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サンタクロースがきた
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1.来歴
本詩は1823年12月23日に米国ニューヨーク州トロイの『センティネル』紙 (Sentinel) に無名で発表された。原題は「聖ニコラスの来訪」を意味し、内容はクリスマスの前の晩に子供たちの父であると思われる「私」がトナカイの引くそりに乗ったサンタクロースが贈り物を持ってきてくれた様子を目撃するというものである。詩の書き出しから現在では『クリスマスの前の晩』という題で広く知られている。

その後も再版を重ね、後に作者はコロンビア・カレッジの東洋・ギリシア文学教授クレメント・クラーク・ムーア(Clement Clarke Moore)に帰された。1844年にはムーアの作品集に収録されて、現在に至るまで一般的にはムーアの作品として流布している。しかし、真の作者はムーアの友人ヘンリー・リビングストン・ジュニア(Henry Livingston, Jr.)とする異論もある[1]

本詩は米国内で広く流布し、現在に至るまで米国を中心にクリスマスの時期に家庭、学校、テレビやラジオ等で広く朗読されているほか、パロディや翻案作品も少なくない。アメリカにおけるクリスマスやサンタクロースのイメージ形成に多大な影響を与え、これが20世紀後半には歌・映画等を通じて世界中に伝えられ、現在、商業化されたクリスマスやサンタクロースのイメージとなっている。すなわち、クリスマス・イヴにサンタクロースが8頭立てのトナカイのそりに乗ってやってくること、サンタクロースは小柄で太った白髭の老爺で幸せそうによく笑うこと、背中におもちゃのたくさん入った包みを背負って家の屋根の煙突から下りてきて、暖炉のそばに置いた靴下に贈り物を入れてくれることといったイメージである。詩の中では8頭のトナカイにそれぞれ名前がついているが、これは世界には普及しなかった。英国および英連邦諸国では、北アメリカに比してこの詩を知っている人は少ない。

[6]次ページ
(1.1.英文原詩の訳)
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出典:Wikipedia
2019/09/29 17:32
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