サンフランシスコ・ジャイアンツ
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2.球団の歴史
2.6.黄金時代
ボンズの退団により再スタートを切った2008年、メジャー2年目となるティム・リンスカムが、防御率2.62、18勝5敗、265奪三振という成績を収め、最多奪三振サイ・ヤング賞に輝くなど、大ブレイクを果たす。他にもリンスカムと同世代のマット・ケインパブロ・サンドバルなどの若手選手もレギュラーとして好成績を収めた。しかし、この年は72勝90敗と前年に続き負け越してしまった。

2009年はリンスカム、ケインを2枚看板とした投手陣がリーグ2位となるチーム防御率3.55を記録するなど、投手陣がチームを引っ張り、88勝74敗と5年ぶりに勝ち越してシーズンを終えることとなった。

2010年は、新人王を獲得したバスター・ポージーの活躍やマディソン・バンガーナーの台頭などもあり、7年ぶりのナショナルリーグ西地区優勝、8年ぶりのワールドシリーズ進出を果たし、4勝1敗でテキサス・レンジャーズを下して1954年以来56年ぶり6度目、サンフランシスコ移転後は初となるワールドシリーズ制覇を果たした。

2011年はポージーの故障離脱もあり、西地区2位に終わり、ポストシーズン進出はならなかった。

2012年にはポージーが開幕から復帰。6月13日にはケインがアストロズ戦で完全試合を達成。8月には首位打者だったメルキー・カブレラが禁止薬物使用の疑いで50試合出場停止となる(その後、シーズン終了まで出場せず)も、ポージーが繰り上がりながら首位打者を獲得(と同時にカムバック賞も獲得)するなど、94勝68敗で地区優勝。ディビジョンシリーズのレッズ戦、リーグチャンピオンシップシリーズカージナルス戦とも、先に相手に王手をかけられたところからの3連勝で、チーム22度目のリーグ優勝を果たした。デトロイト・タイガースとのワールドシリーズではポストシーズンの勢いそのままに無傷の4連勝を飾り、2年ぶり7度目のワールドシリーズチャンピオンとなった。ジャイアンツが4連勝でワールドシリーズ制覇をしたのは、1954年のニューヨーク・ジャイアンツ時代以来、実に58年振りの出来事だった[4]

2013年はレギュラーシーズンではロサンゼルス・ドジャースに地区優勝を許し、勝率も5年ぶりに5割を切るなど低調なシーズンだった。

2014年もドジャースに地区優勝を攫われるが、何とかワイルドカード争いの2位を確保。敵地PNCパークで行われたパイレーツとのディビジョンシリーズ進出決定戦に勝ち、ディビジョンシリーズでは2年ぶりに東部地区を制覇したワシントン・ナショナルズに、リーグチャンピオンシップシリーズでは中部地区を制覇し2年振りの顔合わせになったカージナルスにいずれもAT&Tパークでの最終戦[5]で決着をつけ(ディビジョンシリーズは3勝1敗、リーグチャンピオンシップシリーズは4勝1敗)、2年ぶり23回目のリーグ優勝を果たした。ワールドシリーズではアメリカンリーグのワイルドカードから勝ち上がったカンザスシティ・ロイヤルズと対戦し、4勝3敗で球団史上8度目、過去5年間で3度目となるワールドチャンピオンになった。

2015年はドジャースが負けても首位に付けない時期があり、4月30日に行われたアトランタ・ブレーブスとの第2戦から6月16日のインターリーグシアトル・マリナーズ戦にかけてはホームで勝てず泥沼の9連敗。ニューヨーク・ジャイアンツ時代以来75年ぶりにホームで9連敗を喫してしまった。9月29日の地元でのドジャース戦に敗れてドジャースに地区3連覇を許し、西地区2位に終わり、2011年以降、2年続けてポストシーズンに出場できないというジンクスの打破はまたしてもならなかった。

2016年は5月に月間21勝8敗の快進撃を見せるなど、オールスターブレイクの7月10日時点においては、4月・5月の2か月間で35勝15敗のロケットスタートを見せ、最終的にこの年メジャー最多の103勝を挙げたシカゴ・カブスをも凌ぐ、メジャーベストの57勝33敗という成績をマークしていた。ところが、後半戦は一転して30勝42敗のスランプに陥り、一時は最大8ゲーム差をつけていたドジャースに逆転を許し、地区4連覇を許してしまう。さらに、10月1日にポストシーズン進出を決めたニューヨーク・メッツに第1ワイルドカード[6]の座も奪われてしまった。それでも、シーズン最終戦となった10月2日の地元でのドジャース戦に勝利し、第2ワイルドカードは確保。2年ぶりのポストシーズン進出を決めた。敵地シティ・フィールドで行われたニューヨーク・メッツとのワイルドカードゲームでは0対0で迎えた9回表にコナー・ガレスピーの3ランで得た3点をバンガーナーが4安打完封で守りきり、ディビジョンシリーズに進出。続くシカゴ・カブスとのディビジョンシリーズは、敵地リグレー・フィールドで連敗してカブスに王手をかけられるも[5]、本拠地に戻った第3戦では、延長13回にジョー・パニックのサヨナラ打で勝利をおさめ、続く第4戦も先発のマット・ムーアが8回までカブス打線から10三振を奪い、2失点に抑える好投を披露し、8回を終えて5-2とリード。このまま2勝2敗のタイに持ち込んで第5戦に望みを繋げるかと思われたが、悪夢は9回に待っていた。2番手のデレク・ロークリス・ブライアントにレフトへのヒットを打たれると3番手の14年目のベテランハビエル・ロペスが3番のアンソニー・リゾにフォアボールを与える。4人目のセルジオ・ロモが無死1塁2塁の場面で4番のベン・ゾブリストにレフトへのツーベースヒットを打たれ5-3と1点を返される。5人目のウィル・スミスが代打のウィルソン・コントレラスにセンターへの2点タイムリーヒットで同点に追いつかれセーブ失敗となる。負の連鎖は止まらず、無死1塁で6番ジェイソン・ヘイワードはスミスの正面に転がるバント。1塁ランナーのコントレラスこそフォースアウトにするものの、ショートのブランドン・クロフォードがファーストへの悪送球で1死2塁と送りバントが成功したのと同じ状況にしてしまい、6人目のハンター・ストリックランドハビエル・バイエズにセンター前ヒットを打たれ、継投ミスからカブスにまさかの大逆転を喰らい、5対6で敗戦。2010年以降、2年おきにワールドチャンピオンになるというジンクスもここで途切れることとなった。また、ジャイアンツは2012年のディビジョンシリーズ第3戦から2016年のディビジョンシリーズ第3戦まで、ポストシーズンで相手に王手をかけられた状況での試合もしくは一発勝負での試合において、合計10連勝というメジャーリーグ記録を樹立していたが、この記録も同時に途切れることになった[7]

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(2.5.ボンズの登場)
[6]次ページ
(2.7.2017年以降)
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出典:Wikipedia
2019/11/13 13:30
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