サザエさんの登場人物
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2.親戚関係
2.2.波野家
海平・波平の妹なぎえ(サザエの父方の叔母)の嫁ぎ先。劇中では三男のノリスケ宅が磯野家の近所に存在する。ノリスケの子供である男の子は、原作では名前について表記が無く、アニメ用に設定された「イクラ」が現在通称として使われており(後述「波野イクラ」参照)、ウィキペディアもそれに準じ、原作での説明もこれに習う。

波野ノリスケ[編集]


(なみの ノリスケ)

声 - 村越伊知郎(1969年12月14日 - 1998年7月)→荒川太朗(1998年7月26日 - 2000年6月)→松本保典(2000年7月 - )

演 - 仲代達矢五木ひろし布施博田中裕二八嶋智人

サザエとカツオとワカメの従兄であり、波平と海平の(妹の四番目の子)[285]。タラオの従伯父であり、マスオの義理のいとこ。タイ子のであり、イクラの父。

波平が「ノリスケ」(1985年3月末の波野家名古屋転勤前までの作品では「ノリスケ君」と呼んでいたこともある。名古屋から戻ってからは呼び捨てに統一され、伯父甥の関係が強調されるようになっている。波平、フネ、マスオ、サザエに対してはもっぱら敬語である)、サザエやフネやタイ子は「ノリスケさん」、マスオは「ノリスケ君」、カツオ、ワカメは「ノリスケおじさん[注 17]」と呼ばれている。
アニメでは、タラオから「イクラちゃんのパパ」、編集を担当する伊佐坂先生[285]からは「波野君」と呼ばれる。
人物
職業は編集者。実家は九州の博多。原作では兄弟はノリスケも含めて8人(アニメでは5人兄弟)。年齢は24歳 - 26歳[285][286]
原作では8巻から12巻の間に上京して、12巻でタイ子とお見合い結婚し、14巻で男の子1人をもうける。結婚後は「東アパート」というところに家族3人で住んでいる。恐妻家である。
アニメでは、現在の職場に勤め始めた際に博多から押しかけ同然に磯野家に居候。その後タイ子との結婚を機に磯野家近所のアパート「くらげ荘」に移る。さらに1985年3月末に転勤のため一家は名古屋に引っ越したが、同年9月頃に戻り、現在のマンションに住んでいる[287](だが2014年12月7日放送「タイコおばさん」(作品No.7214)の冒頭で登場した家は、現在住んでいるマンションとは大幅に違っていた)。
原作ではやや太り気味であることを理由に生活習慣病を気にすることもあるが、何度か登山に挑むなど全くの運動音痴というわけではない。アニメでは原作より痩せており、容姿については変更が激しい。
アニメでは伊佐坂先生の原稿を受け取るついでに磯野家で休憩したり、タイ子から部屋を追い出された時にかくまってもらうなど磯野家によく訪れている。
仕事について
原作では新聞社勤務で、大物女優の取材をした後緊張してメダカが入った水を飲んだこともある。
アニメでは出版社(会社名は「(株)出版社」[288])勤務で編集者の仕事をしている。普段と違って仕事に対しては非常に真面目で、弱音を吐いたり文句を言ったりすることはほとんどない。伊佐坂の担当となったのも現在のマンションに住み始めた頃からであり、転勤以前にも一時期、別の伊佐坂(同姓同名だが現在の伊佐坂とは別人)を担当したこともある。
イクラに言われて一度ひげを生やしてみたものの結局イクラが怖がったためそった[289]
性格
かなり図々しい性格でお調子者(後述「ちゃっかりエピソード」を参照)だが、基本的に明るく朗らかなため、悪意をもたれることは少ない。迷惑をかけたとしても怒られることは少なく、あきれられる場合がある。
子どもじみた一面があるため時には波平にカミナリを落とされることもあるが、親しみやすくカツオとワカメに慕われている。ただし、ケチ臭いところもあり原作でカツオからは「一緒に外出するのが嫌」と言われている。同様の理由でしばしばカツオを筆頭とする磯野家の子供たちと駆け引きを演ずることもある。
はた迷惑ないたずらが好き。古いを改造して傘お化けになってカツオとワカメを怖がらせたり、「街の食堂で食事をしたあと、どんぶりの下に代金を隠しておいて「食い逃げ」を装って店を出る」などのいたずらをしている。
原作ではマスオとともに他人を巻き込んだいたずらをしている。キノコ取りをしている女性を驚かそうと刑事(ノリスケ)と犯人(マスオ)に扮して「死体を埋めたな」「はぁ刑事さん」と答えたため、それを聞いた女性たちが驚いてマツタケを放り出して逃げてしまった。その日の夕食はマツタケご飯でみんな大喜びだったが、マスオは浮かない顔をしていた。デパートでアイスクリームを食べ終えた後、コーンをヘアピースに置き、の角に見立てていた。
ちゃっかりエピソード
磯野家でたびたび食事を摂ることがあり、特にすき焼きやお歳暮や近所からのおすそ分けでもらったメロンなどちょっとした贅沢な食べ物が食卓にあがる時は、毎回と言っていいほど。そういう時は勘が働くらしく、呼んでもないのにどこからともなく磯野家にやってきて「いやー今夜はすき焼きですか? うまそうだなー」などと言ってごちそうになる。
また、サザエ達が外出中の時に来るとおみやげを当てにして帰宅まで居座ることもある(ただし、必ずといっていいほど、おみやげを手に入れられず終わる)。
さらに、帰宅時にマスオや波平たちと駅で一緒になった時は、「いやー奇遇だなー、帰りにちょっと一杯どうです?」などと言って酒に誘う。その場合、自分から誘ったにもかかわらず、年上の波平からはもちろん、マスオにも「今日はちょっと持ち合わせなくて」など理由をつけておごってもらうことも多い。
海水浴などで波平以外の家族が全員出かけて、波平が留守番をしている時、昼時に磯野家に押しかけて勝手に出前を取ったり、波平が食べようとした駅弁を横取りしたこともあった。
波平や新入社員に借金を頼みこんだこともある。しかし、マスオから借金の返済を催促されると、とことんトボけてはぐらかそうとする。
お茶を入れに台所に行き、縁側に置いていただけのサザエの焼き芋を「お昼を食べてなかったから」と勝手に食べてサザエを怒らせた。
波平とのエピソード
露店で「全自動卵割り機」という商品が売られているのを見掛けた後、それについて磯野家で話題にしたことがある。波平がそれを買っていたとは知らずに「手で割ったほうが早い」「あんな物を買う人は卵なんか割ったことがない亭主関白」と本人の前で散々言って憤慨させ、数日出入り禁止になった。その後ノリスケが自分の発明したものの概略を磯野家に持ってきたことにより事実上和解した。ただしノリスケの発明は致命的な欠点を抱えた無用の長物だったが、彼らは気付かなかった[290]
前述の通り、酒好きで波平ともよく帰宅時に飲んでいるが、マスオや波平の二人と飲まない時が続いた時には、波平から「早く帰ってやれば良かろうに」とあきれられている。妻子二人での夕飯がいかに寂しいかを知らしめるために、波平がイクラとタイ子を磯野家に呼び寄せて懲らしめたことがあり、降参したノリスケは翌日磯野家に朝食を食べに来た。そのとき、頭からジャケットをはおっていたため、玄関のドアに映ったシルエットからイクラとタラオに「お化け」と一瞬怖がられた。
また、性格やその言動から、波平に叱責される回数はカツオやサザエに次いで多い。些細なことで波平の逆鱗に触れ、磯野家への出入り禁止を言い渡されたこともある。これについて本人は、「僕に本気で怒鳴ってくれるのは伯父さん(波平)と編集長しかいない」と語っている[291]
本人は軽いジョークで言ったつもりだった事を、磯野家が真に受けて騒動になった事もある。裏のおじいちゃんの家の庭に落ちていた落し物の野球ボールを、有名野球選手のサインボールだと嘘をつき(早川からの電話により嘘であることが発覚)、これに激怒した波平に再び出入り禁止を食らった[292]
賞味期限ギリギリのお土産を持ってきたとき、波平に「相変わらずのワケあり人」と言われたことが原因で波平に「頑固で短気、不器用で飽きっぽい」「まさに究極のワケあり」と言ってしまい、またもや出入り禁止を食らった。が、ノリスケがお酒を持ってきたことで事実上和解した[293]
その他エピソード
電車や映画館の座席を確保するのが得意。
富山市[注 18]に大学時代の後輩がおり、旅館を営んでいる。ただし、その旅館には磯野一家が泊まったが、後輩は未登場[226]
じゃんけんをするときは、最初に必ずチョキを出す[294]
会社で一番信用がある[288]
「サザエさん30年後」では、海外旅行帰りに一家を訪れる。
原作では山下清に間違われたことがある。
原作およびアニメ版初期ではベレー帽をたびたび被っていたが最近はあまり被らない。
ヘビが苦手[295]
映画『サザエさん』では、西野姓で大阪出身、コメディリリーフ的な側面は少なく、サザエの親友、みち子と結婚し、『サザエさんの青春』では当のサザエより先に1子もうけ、出番を終えるが、代わりに二作目の『続・サザエさん』より原作のノリスケそっくりな弟ノリオ(藤木悠)が登場し、実質的なノリスケの役割を演じる。
原作で波平がお見合いを薦めようとする話があるが、相手の写真をノリスケに見せようとしたものの、肝心のノリスケが雑誌に掲載されていたミスコンテストの記事を見て、「ふ〜んミスニッポンかあ」と言っていることから、「今は時期ではない」と断念した。

波野タイ子[編集]


(なみの タイこ、アニメ版の表記は「タイコ」)

声 - 落合美穂(1970年2月1日 - 1974年以降)→恵比寿まさ子(不明 - 1979年頃)→塚田恵美子(1979年頃 - 2013年11月10日)→小林さやか(2013年12月8日 - )

演 - 片平なぎさ国生さゆり白石美帆堀内敬子

ノリスケの。イクラの。波平の義理の姪(甥の嫁)、サザエとカツオとワカメの義理のいとこで、タラオの義理のいとこ伯母。

アニメでの年齢は22歳くらい[285][133]。旧姓は入江(いりえ)。実家は東京で、両親と妹が暮らしており、父親はかなり上品な紳士である。
現在は専業主婦だが、以前はデパートに勤めており、ノリスケと見合い結婚して一児の母となった。
学生時代にはイタリア人のペンフレンドがいたらしく、イタリア語を少々話せる[296]
性格
基本的に優しくて落ち着いていて上品な淑女である。優しいが子供を甘やかすわけではなく、イクラにもちゃんとダメなことはダメと言うしっかりした性格。そのためイクラがわがままを言ったり、いたずらをすると「いけません、イクラ!」などとたしなめるセリフをよく言う。
カツオが子守りや留守番などをしたときにお駄賃やお菓子などをあげたりしても、「(サザエから)怒られるんじゃないか」と不安に思うカツオのことも考え、気を遣える人である(ただし、年末に内緒でカツオにお年玉をあげて、それを知ったサザエがカツオに憤慨した例もある)。お駄賃の入った封筒に自画像を描いていたことがある。
ファッションなど
原作では、独身時代はモデル並にスタイルが良かったがイクラ出産後ぐらいに太りだし、見た目も所帯じみたものとなっている。アニメでは出産後も痩せたまま。
あまり派手な服は好まず、普段はほとんどスカートで過ごしている。ただし過去、アフロヘアージーンズというファッションで、ノリスケを驚かせたことがあった。
磯野家との関係
原作では、ほとんど磯野家に来ないが、仲が悪いわけではない。
逆にアニメではよく磯野家に来ており、特にサザエと仲が良く、双方の子供ぐるみで一緒に風呂に入るほど。
三河屋を使って磯野家にビールを送ったことがある。
ノリスケに愛想を尽かして家出をして「イクラと実家に帰ります」などと置手紙をするが、実際は磯野家に行っている。そのあとノリスケが磯野家に来てパッタリ、タイ子とイクラに会いそのまま磯野家でみんなで夕食を食べながら、ノリスケのことを話したことがある。また、ノリスケがちょっとした発言や行動で波平など磯野家の面々に迷惑をかけたときは、磯野家に来た時に必ず代わりに謝るなどフォローすることも多い。

波野イクラ[編集]


(なみの イクラ)

声 - SE(1970年3月15日 - 1971年4月18日、1971年5月23日[297])→ 桂玲子(不明)、冨永みーな(代役時期不明)

演 - 加藤小桜→鈴木もも→稲葉友、桂玲子(声のみ)

ノリスケとタイ子の実子。波平と海平の大甥で、サザエとカツオとワカメのいとこ甥で、マスオの義理のいとこ甥、タラオのはとこである。

タイ子の実家である入江家の初孫で男の子(原作では当初「女の子だった」という説がある。後述「イクラの性別」を参照)。タイ子同様、原作にはあまり登場しない。
年齢は1歳半くらい[285]
主要キャラクターの中では、最も原作と外見の差が大きい。
髪色は茶色。
アニメでは、タラオと同様に変わった足音をたてる。
性格
好奇心旺盛で様々な物事に興味を持つが、同時に熱が冷めるのも速い飽きっぽい性格。一度興味を示すと周りの人間が「ダメ」と言っても熱が冷めないうちは、怒ったり泣いたりして聞き入れない。興味を持つきっかけは様々で、子供らしいきっかけもあれば、大人の行動を見たことがきっかけになることもある。たまに意外な物に興味を示した時などは、両親とタラオをはじめとする周囲の人間が、イクラの行動に驚かされたり振り回されたりする。イクラの暴走を押さえ込める人物はカツオぐらいである。
また、人間観察に優れており、興味を持った人のマネすることも周囲を困惑させる原因の一つになっている。
その反面、まだまだ幼く怖がりで、寂しがり屋なため泣くこともある。また、家族旅行で知らない土地へ行った時はノリスケかタイ子のどちらかがいないと不安である。この時は、ノリスケが八尾に大学時代の後輩に会いに行って先に富山に着いていた為、八尾に行ってノリスケと合流する事になっていたが、「タラちゃんと一緒にいたい」と意思表示をした為、タイ子とサザエが口裏合わせをしてイクラを置いて行き、道を渡って車が通った間に隠れた。イクラは戻って来ると思っていたのにいない為、不安がって戻って来たタイ子の胸で泣き、タラオと一緒にいたのを諦めた[226]
普段人見知りをしないが、時々人見知りをしたり、タイ子らから人見知りをしているように見える時がある[236][298]
気性が激しく、自分がだまされたと分かると自分をだました相手に対して(イクラのために思った行動でだましたつもりはなくても)容赦ない仕返しをする。その手口は1歳児と思えないものである。仕返しが済んでもその相手と同席しないなどかなり強硬な態度をとり続けるが、波平やフネの一言によってとたんに機嫌が良くなる。
コミュニケーション
アニメで発する言葉は「ハーイ(挨拶、および会話中に使うと「そうです」の意味になる)」「チャーン(カツオ、ワカメ、タラオの名を呼ぶ時)」「バブー(不機嫌な時、「ちがう!」と否定する意味も兼ねる)」しかしゃべれず[285]、イクラの両親と年齢の一番近いタラオのみ理解可能。それ以外の人物がイクラの言いたいことを理解するには、タイ子たちに通訳してもらう。あるいは、イクラの表情と言い方・動きなどで予想し、その都度イクラに「ハーイ」「バブー」でイエスかノーを判断してもらうしかない。
イクラはほとんど話せないものの、相手が言うことは簡単な言葉なら理解できるようで上記のようにコミュニケーションをとっている。
イクラは言葉が話せるか否かについて
アニメでは、基本的に上記の「ハーイ」「チャーン」「バブー」しか話せない[285]。ただし、「お帰りなさいイクラちゃん」(作品No.2433)以降、いくどかしゃべったことがあるが、苦情が多く翌年頃までに元に戻されている。その時のセリフは、波野一家が引越し前にタイ子・ノリスケが磯野家に「東京に帰る」旨の「テープレター」を送り、一家で聞いていた際テープの中から聞こえた「カエル?」の声[注 19]。それを聞いたサザエは驚いたが、カツオの早とちりとして扱われた。
しかし「ママ」は呼べるようで、公園で遊んでいた場面ではちゃんと「ジャンケンポン!」と言っていた(もっとも、勝っても負けても関係ない)。はっきりとした意思表示をしたこともある。
好奇心旺盛なエピソード
「金太郎」の腹掛けに興味を示したときは、タイ子がサザエと電話している最中に腹掛け姿で勝手に家を飛び出して、タイ子を困惑させた。ただし、近所の人からは「五月人形みたい」と評された[注 20]
また、台所の床下収納戸に興味を示した時は、裏のおじいちゃん宅や伊佐坂家の台所の床下収納戸を勝手に開けようとした。
ペンキ屋に興味を示してハチの小屋のペンキ塗りをした際に、ペンキ屋のおじさんの作業服が汚れていたのをマネをして、イクラ自ら服にペンキを塗ってしまい、タラオを困らせた。
時に、お茶やらっきょうの酢漬けなど、主に大人が好む食べ物や飲み物をおいしく食べたり飲んだりするため、周囲を驚かせる。
うなぎが大好物である。
磯野家と一緒に阿蘇に旅行に行った時に以前、家族で阿蘇に旅行に来た時に馬に二時間も乗っていたと馬に乗せてくれた「江藤ファーム」の主人に覚えられていた[118]
消防自動車に凝っていた時期があった[299]
タラオについて
タラオとは年が近いこともあり非常に仲が良く、家族に連れられてお互いの家に行くといつも一緒に遊んでおり、二人でどこかへ勝手に出掛けてしまうこともしばしば。また、昼寝などで2人が同じ布団で寝る場面が幾度もあり、イクラが磯野家に泊まることもあるが、夜中にホームシックになったりして朝まで一緒に寝ていることはない。イクラのワガママなど些細なことでタラオとケンカをすることもあるが、結局は「ケンカするほど仲がよい」という感じでほどなくして仲直りする。仲の良さは凄まじく、ノリスケの仕事の都合で名古屋に引っ越す事になった時も別れる際、大泣きした程である。しかし、その三ヵ月後にノリスケが新雑誌の立ち上げで東京に呼び戻されて、東京に戻った為、またすぐに会えるようになった。
悪いことや危ない行動を起こそうとする時に「やってはいけない」と言い聞かせるのに時間がかかる。タイ子がいる時は「いけません、イクラ!」と注意されたり、タラオといる時はタラオがお兄ちゃんらしく注意して止めようとする。しかし、イクラはほぼ言うことを聞かないで行動を起こしてしまうため、両親も手を焼いている。
イクラの性別
アニメではイクラは男の子となっているが、原作のイクラは当初は女の子だったのではないかという説がある。
その理由は、原作のイクラの出産時のエピソードとして、役所に出生届を出しに行くノリスケの手には“ナミエ”と書かれた紙を所持しているからである。当初その名前で届けるつもりであったが、たまたますれ違ったかっぷくのいい女性が「ナミエ」と呼ばれていたため「考え直そう」と途中で引き返すという話がある。また、タイ子が雛人形を買おうとするエピソードもある。
ただ、途中から[300]「ボーヤ」と呼称されるようになっているため、それ以降は男の子の設定になった。
名前の初期設定について
アニメ「サザエさん」の脚本を担当している雪室俊一によると「原作で名前がなかったノリスケとタイ子の子供が「イクラ」と付けられたのは、(自身の)娘の好物からきている」と語っている[301][302]
実際には原作者の長谷川町子は、ノリスケとタイ子の子供に対して「チドリ」という名前を付けている。しかし、アニメ版に「チドリ」の名前が採用されることはなかった。
この「チドリ」という名前の存在は、朝日新聞朝刊に「読者と新聞」という読者の質問欄があり、そこに読者から「サザエさん一家の家族構成を教えて欲しい」という質問が来たことで明らかになっている。これに対して長谷川から詳しく回答されており、本人直筆による各登場人物の似顔絵と名前が描かれたイラストが掲載された。そのイラストにはサザエさん一家の横にノリスケ一家も描かれ、「波平のオイ、いそのノリスケ」と「妻、タイ子」、そしてタイ子に抱かれた「チドリ」と名前が明記された赤ん坊が描かれていた[272]
[4]前ページ
(2.1.波平の兄妹など)
[6]次ページ
(2.3.フグ田家(マスオの実家))
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出典:Wikipedia
2019/12/14 12:32
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