テロメア
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2.テロメア研究の略史
2.3.テロメア配列とテロメラーゼの同定
テロメアの塩基配列は、1978年にエリザベス・H・ブラックバーンとジョゼフ・ゴールにより、単細胞真核生物のテトラヒメナを用いた研究で最初に明らかにされた。ブラックバーン、キャロル・W・グライダージャック・W・ショスタクは、テロメアとテロメラーゼ機能の研究[3][4][5][6]から、2006年にアルバート・ラスカー医学研究賞2009年ノーベル生理学・医学賞を共同受賞している。

テトラヒメナは大核小核をもち、大核では染色体の増幅が起きているため、一つの細胞あたり4万を超えるテロメアが存在している。そのため、テトラヒメナはテロメア解析のモデル生物として適していた。テトラヒメナから抽出したDNAを電気泳動すると、テロメアは他の染色体領域とは異なる挙動を示すことを手がかりに単離され、配列決定が行われた。この生物のテロメア配列は TTGGGG(T: チミン、G: グアニン)が反復したものだった。この配列をもつ人工染色体は、異なるテロメア配列をもつ出芽酵母でも機能することがわかった。

その後テロメアを合成する酵素テロメラーゼが、ブラックバーンの研究室においてテトラヒメナを用いた研究で発見されたことにより、染色体の古典的な「末端複製問題」が解決された(1985年)[6]。この酵素についてはテロメラーゼを参照。

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(2.2.末端複製問題と細胞老化)
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(3.テロメアの構造と構成因子)
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出典:Wikipedia
2019/01/13 23:30
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