ゴジラ (架空の怪獣)
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3.昭和シリーズのゴジラ
3.2.『ゴジラの逆襲』以降
前作で山根博士が出現を懸念していた2体目のゴジラ。岩戸島にてアンギラスと戦っているところを発見される。形状の違いやストーリー上の矛盾が存在するものの、『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』までに登場したゴジラは同一個体とされており、二代目ゴジラと呼ばれることが多い[19][7][20][21]。また、作品によっては眼を潰されても短時間で回復するなど、自己治癒能力も非常に高く描写されている。
怪獣島の決戦 ゴジラの息子』『怪獣総進撃』『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』の3作では息子とされるミニラが登場する。
各作品での活躍
ゴジラの逆襲
岩戸島と大阪でアンギラスと激闘を展開。アンギラスを倒した後、神子島において、ジェット戦闘機群のミサイルによる氷河の人為的崩落(雪崩)という攻撃により、生き埋めとなり氷づけにされた。
この作品のみ、放射熱線を吐く際に背びれが発光しない。また、この際の鳴き声のみ他のゴジラと異なり、1966年のテレビ番組『ウルトラQ』(円谷特技プロ、TBS)に登場した宇宙人ケムール人をはじめ、たびたびウルトラシリーズの怪獣のものに流用されている。
キングコング対ゴジラ
北極海氷山から復活して日本に上陸。中禅寺湖キングコングと激突し、放射熱線で退けた。東京へ進撃するが高圧電流線に阻まれ、帯電体質になったキングコングと熱海で戦った末、組み合ったまま海へ落下した。キングコングは海上に姿を現したが、ゴジラは浮上することはなかった。
劇中で腕を左右に振って「パコンパコン」と鳴らす仕草を見せるが、これは当時人気のあったプロレスラー、豊登の十八番の芸を採り入れたものである[22]
モスラ対ゴジラ
倉田浜の干拓地の土中から出現。インファント島から流れてきたモスラの卵を襲撃し、卵を守る寿命が残りわずかな成虫モスラと戦って倒したが、生まれた幼虫モスラ2匹(1匹は戦いで死亡した)の吐く糸で身動きを封じられ、海へ転落し沈められた(対怪獣戦での初敗北)。
本作では3000万ボルトの超高圧電流を流されたが、多少のダメージを受けるものの決定打には至っていない。
ゴジラの出現箇所は、「土の中から」という珍しいものである。台本の時点では「干拓地から発見されたゴジラの皮膚」は「前作でのコングとの戦いで折れた牙」であり、ゴジラは瀬戸内海の埋立地から出現して姫路城を破壊する予定だった。
三大怪獣 地球最大の決戦
復活したラドンと戦うが、モスラの介入で引き分けとなり、キングギドラの出現に際してはモスラから共闘を持ちかけられるも、最初はラドンと共に拒否。しかし、モスラの危機を見かねて心を動かし、ラドンやモスラと協力してキングギドラを宇宙へ撃退した。
放射熱線は白熱光のみ(出現時に客船を爆破した際は除く)であり、キングギドラとの戦いでは使用していない。
海で数頭のゴンドウクジラが泳いでいる背後にゴジラが出現するという、ゴジラの食性を類推させる登場シーンが描写されている。
怪獣大戦争
X星人にラドンと共に宇宙へ連れて行かれ、X星でキングギドラと戦わされた。その後、X星人に操られて地球へ返されキングギドラやラドンと共に地球で暴れるが、そのコントロールが解けた後、ラドンと共に体当たりを仕掛けキングギドラを敗走させ宇宙へ撃退した。最後はラドン共々に海へ沈み、消息不明になった。X星人からは怪物01と呼ばれる。
勝利したゴジラが、当時大流行していた『おそ松くん』のイヤミが得意としていた「シェー」のポーズを披露する[23][24]。円谷英二のもとで監督助手を務めていた中野昭慶の回想によると、このアイディアは当時の撮影所長の発案であったという。しかし、円谷を含めた現場のスタッフには明確に「シェー」がどんなポーズなのかを知る者がおらず、実際の映像では「何度も跳び上がりながら右手を上にしたり左手を上にしたりを繰り返す」ものとなった[25]。映画の宣伝材料には、ゴジラに加えて宝田明ニック・アダムス水野久美沢井桂子らがそろって「シェー」をしている写真も使われた。
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
レッチ島で眠っていたが、吉村たちの一計により、落雷を受けて覚醒する。エビラとの初戦では、熱線を硬い体に跳ね返され、水中に引きずり込まれるも激闘の末にエビラを撃退。その後、急襲してきた大コンドルを倒して最後にエビラと再戦し、はさみをもぎ取り勝利した。「赤イ竹」がエビラによって全滅させられ、さらわれた人々がモスラによって救出された後はレッチ島に孤立し、「赤イ竹」施設の核爆弾による島の自爆に巻き込まれるかと思われたが、人々の声によってそのことを悟って海中へ脱出し、いずこかへ去った。
レッチ島で、大コンドルとの戦いに勝った後に鼻を人差し指でこするが、これは加山雄三の「君といつまでも」に出てくる歌詞のセリフ、「シアワセだなぁ」の際に取る行動の真似である[22]
元々は『ロビンソン・クルーソー作戦 キングコング対エビラ』として企画された脚本を流用した作品であるため、キングコングのような擬人的なキャラクターとなっている[26]
怪獣島の決戦 ゴジラの息子
ミニラが出した助けを呼ぶ電波を受信し、ゾルゲル島に向かい、ミニラを教育した(咆哮や熱線の吐き方など)。カマキラスクモンガと戦い、クモンガには右目を潰されるが、親子2体での放射熱線で勝利(同時に右目は回復した)。ラストでは、降雪によりミニラと共に冬眠した。
怪獣総進撃
怪獣ランドと呼ばれる孤島に住む。平和に暮らしていたが、キラアク星人に操られてニューヨークや東京を襲撃した。人間によりコントロールから解放されると、富士のすそ野でマンダバランバラゴンを除く全怪獣と協力し、キングギドラを倒した。さらにキラアク星人の基地を破壊した後、怪獣全員で怪獣ランドへ帰還した。
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
一郎少年の夢の中の存在として登場。ガバラにいじめられるミニラにスパルタ教育を施す。ミニラの頭脳に敗れたガバラの不意打ちを受けるも、背負い投げで返り討ちにした。
前述したように夢の中ということもあり、スパルタ教育の際には擬人的な描写となっている。
ゴジラ対ヘドラ
戦うたびに強大になっていくヘドラの攻撃に苦戦。その過程で左目を潰され、右腕も骨が露出するほど溶かされてしまうが、最終的にはヘドラの弱点を見つけた人間たちと協力して倒した。『怪獣大戦争』以降は人間たちの味方に等しく、敵意を向けることはほぼなくなっているが、この作品ではヘドラを倒した後に公害の原因となった人間たちを睨んで威圧している。
この作品のみ、放射熱戦を用いて後ろ向きに空を飛ぶシーンがある。また、ヘドリューム光線を防ごうとする際にウルトラマンのスペシウム光線の構えをするカットがある[22]。ゴジラがピアノ線で吊られ、仮面ライダーのごとくヘドラに「ゴジラキック」をする劇場スチールも撮られた[27]
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
アンギラスを相棒として、キングギドラやガイガンと戦う。接近戦で強力な武器を用いるガイガンとゴジラ塔の放つ光線に苦戦するが、小高源吾たちの活躍でゴジラ塔は破壊され、コントロールを失い誤って互いを攻撃したキングギドラとガイガンが喧嘩を始めた隙を突き、アンギラスとの連携で逆転勝利を果たして宇宙へ撃退した。
この作品のみ、アンギラスと吹き出しで会話するシーンがある。
ゴジラ対メガロ
ジェットジャガーに呼ばれて援護しメガロやガイガンと戦い、2体の撃退に成功した。
当時に流行していた時代劇『木枯し紋次郎』の主人公・紋次郎のように電柱を長楊枝のようにくわえたり、「おひけえなすって」のポーズをとるなどのスチールがパンフレットや宣材に使用されているが、これらは本編ではカットされている[28][29]。公開時のポスターには、『南海の大決闘』時のゴジラの写真が使われている。
ピアノ線による吊りで、とび蹴りやボディーアタックなど、キャッチコピーにある通りの「ウルトラC」技が多々描かれた。
ゴジラ対メカゴジラ
工業地帯で暴れる偽ゴジラ(自分に化けたメカゴジラ)の前に工場の建物から突如出現し、放射熱線を浴びせて正体を暴くが、激闘の末に痛み分けとなった。ある島で傷を癒しながら落雷を浴びて電磁石のように磁力をまとった状態で沖縄に上陸し、キングシーサーと共にメカゴジラと再戦した際には磁力と怪力でメカゴジラを押さえつけ、強引に首をもぎ取って倒した。
メカゴジラの逆襲
メカゴジラIIとチタノザウルスの2体を同時に相手する。チタノザウルスの打撃とメカゴジラIIのフィンガーミサイルにより一度は生き埋めにされるが復活し、人間たちの助けによりチタノザウルスがヘリコプターの超音波で苦しんでいる隙にメカゴジラIIと一騎討ちを展開する。メカゴジラIIのオールウェポン攻撃に限界を迎えそうになるが、メカゴジラIIをコントロールしていた女性サイボーグ・真船桂が自殺した後、機体の制御不能や放射熱線の防御不能になっていたメカゴジラIIを投げ飛ばし、放射熱線で撃破した。ムガール隊長らの乗るブラックホール第三惑星人の宇宙船も撃墜し、最後に残ったチタノザウルスも放射熱線で追撃して海中に沈め、海へ帰って行った。
前作よりもパワーアップしており、メカゴジラIIのオールウェポン攻撃にも耐えているほか、放射熱線はメカゴジラIIを一撃で木端微塵にしている。
造形
二代目以降のゴジラは同一個体という設定であっても着ぐるみが何度も作り直されており、作品ごとに外見が異なる。そのため、模型化される場合などには登場した作品名や共演した怪獣にちなんだ通称で呼び、区別している。
ゴジラ、ミニラともども頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。 逆ゴジ[30]ゴジラの逆襲
「怪獣同士の格闘」という描写に際し、中島は自身を採寸して体形に合わせるオーダーメイドを要求したため、胴体を作り、手足を付け足す手法が採られた。ウレタンはまだ無く、内側のクッションは綿の縫い込みで処理されている。また、足の裏は厚手のキャンバス地が貼られていたが、大阪城を襲撃するシーンでは、堀から上がる際に足の裏が滑り、堀の中に倒れてしまう。これと中島からの「とんぼを切れるように」との要望から、かかとにゴム靴のヒール部分を入れるようになり、これらの造形手法は以後の定番となった。
1作目ではまだ研究段階だった液状ゴムのラテックスが撮影所向かいの「技術研究所(技研)」で完成し、怪獣の表皮に採り入れられた初の作品となった。アンギラスとの格闘があるため、両眼を正面に向けて作られている。このゴジラから、尻尾の付け根に自動車用バッテリーが仕込まれ、目や口がリモコンで電動可動するようになった。
表情のほとんどは、利光制作の手踊り式の上半身ギニョールが使われている。利光が新聞紙で張り子を作り、これを芯にギニョールを作る現場写真が現存している。このギニョールは、乱杭歯が口の外を向いているのが特徴。
また、ラストシーンには俯瞰撮影用にゼンマイ仕掛けで歩く、1尺サイズのミニチュア人形も使われた[31]。円谷が買ってきた、ペンギンの歩行玩具の仕掛けを流用している。 ジャイガンティスゴジラ
『ゴジラの逆襲』海外版のための追加撮影用に新造された着ぐるみであったが、企画が中止となった(海外版自体は製作されたが、追加撮影はなく再編集のみ)ことから、幻の存在となった。現存する資料は2枚の写真のみだが、下半身が太いうえに頭部に耳がなく足の指が3本である点が、下記のキンゴジと共通している。
キンゴジ[32][33][10]キングコング対ゴジラ
円谷英二の指示により、逆三角形のシルエットを持つキングコングに対応して三角形の重量感のある体型に造形された[34]。何度も顔の手直しが行われ、耳元まで口の裂けた横に広い面相になっている。背びれが簡略化され、前作まであった耳介も省略されて足の指も4本から3本になり、これは『メカゴジラの逆襲』までのゴジラの基本形となった[34]。手のひらもかつてなく大きく、小指には演技者の指が入っていない。体色は墨汁でつけられたが、撮影時のコンディションで茶系と青系に見える。
このゴジラから、ボディーの肉付けや尻尾の造形にウレタンが使われ、格段に弾力性が増して軽量になった。身体のヒダは、ウレタンを手で細くちぎったものを1つ1つ貼り付けて造形している。この方式は、『ゴジラ対メガロ』で新造される着ぐるみまで使われた。
顔は丸みを廃した爬虫類的な鋭利さのある造形となったうえ、背びれが大きくなり、発光エフェクトが強調されている。
ラジコンによるモーター仕掛けの顎の開閉機構が採用された最初のゴジラであり[34]、目が黄色いのも特徴である。
次作『モスラ対ゴジラ』でのプール撮影と、終盤で水中へ落ちるシーンにはこのキンゴジスーツが使われている[35]
モスゴジ[32][36][37][38]モスラ対ゴジラ
前作に比べて細身かつ、より動きやすい「直立した人型」に近い体型となっている[35]。「眉毛」のような突起物、ふっくらした頬や口周りなど、やや哺乳類的な肉付きのよい顔立ちを持つ。このスーツが、以降のスタンダード的な造形となる。
円谷の「毎回ゴジラの顔が違うのはおかしいだろう」との意見で、このゴジラで頭部の石膏型が起こされた。その後、『怪獣総進撃』までゴジラが新調される際には、この型から抜いた頭が用いられた[35]
初登場から名古屋襲撃シーンまで、歩くたびに頬や唇が震える。これは、軟質素材のラテックスで作られた頭部外皮と、顎の開閉機構などを組み込んだ内部フレームとの接合が緩かったことによる、偶然の産物だった。雷撃作戦シーンにおける頭部を燃やす撮影の後には補修が行われ、表皮がフレームに固定されたため、頬が揺れることは無くなった。
この改修を受け、1980年代の各種刊行物において、「本作ではゴジラの縫いぐるみは2体作られた」とする説が流布された[32][39] が、これについて村瀬継蔵は「怪獣の縫いぐるみは各作品に一体しか作る余裕はなく、マスコミで書かれているようなモスゴジやバラゴンの二体説は間違いなのです」と否定している[40]
牙や爪は村瀬によるポリエステル樹脂製となり[35]、円谷の念願が叶うこととなった。村瀬によると、中島春雄も待機中に爪をカチカチ鳴らすなど、硬い爪に大喜びだったそうである。ただ、繊維強化処理をしていないので撮影中にすぐ欠損してしまい、そのたびに補修が必要だったという。
この作品のゴジラは純粋な悪役(脚本には「悪鬼」と書かれている)として登場し、前作と異なる悪役的な顔立ちとなっている。ゴジラの目玉は、凸レンズ状の透明ポリエステル樹脂の奥に黒目を埋めるという手法がとられ、「どの角度から見てもゴジラがこちらを睨んでいる」という鋭い目つきとなっている。
決戦ゴジ[41]三大怪獣 地球最大の決戦
着ぐるみはモスゴジと同一だが、頭部が改修され、若干柔らかい顔つきになっている[42]。眼球はリモコン操作で左右に動くよう改造されており[42]、その際につけ直した頭が少し上向きになっている。
本作におけるゴジラの熱線は、海上のシーンで光学合成された箇所を除き、すべて2尺サイズのギニョールを使っての霧状スプレーで表現されている[42]
撮影後、このゴジラは都内や名古屋の百貨店、大阪球場などでのキャンペーン巡業に使われた。「初めて生のゴジラを見られる」と集まった観衆で大盛況の様子が、映像や写真資料に残されている[43]。この際の演技者は中島春雄で、補佐として造形スタッフの開米栄三が付いた。この巡業の際に、表皮のヒダ(ウレタン製)を記念にむしって持ち帰るファンが多く、これは以後の再出演した作品に見られる「ヒダの流れの狂い」の原因となった。
本作で使用したゴジラのぬいぐるみは、1965年(昭和40年)に円谷特技プロに貸し出され、TBSの特撮テレビドラマ『ウルトラQ』(1966年〈昭和41年〉)に登場する怪獣ゴメスに改造された。改造は井上泰幸開米栄三らが行った。
さらに返却後には元に戻され、1966年5月に上野赤札堂デパートで開催された「怪獣展」で、頭だけ『怪獣大戦争』(1965年)のゴジラのものとすげ替えられ、展示された。その後、同年8月には再び円谷特技プロに貸し出され、TBSの特撮テレビドラマ『ウルトラマン』(同年)で開米によって怪獣ジラースに改造された。
大戦争ゴジ[10]怪獣大戦争
着ぐるみは新規造形[44][24]。『モスラ対ゴジラ』の製作時に起こされた石膏型から、ラテックスで抜いた頭がベースに使われている。腹周りのヒダが下方へ一直線に流れている点が、前作までのゴジラとの大きな違いである。瞳に黄色い縁取りがされており、中心にも黄色い点が書き込まれているうえ、リモコンで目が左右に動く際のアクセントになっており、これは同年制作のバラゴンと共通の表現である。
本作撮影後、大戦争ゴジの頭部とモスゴジの胴体を組み合わせたものが上野赤札堂で展示され、それにエリマキを付けてジラースに流用された。これらの改造は、井上泰幸や開米栄三らによって行われた。
2サイズのギニョールのほか、本作に合わせて3尺サイズの足の大型ミニチュアが作られ、家屋破壊シーンなどの細かいカットに使われている。
南海ゴジ[45]ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
着ぐるみは、ジラースに改造されていたものから頭部を元の大戦争ゴジの胴体につなぎ直したもの。やや頭部が上を向き、たるみが目立つ。このゴジラは『ゴジラ対ヘドラ』まで使用された。
プール撮影用には、『モスラ対ゴジラ』で作られ、『三大怪獣 地球最大の決戦』で顔を改造したゴジラが使われている。ジラースから再び頭を元に戻して本作で使用され、これが最後の出演となった。
この水中撮影用のゴジラには、腹の部分をくりぬいて10キログラムサイズの酸素ボンベが仕込まれ、中島春雄はマウスピースをくわえて水中演技を行っている。特撮プールに移動台車を沈めておき、これにつかまって水中で待機した。しかし、猛烈な水圧がかかったためにマウスピースが外れかけ、毎回とも命懸けだったという。また、この撮影で中身のウレタンが水を吸い、撮影期間中は乾いていたことがほとんどなかったという。当時は寒い時期であり、朝の9時から夜8時ごろまで、1週間以上かけて行われた。
息子ゴジ[10]怪獣島の決戦 ゴジラの息子
他の作品に比べ柔和な顔つきをしており、首が長くなで肩である[46]。ミニラとの対比を強調するため、着ぐるみは若干大ぶりに作られ、頭もモスゴジの型から抜いたものにかさ上げする形で頭の造型がなされたが、上背をつけるための修正が激しく、面影は無い。背びれの形も、このゴジラ独特のものとなっている。
さらに、これまで一貫してゴジラ役を務めた中島春雄は小柄ゆえに今回は補佐に回り、大柄な大仲清治がメインを演じている。ただ、不慣れな大仲の動きの悪さについては、中島も苦労が多かったようである。中島によると、歩く際に内股気味になっている点が、大仲の演じたゴジラの特徴だったそうである。その後、撮影中に大仲は負傷して降板し、関田裕に交代した[47]
後年の『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では、プール撮影用として使われた。このゴジラの写真や映像は、アメリカのロックバンド「ブルー・オイスター・カルト」のアルバム『ゴジラ』のレコードジャケットや、大リーグでの松井秀喜の出場時の電光掲示板に使われており、アメリカではかなりメジャーなゴジラ像のようである。
プール撮影用には、『怪獣大戦争』のゴジラが、本作のゴジラ風にまぶたを上向きに改造されて使われた。
総進撃ゴジ[10]怪獣総進撃ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃ゴジラ対ヘドラ地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
着ぐるみは『怪獣総進撃』のための新規造形[48][49]。モスゴジの頭の石膏型から作られた、最後のゴジラである[49]。まぶたの部分にオガ粉を混ぜたラテックスでイガイガがつけられ、喉元のたるみが省略され、足爪もまっすぐに揃えられて筋肉質かつ細身なゴジラとなった。この着ぐるみは、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』まで使われた。
国連ビルを襲撃するシーンなどのプール撮影には、『怪獣大戦争』で作られ、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』でまぶたを上向きに突出改造したゴジラが使われた。
『ゴジラ対ヘドラ』では、『怪獣大戦争』と『怪獣総進撃』で作られた着ぐるみを流用している。大戦争ゴジラは、プール撮影や港に上陸するシーンなどで使われたが、有機ガラスなどを使ったヘドロまみれになるシーンで修復できないほどの大ダメージを受けたため、以後の映画には登場していない。
「空を飛ぶゴジラ」は『怪獣大戦争』時の2ミニチュア。口からの放射能噴射はフロンガスを使った。
『ゴジラ対ガイガン』では、まぶたが開閉する仕掛けが加えられた。片手は、前作でのヘドラによる骨化表現が残ったままになっている。腹周りと右太もものヒダの狂いが著しく、さらには劣化した表皮の補修のためにオガ粉を混ぜたラテックスによる化粧直しが施され、全身のヒダがイガイガに埋まっている。
海のシーンのゴジラの着ぐるみには、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のゴジラが流用された。
撮影中、特撮ステージに見学にきた子供たちにゴジラがサンタの格好をしてプレゼントを配った。
メガロゴジ[50]ゴジラ対メガロゴジラ対メカゴジラメカゴジラの逆襲
スーツアクターの交代により新造された[28]。それまでのゴジラに比べて幼い顔つきで、大きな目と湾曲した口が特徴。この時期のゴジラは「成長したミニラ」で、ゴジラになって日が浅いという説もある[51]。『対メカゴジラ』以降は背びれの配列が不規則である。
モスゴジの頭の石膏型が壊れてしまったため、頭を含めて新造された。頭部造形は安丸信行が担当し、彼の初のゴジラとなった。スーツアクターは高木真二(『対メガロ』)、図師勲(『対メカゴジラ』)、河合徹(『メカゴジラの逆襲』)。大きな顔と足、クルリとした目など、全体的にかわいらしい感じに造形されている。目玉は動かないが、口とまぶたがラジコンで開閉する。手にものを持つ描写が多いため、特技監督を務めた中野昭慶の依頼で従来より掌を薄く作られている[52]。造形面から厳しい評価を下すファンが多い[53][54]が、製作陣は後に「作り方は以前と変えていない」とコメントしている[53]
この着ぐるみは、特撮テレビドラマ『流星人間ゾーン』(東宝、日本テレビ)にもゲスト出演している。
『対メカゴジラ』では、『流星人間ゾーン』で半年間撮影に使用された後であるため、全体的に補修が行われたが、顔をつけ直した際に首が少し傾いてしまい、腰の部分の背びれも順番が狂ってつけ直されている。川北紘一は偽ゴジラ共々、造形面での質的な低さを嘆いている。
メカゴジラのミサイル攻撃を浴びるシーンでは、首にパイプを仕込んで鮮血を噴水のように飛び散らせている。
ゴジラが沖縄に上陸するシーンでは、首から上だけのギニョールモデルが使われた。また、ゴジラが海中から出現するシーンでは、アトラクション展示用のぬいぐるみが使われている。
偽ゴジラには本物として使用されたものと、アトラクション用の着ぐるみが併用された[55]
『メカゴジラの逆襲』では、頭が改修されており、目つきが鋭くなっている。
ラストの海へ帰るゴジラのシーンには、前作で偽ゴジラとして使用されたアトラクション用の着ぐるみが使用されている。
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[4]前ページ
(3.1.『ゴジラ』(1954年))
[6]次ページ
(4.vsシリーズのゴジラ)

7. 間宮尚彦 2000, p. 185.
10. オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 230 - 232, 「キミにもできる! 歴代ゴジラ描き分け講座」
19. 岩畠寿明 & 小野浩一郎 1991, p. 66.
20. 野村宏平 2004, p. 99.
21. オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 27.
22. 野村宏平 2004, p. 110.
23. 野村宏平 2004, pp. 110, 315.
24. 元山掌 et al. 2012, pp. 102 - 105.
25. 中野昭慶、染谷勝樹 『特技監督 中野昭慶』 ワイズ出版〈ワイズ出版映画文庫〉、2014年、126-127頁。
26. 元山掌 et al. 2012, pp. 110 - 113.
27. 間宮尚彦 2000, p. 144.
28. 間宮尚彦 2000, p. 156.
29. 元山掌 et al. 2012, pp. 156 - 159.
30. オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 26, 230.
31. 間宮尚彦 2000, p. 82.
32. グラフブックゴジラ 1983, p. 100.
33. 小林晋一郎 1993, p. 21.
34. 元山掌 et al. 2012, pp. 66 - 69.
35. 元山掌 et al. 2012, pp. 78 - 81.
36. 小林晋一郎 1993, p. 23.
37. 間宮尚彦 2000, p. 96.
38. オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 82、230.
39. 岩畠寿明 & 小野浩一郎 1991, p. 67.
40. 『スーパージオラマシアター ゴジラ』 小学館〈ワンダーライフスペシャル 愛蔵版〉、1992年
41. 『オール東宝怪獣大図鑑』では、呼称をモスゴジと区別していない[7]
42. 元山掌 et al. 2012, pp. 86 - 89.
43. 特に、当時の造型スタッフの一員だった村瀬継蔵による8ミリカメラの記録映像は、彼のインタビュー音声とともにDVDの特典として収録されている。
44. 間宮尚彦 2000, p. 110.
45. 『オール東宝怪獣大図鑑』では、呼称を大戦争ゴジと区別していない[7]
46. なで肩はデザイン的な都合ではなく、着ぐるみに入る役者が途中で変更になり、サイズが合わなかったためである。
47. 元山掌 et al. 2012, pp. 118 - 121.
48. 間宮尚彦 2000, p. 130.
49. 元山掌 et al. 2012, pp. 122 - 125.
50. オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 177, 231.
51. グラフブックゴジラ 1983, p. 95.
52. 間宮尚彦 2000, p. 18.
53. グラフブックゴジラ 1983, p. 102.
54. 小林晋一郎 1993, p. 32.
55. 元山掌 et al. 2012, pp. 168 - 171.

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出典:Wikipedia
2017/11/19 23:32
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