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ドラえもん のび太の恐竜2006
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概要
ドラえもん のび太の恐竜2006』(ドラえもん のびたのきょうりゅうにいまるまるろく)は、2006年3月4日に公開された日本アニメ映画。映画ドラえもんシリーズ通算第26作(第2作2期シリーズ第1作)。この作品は、1980年に公開された『ドラえもん のび太の恐竜』のリメイクである[1]。特集記事が『月刊コロコロコミック2005年9月号から2006年4月号まで掲載された。

まんがドラえもん誕生35周年記念作品[2]。第1回Invitation AWARDSアニメーション賞受賞作品[3][4]

作品[編集]

テレビシリーズが第2期にリニューアルして以降、初めて製作された映画作品で、本作品は2年ぶりの公開となる[1]

本作品はスタジオジブリ出身の小西賢一作画監督に迎えており、テレビアニメと絵柄が異なり小西が作画監督を務めた『ホーホケキョ となりの山田くん』と同じく輪郭線がところどころ意図的にとぎれて描かれている。また、森久司松本憲生橋本晋治など著名アニメーターも多数参加し、それぞれの個性が随所に現れている。シンエイ動画の筆頭アニメーターである大塚正実1989年ドラえもん のび太の日本誕生』以来17年ぶりに参加している。美術背景も、美術監督である西田稔によって写実的に描かれ、木船徳光率いるIKIF+による3DCGも随所で効果的に活用された意欲作となっている。長年オープニングはCGを多用したものが主流だったが今回はクレイアニメを交えたものになっている。

映画ドラえもんシリーズとしては初めて製作委員会方式が採られ、新たに小学館プロダクションが出資と製作に参加した。また、当時の映画ドラえもんシリーズの最高興行収入となる、32億8000万円を記録した。

海外でも公開され、中国で初めて公開された日本のアニメ映画作品である(2007年7月公開)[5]台湾(2007年9月14日公開)のほか、シンガポールスペインフランスでも公開された。

また、第2期では本作品のみ、野比家のふすまがテレビシリーズのものと同じ美術設定で描かれている。

次作『新魔界大冒険』のシーンでピー助に関わる小物が描かれており、意識的に続き物としている[6]

本作はリメイクに伴い、当時最新の学説を取り入れるなど改変ポイントが幾つかある[7]。原作に無い新たな展開については、監督の渡辺歩は「新しく盛りこんだというより、原作に潜んでいる(と想像される)ものを改めて描いた」と述べている。

特にピー助に関して、のび太は新旧両方で卵から孵化させているが、モデルであるフタバスズキリュウは卵を産まない上、恐竜でなく首長竜である[7]。これらに対し書評家の清水銀嶺は「(ドラえもん作品で)学説にこだわるのは野暮の極み」と述べている[7]

作品への評価として、映画批評家の前田有一は「第1作のリメイクは新キャスト・スタッフにとって良い選択」「近年の劇場版と比べシンプルだが、飽和気味の世界観を絞め直す効果はある」と批評している[8]

また、2017年のインタビューにてメイン声優の水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみの3人は本作品を大長編のベストに挙げている[9]

あらすじ[編集]

タイムマシンが壊れ、時間移動はできるが、空間移動ができなくなってしまう。のび太達は、北米から陸路で日本を目指すことを決意する。目的は、ピー助を故郷に帰し、日本列島洋上の「のび太の机の位置」(=タイムマシンの出入口)までたどり着くこと。タケコプターの消耗を抑えつつ進むという、過酷な旅である。恐竜ハンターは「ピー助を渡せば、君たちを21世紀に送ってあげよう」と懐柔を図るが、のび太達は拒否する。

恐竜ハンターとドルマンスタインはついに実力行使に出てくる。しずか達が人質に取られ、ドラえもんとのび太にはティラノサウルスがけしかけられ、絶体絶命。だがそのティラノサウルスは、かつてドラえもんが桃太郎印のきびだんごを与えた相手であった。ティラノサウルスを仲間につけて反撃開始、と思われたが、ドルマンスタインはスピノサウルスで返り討ちを目論む。ドラえもん達の奮闘と、タイムパトロールの介入により、悪人達は逮捕される。

のび太達はタイムパトロールと別れて自力で日本まで移動し、小島の上にあった「のび太の机の位置」に到達する。そこでピー助と別れ、ドラえもんのタイムマシンで現代に帰還する。

声の出演[編集]

※表記・順は本編クレジットに準じる。

ドラえもん - 水田わさび
のび太 - 大原めぐみ
ジャイアン - 木村昴
スネ夫 - 関智一
しずか- かかずゆみ
ピー助 - 神木隆之介
ママ - 三石琴乃
パパ - 松本保典
スネ夫のママ - 高山みなみ
手下(A〜D) - 楠見尚己宇垣秀成高戸靖広木村雅史
ダイバー(A〜C) - 後藤史彦下和田裕貴幸田昌明
主婦B - まるたまり
妊婦 - 倉田雅世
女の子(A、B) - 桃森すもも瀬那歩美
男の子(A、B) - 福圓美里山下亜矢香
タイムパトロール隊員(A、B) - スキマスイッチ
おやじ・主婦A・リサイクル業者・レポーター・タイムパトロール長官 - 劇団ひとり
ドルマンスタイン - 内海賢二
黒マスク(恐竜ハンター) - 船越英一郎

スタッフ[編集]

原作 - 藤子・F・不二雄
脚本 - 渡辺歩、楠葉宏三
総監督 - 楠葉宏三
作画監督 - 小西賢一
美術監督 - 西田稔
CG監督 - 木船徳光
撮影監督 - 熊谷正弘
編集 - 岡安肇
録音監督 - 田中章喜
効果 - 糸川幸良
音楽 - 沢田完
チーフプロデューサー - 増子相二郎杉山登
監督・絵コンテ - 渡辺歩
演出 - 宮下新平
動画検査 - 大野順子、山西晃嗣、澤田裕美、八木郁乃
色彩設計 - 松谷早苗
色彩設計補佐 - 堀越智子
仕上検査 - 今泉ひろみ
仕上担当 - 野中幸子
特殊効果 - 干場豊
おまけマンガ作画 - むぎわらしんたろう
おまけマンガ制作 - タイムマシン
アニメーション協力 - ベガエンタテイメント
制作事務 - 杉野友紀、服部高弘、宮澤英太郎
制作進行 - 廣川浩二、西川昭彦、八鍬新之介、布川徹
原画制作 - 別紙直樹
制作デスク - 外崎真、山ア智史
プロデューサー - 小倉久美、吉川大祐山崎立士
制作 - 「映画ドラえもん」制作委員会藤子プロ小学館テレビ朝日シンエイ動画ADK小学館プロダクション
「特報」ムービー制作スタッフ

絵コンテ - 渡辺歩
原画 - 金子志津枝
(7月中旬から劇場や公式ホームページで流された最初の特報でドラえもん、のび太、ピー助が乗るタイムマシンが黒マスクが乗るタイムマシンに襲われるシーンがメイン。この特報は本編DVDにも収録されていない。これ以外の特報、予告編は本編映像を使用。)

主題歌[編集]

作詞 - 阿木燿子 / 作曲 - 宇崎竜童 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - 夏川りみビクターエンタテインメント
エンディングテーマ「ボクノート[10]
作詞・作曲・編曲 - 大橋卓弥・常田真太郎 / 歌 - スキマスイッチBMG JAPAN/AUGUSTA RECORDS)

ゲーム版[編集]

ニンテンドーDS用ソフトとして2006年3月2日にゲーム版が発売されている。内容のほとんどは本作とは異なるオリジナルである。

関連[編集]

フタバサウルス - ピー助の種。同2006年に、国際動物命名規約において新属新種として正式に記載される。
スピノサウルス - 初期の日本の登場作品としての代表例。

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

出典:Wikipedia
2020/03/31 17:01
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