オサイリス・レックス[4](
英語:
Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer、OSIRIS REx)は
アメリカ航空宇宙局ゴダード宇宙飛行センター(NASA/GSFC)が
アリゾナ大学月惑星研究所などと共同開発している
ベンヌからの
サンプルリターンを目的とした
宇宙探査機である。日本語では「オサイレス・レックス」「オシリス・レックス」などとも表記され、「アメリカ版
はやぶさ」と呼ばれることもある
[5]。
ニュー・フロンティア計画の3番目のミッションであり、
2016年9月に打ち上げが成功した。2018年12月3日にベンヌ付近(距離19キロメートル)へ到達。2018年12月31日にベンヌから2キロメートル以内に接近し、周囲を61時間で一周する
軌道に入った
[6]。2020年にベンヌ表面から試料を採取し、2023年に
地球へ持ち帰る予定である
[7]。