接するうち、粗野だった性格が次第に穏やかになり、自身の名前を教えた。そこに現れた惑星プラントを征服しに来たフリーザの祖先・チルドをフリーザと勘違いしたまま[注 8]戦いを挑む。初めは全く歯が立たなかったが、無力な自身への不甲斐無さと大切な仲間を殺したフリーザへの復讐心や、ベリーを傷つけられたことで超サイヤ人に覚醒[注 9]し、圧倒し追い詰める。逆上したチルドは惑星プラントを破壊しようとするが、バーダックが放った気功波がそれを押し返しチルドを宇宙まで吹き飛ばして勝利した。漫画版のエピソード オブ バーダックでは『たったひとりの最終決戦』や原作とは異なり、バーダックの戦闘服は破損していない姿で描かれていた。また、アニメにおいては『たったひとりの最終決戦』同様、戦闘服が半壊した状態で登場しており、フリーザの攻撃を受けた際に全壊したが、プラントに渡った時点では戦闘服が破損していない状態になっており、フリーザの攻撃を食らった際に失われた頭に巻かれた血染めの布も、プラントに渡った時点では頭に巻かれた状態になっていた。アニメでは、チルドを倒した後変身したままで去ったが、漫画で加筆された内容では変身を解いて去っていった。

『DRAGONBALL- 放たれた運命の子供』でのバーダック[編集]


銀河パトロール ジャコ』では単行本のおまけマンガとして惑星ベジータ消滅の一ヶ月前を描いた『DRAGONBALL- 放たれた運命の子供』に主役として登場しているが、フリーザの帰還命令に従い惑星ベジータに戻ったり、息子のカカロットを生き延びらせるため宇宙船の丸型ポッドを盗んで乗せ地球へと脱出させて優しい言葉をかけたり、ラディッツがベジータと組んで活動していると知った時は心配したり、カカロットも裸ではなく戦闘服を着た姿で描かれていたりと、テレビスペシャルとは異なるストーリとなっている。また、原作およびアニメには登場せずベジータやラディッツの口から惑星ベジータ消滅時に死亡したと語られるのみだった妻のギネも登場している。鳥山明によると、その昔バーダックたちと4人のチームを組んで闘ったことがあり、ギネが危機を何度もバーダックに救われ、その頃に恋愛感情が生まれたことが語られている[9]。鳥山の設定では好戦的ではあるが、冷血で単純な思考の他のサイヤ人に比べて冷静な判断力やわずかな人間性も持ち合わせており、サイヤ人にしては珍しく「仲間を救う」という行為で一部の下級戦士たちからは強く慕われている[9]。また、サイヤ人は持って生まれた潜在的な戦闘力で階級が決められ、バーダックは下級戦士としては上位にいるが中級戦士にはなれていない。鳥山は「バーダックはとっくに死んでいるので活躍は過去話でしか見られないでしょう。生き返っても戦闘力が足りないのでちょっと難しい」と語っている[9]。サイヤ人には恋愛や結婚、家族という概念はあまりなく、バーダックとギネは繁殖目的以外でも絆で結ばれた珍しいサイヤ人だが、バーダック、ギネ、ラディッツ、カカロットの家族4人が揃ったことはなく、バーダック自身も自分の兄弟の存在についてよく分っておらず興味もない[9]

各種ゲームでのバーダック[編集]


各種ゲームにて様々なifストーリーを用意されている。

真武道会2』では未来世界のあの世に住んでいて、あの世にいる孫悟飯(未来)を探しに来た青年悟飯(現代)と鉢合わせし、戦闘となる。だがその後に、同じくあの世に住んでいる悟空(未来)との出会いにより、改めて悟空と悟飯は自分の息子と孫だということに気付き、共に行動する。そして未来悟飯と合流し、彼が抜いたゼットソードから老界王神を復活させ、未来悟飯を復活させた後、復興途上の未来世界で破壊の限りを尽くす魔人ブウを倒すためにパイクーハン(未来)と共に一日だけ復活させるようになる。

レイジングブラスト』では死後、時空の歪みに巻き込まれて未来へ飛ばされる。一時的に現世に滞在して孫である孫悟飯(青年期)や孫悟天(幼年期)と冥土の土産として手合わせを楽しみ、その後自らの正体を伝えて満足したかのように去っていく。悟飯はバーダックの素性を知らなかったため初めは敵対的な態度をとるが、初めての祖父であるバーダックと戦った悟飯と悟天は、改めて彼との戦いを忘れないことを誓った。

Sparking!NEO』においては、ラディッツのIFストーリー「運命の兄弟編」にて、ラディッツの夢の中に登場。善に目覚めたラディッツに戦いを通じて活を入れる。

タッグバーサス』では、「彼がフリーザに殺されなかったら」というもしもの世界を舞台にしている。原作のラディッツと同じ経緯で地球を侵略するが、孫である幼年悟飯にほだされた結果息子一家との同居生活を楽しみ、後に業を煮やして彼を連れ戻しに来たラディッツに「孫をみせろ」と発言する姿を見せる。

アーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』では超サイヤ人1に変身したバーダックが登場。『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズでは大猿化すると理性がなくなり、喋らなくなるが『ドラゴンボールヒーローズ』では普通に話せる。息子の孫悟空、孫の孫悟飯と共闘するスペシャルボスミッションも配信された。その後、「邪悪龍ミッション」では超サイヤ人2へ覚醒、「ゴッドミッション」ではトワによって洗脳された仮面のサイヤ人として暗躍し、仮面の呪縛から解放され、超サイヤ人3に変身可能になったのが明らかになったがいずれも経緯が不明である。

ドラゴンボール ゼノバース』では魔神ドミグラが仕掛けた魔術ワームホールによって未来のナメック星へと飛ばされてしまう。同じく過去へと飛ばされたブロリーが現われ、悟空を守るために主人公(プレイヤー)とともに立ちはだかる。その後、願いを叶えたポルンガによってバーダックたちは地球へと転移。居合わせたベジータの協力によって大猿へと変身を遂げ、主人公と共にブロリーを倒した。

ドラゴンボール ゼノバース2』では未来悟飯とともにキービジュアルに載るなどクローズアップされており、オープニングでは『たったひとりの最終決戦』でフリーザに挑むシーンがフルCGで流れる。フリーザに殺される直前、トワが彼を攫おうとするが主人公が乱入したことでワームホールが制御できなくなり、別の時代に飛ばれてしまう(『エピソード オブ バーダック』との関係は明示されていない)。その後行方を追っていたトワたちに発見されミラと戦い敗れ、トワに改造と洗脳を施される。そして仮面のサイヤ人として主人公やトランクスの前に幾度も立ちはだかったが、トワたちの本拠地での戦いで主人公に仮面を破壊されて正気に戻り、ミラを自分ごと時の狭間に引きずり込んだ。クリア後、時の卵のレプリカを全て集めるとシークレットイベントとして時の狭間に閉じ込められた後の出来事が明らかとなる。戦闘力で勝るミラを相手に気力と執念で戦い続け超サイヤ人→超サイヤ人2→超サイヤ人3の順に変身し勝利、その後行方不明となる。この敗北はミラに大きな影響を与え、彼が創造主であるトワのコントロールを離れる原因となった。バーダックが超サイヤ人3まで変身できた理由はトワの強化改造によるものと説明されている。

『たったひとりの最終決戦』でフリーザに放ったエネルギー弾は、ゲームで「スピリッツ・オブ・サイヤン」と名づけられた。「ライオットジャベリン」または「ファイナルスピリッツキャノン」のどちらかの名称が使用され、スピリッツオブサイヤンという名前の究極技が別に用意されているゲームもある。

その他のサイヤ人[編集]

生まれたばかりのバーダックの次男。潜在能力(戦闘力2)が低いと判定されたために、即座に辺境の惑星(地球)へ制圧の尖兵として送り込まれることになる。バーダックの予知夢では孫悟飯に噛み付いたり寝床や風呂桶を暴れて壊す様子が描かれており、原作においても地球で転落事故に遭うまではサイヤ人らしく凶暴だったと語られているが、本編ラストにおける悟飯に発見され拾われた直後のシーンでは、抱きかかえられ笑顔を見せる様子が描かれている。
トーマ
バーダックチームの一員。バーダックとは無二の親友であり、荒々しいリーダーのバーダックとは逆に落ち着いた性格なことから、チーム内ではサブリーダーとなっている。風貌は面長だが比較的男前で、長い後ろ髪を束ねている。被弾した者が燃え上がるエネルギー波を使う。ドドリアとの戦いで重傷を負い、駆け付けたバーダックにフリーザの裏切りを伝え、仲間を募ってフリーザ打倒を託し、バーダックに看取られながら息を引き取った。バーダックが頭に巻いた赤い布は元々彼が腕に巻いていたもので、白無地であったものが彼の血で赤く染まった。なお、赤い布はバーダックが惑星ベジータと共に消滅した後も残っており、宇宙を漂っていた。
中鶴勝祥が描いたラフデザインの段階では「トマー」という名前であり、髪型はベジータに近いものだった[7]
セリパ
バーダックチームの紅一点。風貌は、ショートカット(ボブ)で切れ長の目つきをしている。カナッサ星制圧直後、バーダックに息子に会うように薦め、バーダックが拒否した際には呆れたような様子を見せた。ドドリアたちとの戦いで戦死。
後年、ゲーム版に登場する場合は、王に向かって啖呵を切る、ザーボンを「カマ野郎」と罵るなど、気性の激しさこそあるが、姉御肌的な義理堅さを持つ女性として描かれる。
中鶴勝祥が描いたラフデザインの段階では「コーン」という名前であり、髪型も大きく異なるものだった[7]
トテッポ
バーダックチームのメンバー。いつも何かを食べている巨漢。他のサイヤ人と違って、残忍な笑みは浮かべず、無口。風貌はエラの張った輪郭で、頭頂部が禿げており、額に3本の斜めの傷がある。ボロボロになりながらもドドリアの部下に向かっていくが、一瞬で倒された。
中鶴勝祥が描いたラフデザインの段階では「ジャガ」という名前であり、完全な禿げ頭であった[7]
パンブーキン
バーダックチームのメンバー。小柄の肥満体とは裏腹に素早く動く。5人の中では、一番気が短く、思考は単純かつ短絡的。自分たちをよく使ってくれるフリーザに感謝していたが、ドドリアたちとの戦いで戦死。
中鶴勝祥が描いたラフデザインの段階では「パンプキン」という名前であり、髪型も大きく異なるものだった[7]
ベジータ
サイヤ人の王子。生まれつき高い戦闘力を誇り、わずか5歳にして強化型の栽培マンを一瞬にして倒した。幾度か惑星に送り込まれ成果を挙げているが、「大した手ごたえはない」と苛立ち、より手強い惑星への派遣をフリーザにねだっている。惑星ベジータの消滅をナッパから聞かされたときも、全く気にかけない酷薄さを見せた(このときのナッパは、ベジータの態度に当惑していた)。
本作の幼年期のデザインはキャラクターデザインの中鶴が担当して、王家の紋章のデザインは演出の橋本が担当した[7]
ナッパ
ベジータの側近。この時点では頭頂部に頭髪が残っており、体格も若干細身に描かれている。フリーザへ惑星をねだるベジータ王子に頭が上がらない。
惑星ベジータ消滅時には、大きく動揺しながらベジータにそのことを伝えた。
酒場のサイヤ人
酒場にいたサイヤ人たち。フリーザが自分達を裏切り、惑星ベジータ諸とも消滅させようとしていることを伝えに来たバーダックの言葉を真に受けず、「フリーザ様がそんなことをするはずがない」と嘲り笑う。直後に逆上したバーダックに「全員、地獄に落ちろ」と罵倒されるも「あいつはイカれてる」と本気にせず、結局信頼していたフリーザによって惑星と運命を共にした。

フリーザ一味[編集]

働き者で強力なサイヤ人を気に入ってはいたが、いつまでも命令に従順な種族ではないことや、飛び抜けた戦士が生まれ始めたことなどから不信感を抱き始め[注 10]、惑星ベジータを消滅させることを画策する。バーダックの迎撃のために船外にいた多くの部下もろとも惑星ベジータを爆発させ、バーダックと惑星ベジータにいたサイヤ人全員の殺害に成功している。その直後、宇宙船内のザーボンとドドリアが呆然としている前で狂喜していた[注 7]
ザーボン
フリーザの側近。予定より1週間早く惑星カナッサを制圧したのがサイヤ人の下級戦士だったと知り、徒党を組まれたら目障りになると危惧した。
ドドリア
フリーザの側近。フリーザの命令を受け、4人の部下とともにミート星を侵略していたトーマたちを殺害する。連れていた部下4人を一掃したバーダックにも重傷を負わせるが、ザーボンの通信による帰還命令を受け、彼の死亡を確認せずにミート星から飛び去った。
ドドリアの部下[10]
ドドリアが連れていた部下たち。赤い肌と2本の角が生えた長髪の兵士( - 真地勇志)、本編に登場するアプールと同族の兵士(声 - 里内信夫)、覆面を被ったような顔の兵士(声 - 掛川裕彦)、丸々とした体つきの兵士(声 - 佐藤浩之)の4人。全員スカウターを装備している。他のフリーザ軍の一般兵士と比べて戦闘力は並外れて高く、トーマらサイヤ人を倒すが、バーダックによって全滅させられる。
終盤、バーダックに襲い掛かる多数のフリーザ軍兵士の中にも色違いの兵士が登場している。その中で最後までバーダックを抑えていた兵士2人はゲームで使用できる。その内の1人、ヒゲを生やした髪が薄紫色の兵士は『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』(Wii版)と『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』でフリーザ軍兵士1Pカラーとして、『ドラゴンボール タッグバーサス』と『ドラゴンボールZ BATTLE OF Z』でフリーザ軍兵士として登場。もう片方の覆面兵士は、上記の『Sparking!』シリーズのフリーザ軍兵士2Pカラーで登場している。ドドリアが連れていた兵士は黄土色の覆面、バーダックを抑えていた兵士は濃い橙色の覆面である。
医師[10]
バーダックを治療した惑星ベジータの医師たち。1人は人間に近く、もう1人は本編にてベジータを治療した際に登場したドクターと同族。生まれたばかりのカカロットの養育係も兼任していた。

その他のキャラクター[編集]

バーダックたちに滅ぼされたカナッサ星人の生き残り。最後の力を振り絞り、バーダックに未来を予知する拳を浴びせて呪われた未来を見せようとする。サイヤ人たちは自分の一族と同じように、滅び去る運命にあるとして嘲笑い、直後にバーダックによって倒された。
トーマいわく、カナッサ星は超能力を得られるエネルギーがある惑星として知られていた。
孫悟飯
地球に送り込まれた、尾の生えた赤ん坊(カカロット)を拾った老人。赤ん坊は彼によって「孫悟空」の名を与えられる。ラストシーンのみに登場。

声の出演[編集]

バーダック、孫悟空(カカロット) - 野沢雅子
トーマ - 曽我部和恭
セリパ - 三田ゆう子
パンブーキン - 渡部猛
トテッポ - 塩屋浩三
フリーザ - 中尾隆聖
ザーボン - 速水奨
ドドリア - 堀之紀
トオロ - 銀河万丈
孫悟飯 - あずさ欣平
ベジータ - 堀川亮
ナッパ - 飯塚昭三
サイヤ人 - 掛川裕彦真地勇志佐藤智恵里内信夫中尾みち雄
ナレーション - 八奈見乗児

スタッフ[編集]

原作 - 鳥山明
企画 - 森下孝三清水賢治
製作担当 - 鳥本武
シリーズ構成 - 小山高生
脚本 - 小山高生、隅沢克之
音楽 - 菊池俊輔
美術設定 - 池田祐二、吉田智子
美術監督 - 吉田智子
キャラクターデザイン - 前田実中鶴勝祥
作画監督 - 中鶴勝祥
シリーズディレクター - 西尾大介
作画監督補佐 - 佐藤正樹
原画 - 江口寿志山室直儀海老沢幸男井上栄作 ほか
動画 - 館直樹 ほか
オーディオディレクター - 小松亘弘
選曲 - 宮下滋
演出助手 - 藤瀬順一
演出 - 橋本光夫
制作 - フジテレビ東映動画

主題歌[編集]

作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 清岡千穂 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 影山ヒロノブ
エンディングテーマ - 『光の旅』
作詞 - 佐藤大 / 作曲 - 清岡千穂 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 影山ヒロノブ、KUKO
挿入曲 - 『ソリッドステート・スカウター』
作曲・編曲 - 岩崎文紀 / VOICE - TOKIO / 演奏 - Dragon Magic Orchestra

映像ソフト[編集]

DRAGON BALL Z DVD BOX DRAGON BOX VOL.1
DRAGONBALLZ SPECIAL SELECTION DVD
日本国外では古くからVHSバージョンが発売されており、DVDの登場で複数の音声の収録が可能になり日本語の音声を収録したDVDが発売された。現在はBlu-ray Discのものも発売されている。

関連書籍[編集]

ジャンプ・アニメ・コミックス ドラゴンボールZテレビスペシャル たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜 - 集英社、1993年1月12日、

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

出典:Wikipedia
2020/02/22 01:01
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2020/02/25 更新
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