サンボアンガ
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1.概要
サンボアンガの市制施行記念日は、市の守護聖人・ピラールの聖母(Our Lady of the Pillar)を祝うフィエスタ・デル・ピラール(Fiesta del Pilar)の日でもある。1635年6月23日にスペイン人イエズス会士・メルチョール・デ・ヴェラ(Melchor de Vera)は海賊スールー王国の攻撃に対する備えとして要塞を築いたが、当時「El Real Fuerza de San Jos?」と呼ばれた要塞は、現在ではピラールの聖母を記念して「El Real Fuerza de Nuestra Se?ora del Pilar de Zaragoza」と呼ばれており、通常はピラール砦(ピラール要塞)と呼ばれる。

面積は1,480平方kmで周囲の28の小島も含まれるなど、フィリピンでもダバオ市などに次ぐ大きさを誇る。2007年の国勢調査では、人口は774,407人で世帯数は177,152であった。人口では国内第6位の都市になる。市に属するバランガイは98を数える。サンボアンガは長らく商業、貿易、保健、教育などにおけるミンダナオ西部の中心地であった。現在ではサンボアンガ市特別経済地域局(Zamboanga City Special Economic Zone Authority、略称 サンボエコゾーン Zamboecozone)が置かれている。サンボアンガではチャバカノ語と呼ばれる、スペイン語と地元マレー系言語との独特のクレオール言語が話されている。ただし共通語としては、フィリピン中部のセブアノ語が使われている。

サンボアンガには3つの総合大学がある。アテネオ・デ・サンボアンガ大学(Ateneo de Zamboanga University)、西ミンダナオ州立大学(Western Mindanao State University)、新設のサンボアンガ大学(Universidad de Zamboanga)である。またサンボアンガはミンダナオ最初のカトリック司教座が置かれた都市である。今日のサンボアンガ大司教管区は1910年に創設され、1958年には大司教に昇格した。

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出典:Wikipedia
2018/12/29 15:32
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