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オウィディウス
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4.偽作と失われた作品
4.5.失われた作品
オウィディウス自身が記述したところによると『愛の歌』の初稿全五巻は失われてしまったという。『愛の歌』初稿本の内容は何一つ現伝していない。『女の化粧論』も最後の部分が散逸してしまっている。しかしながら、最大の喪失はオウィディウスが作った唯一の悲劇『メーデーア』である。『メーデーア』からはわずか二三行が伝わるのみである。クインティリアヌスは本作を偉大な作品と賞賛し、この詩人の天分を示す最良のサンプルと考えた[75][注釈 7]

ラクタンティウスやマルクス・ウアレリウス・プロブス英語版の著作には、ヘレニズム詩人ソロイのアラトゥスの『パエノメナ』(現象)のラテン語翻訳からの引用句が含まれるものがあり、その翻訳者がオウィディウスに帰せられている[76][77]。その翻訳は全体が現伝せず、失われた作品かもしれない。しかし、オウィディウス自身が『パエノメナ』の翻訳に関して他の作品内で言及していないため、その翻訳が実際にオウィディウスの手によりなされたものであるのか、疑わしい[78]。 また、カエサレアのプリスキアヌスの『文法課程』には、「エピグラムマタ」(Epigrammata)なる題名のオウィディウス作品から1行が引用されている[79]。その他に「エクス・ポントス」からは、詩人が特別な機会のために作った詩がいくつか存在することが読み取れる(「祝婚歌」(Epithalamium)[80]、「挽歌」[81]、ガタイ人の言葉で作った詩歌[82])が、いずれも失われている。

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出典:Wikipedia
2020/01/31 21:00
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