トリブス民会
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概要
トリブス民会
(
ラテン語
:
Comitia Tributa
)は、
古代ローマ
社会において行政に関わった
民会
のひとつ。日本語では「
市民会
」と訳される。訳語として「
市民集会
」も一般書等では使われる場合があるが、これはローマ史においては民会とは異なる市民による集会
コンティオ
(contio) の定訳として使われるため混同に注意が必要である。全ローマ市民を45の選挙区に分けて作られた民会で、参加資格は
ローマ市民権
を持つ者のため、上流階級の
パトリキ
と平民階級の
プレブス
とが同時に国政に関わった。
ほとんどの人員がローマ市内にある4つの選挙区(トリブス=本来「部族」の意味)に集中しており、ここでの投票は結果を左右した。また
ケントゥリア民会
のように各自の市民が
投票権
を持っているわけではなく、各選挙区にひとつの投票権が与えられた。トリブス民会は
フォルム・ロマヌム
内で行われ、上級
按察官
、
財務官
、それに
トリブヌス・ミリトゥム
と呼ばれる軍団司令官の選挙を決定した。また
ルキウス・コルネリウス・スッラ
による改革まではトリブス民会では裁判も行われていた。
関連項目
民会 (ローマ)
クリア民会
ケントゥリア民会
プレブス民会
(平民会)
出典:Wikipedia
2017/03/16 20:32
ソ
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