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エースをねらえ!
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概要
エースをねらえ!』は、山本鈴美香スポーツ漫画1973年から1975年および1978年から1980年まで『週刊マーガレット』に連載された。少年少女を中心にテニスブームを起こしたスポーツ根性(スポ根)漫画として知られる。また、アニメ化、テレビドラマ化などもされている。

概要[編集]

名門・県立西高テニス部に入部した主人公の岡ひろみが、部内のいじめにはじまる様々な苦難を乗り越えて一流テニス選手へと成長していく過程を描く。

原作漫画は、『週刊マーガレット』の1973年2・3合併号より1975年5号まで連載され、いったん完結。その後、アニメ版第1作の再放送による人気上昇を受けて第二部として再開され、1978年4・5合併号から1980年8号まで連載された。

作品中の随所に、1920年代に活躍した日本の往年の名選手、福田雅之助1897年 - 1974年)による有名な"この一球、絶対無二の一球なり"という「庭球訓」が織り込まれている。この漫画を通して、福田の名言もより広く知られるようになった。

原作漫画には、1970年代当時に活躍していた実在選手たちのエピソードも随所に盛り込まれている。とりわけビリー・ジーン・キング夫人、クリス・エバートマーガレット・コート夫人は大きな位置を占める。他にもロッド・レーバービョルン・ボルグイボンヌ・グーラゴングなど、様々な実在選手たちが登場し、オーストラリア・テニス界の黄金時代が終わりに近づいた時代に描かれた作品であることを示している。

単行本はマーガレットコミックス(集英社)から全18巻が刊行された。その後、中公コミックスーリ愛蔵版(中央公論新社)として全4巻が再刊され、大長編を4冊で読めるとあって、版を重ねた。

その後、コミック文庫ブームの先駆けとして中央公論新社よりコミック文庫化(全14巻)、その後ホーム社(発売:集英社)からもコミック文庫全10巻として刊行されている。

舞台の「西高」について[編集]

作品の舞台となる「県立西高校」(県立西高等学校)は原作者・山本鈴美香の母校である埼玉県立浦和西高等学校がモデルとされている。原作では宗方コーチの住所が浦和西高校に近い「浦和市領家」となっているように、浦和が舞台であることは明らかだが、アニメやドラマでは神奈川県立西高等学校という設定になっている。さらに、アニメでの「県立西高校」は、出崎統監督と愛川マキ役の菅谷政子の母校である東京都立北園高等学校の旧校舎をモデルとして描いている。

ストーリー[編集]

登場人物[編集]

主要人物[編集]

本作の主人公。お蝶夫人に憧れてテニス部に入部する。新任コーチの宗方から代表選手に抜擢されたことで、それまでの生活が一変してしまう。それに翻弄されながらも、宗方の厳しい指導の下、天性の運動神経と持ち前の根性により自身の才能を開花させて行く。平凡ながら愛情豊かな家庭に育ったおかげで、普段は明るく女の子らしい性格の持ち主。自宅の自室にいるシーンでは花柄の半袖のルームウェアを着て、紫色のサングラスをしている。「もちろん」を「もち」と言うことがある。
宗方仁(むなかた じん)
西高コーチに就任早々、ひろみの素質に注目しいきなり彼女を代表選手に抜擢して猛特訓を開始する。このようにその考えや言動は周囲に理解し難いものだが、理屈に合わないことはしない。トップ選手だったが、22歳の時に練習中に倒れて再起不能を宣告された。祖父母と3人暮らし。3年の命だと宣告され必死にひろみを鍛え、自身の死後のひろみを親友の大悟と、彼女に寄り添う藤堂に託して入院先で27歳の生涯を閉じた。
竜崎麗香(りゅうざき れいか)
通称お蝶夫人(元来は「お蝶夫人」は蝶々夫人の邦訳別名)。超高校級の実力者で、生徒会副会長。自分に憧れるひろみをテニス部に誘い、妹のようにかわいがる。庭球協会理事の娘として、プライドが高い。初期はひろみに執着する宗方に不信感を抱きひろみにも冷淡な態度を取ったが、次第に態度を軟化させ、ひろみのために全力を尽くすようになる。特に、ジャッキー(ジャクリーヌ)とひろみとの架け橋となり、2人のペア実現に多大なる貢献をした。
緑川蘭子(みどりかわ らんこ)
通称加賀のお蘭。西高の宿敵・加賀高校のエースで、長身から繰り出す弾丸サーブが武器。宗方コーチとは異母兄妹である。
桂大悟(かつら だいご)
本作品の第二部の主要人物。宗方仁の親友。宗方の再起不能宣告と同時にテニス界を引退する。宗方との"自身が死んだ後、ひろみを立ち直らせ世界に羽ばたかせる"という約束を守るため、永平寺で修行生活に入った。宗方の死後、健康なコーチとしてひろみの復活を支え、世界へ送り出す。

県立西高等学校[編集]

生徒会長。西高テニス部男子副キャプテンでもある。宗方の特訓や先輩たちのいじめに耐えるひろみを優しく励ます。成長初期のひろみを動揺させたことで宗方に苦々しい思いを抱かせるが、彼の忠告を真摯に受け止めて、恋する相手に無闇に激情をぶつけることの愚かさを悟り、ひろみのプレイヤーとしてのステージアップに貢献。渡米直前に「お前達の自覚に任せる」とほぼ交際を許す言葉を与えられる。しかしその後入院した宗方に呼び出され、もうすぐ彼の命が燃え尽きることを宣告され、激しく動揺しつつ宗方の死後のひろみを思い遣り、なお一層のひろみに対する献身を誓う。
尾崎勇(おざき ゆう)
西高テニス部男子キャプテン。藤堂とダブルスを組めば天下無敵。お蝶夫人に想いを抱き、幾度かモーションもかける。初期のアニメではスポーツ刈りだったが、後のアニメ化では原作通りのデザインに変更された。
牧(まき)
アニメでは愛川マキ、ドラマでは愛川牧。ひろみの親友。テニス王国と呼ばれる西高テニス部員としては平凡で本人もその事を気にしていたが、明るく優しい性格で、ひろみがレギュラーに選ばれた時も味方であり続けた。その後も選手として戦い続けるひろみを気遣い、支える事になる。西高卒業後、ひろみと同じ短大に進学した。
千葉鷹志(ちば たかし)
新聞部員(報道部員)で、藤堂・尾崎の親友。空手をたしなみ、黒帯を許されている。テニスの取材・撮影をライフワークにしており、早い時期からひろみに心を惹かれ、新聞部員として彼女の写真を撮り続ける。当初は、自身の価値観を優先して「岡ひろみ」を喧伝するかの如き記事を書き、当のひろみ自身が心底迷惑がり嫌がっているのを無視して自己満足に浸ることもあった。その結果、ほとんどイジメ集団と化していた女子テニス部内の空気をより一層険悪なモノに塗り替えてしまう。しかし、中盤からは、写真からひろみのフォームの弱点を分析して協力したり、親友の藤堂とひろみの仲を応援するなど、ひろみを影ながら支え見守る一人となる。
まんがアニメック』3号(1984年8月)に『番外エースをねらえ! 西高物語 千葉鷹志編』(カラー3ページ、モノクロ32ページ)として、千葉を主人公とした外伝的な短編が掲載された。
音羽(おとわ)
アニメ、ドラマでは音羽京子。宗方がひろみをレギュラーに抜擢したことでレギュラーを外される上級生。屈辱感からひろみに対し色々な嫌がらせをする。レギュラー復帰を求めてひろみと試合するが、ミスで自滅し敗退する。アニメ版では腕を病魔に蝕まれ、テニスをやめざるをえなくなり、宗方に諭され、ひろみに夢を託す。
香月茂(こうづきしげる)
西高でのひろみの1つ下の男子部キャプテン。1年時の合宿の時、ひろみと練習試合で対戦する。当初は女子相手とたかをくくっていたが、ひろみのめざしているプレーに気づき、以降は尊敬の念をもって接する。英とともに第2期選抜メンバーの候補生にもなっている.
英玲(はなぶされい)
実力、容姿からお蝶夫人二世と仇名される後輩。ひろみを慕っており、文化祭の時ひろみを勝手に連れて行った藤堂に嫉妬する一面も持つ。
神谷裕介(かみや ゆうすけ)
英の従弟。ひろみから宗方に教わったことを伝授される後輩。特に似ているというわけではないが、ふとしたはずみに宗方を想起させる。大悟が評して曰く"宗方仁のようなプレイヤーになる"とのことである。
尾崎愛(おざき あい)
尾崎勇の妹。「兄キの七光り」と言われることを危惧して、西高では声をかけないように兄に言っている。同じクラスメイトであり、同じテニス部である神谷裕介に思いを寄せている。

その他[編集]

東京・白蘭高校に転入した帰国子女。関東メンバー合宿で自分と同学年のひろみを見つける。世界を知る立場から、ひろみを刺激するライバル。奔放な性格で、宗方コーチを尊敬している。大学生との恋で挫折しインターハイではひろみに惨敗するが、エディの叱責とひろみの真心で再起を果たす。
ジャッキー・ビント
本名はジャクリーヌ。世界ランキング・プレイヤーで、オーストラリア遠征でレイノルズ家に滞在したひろみを見初め、パートナーとしての彼女を選び宗方を通して正式にペアを申し込んだ。その陰には、ひろみとのペアを切望していた麗香の献身があった。
ゴエモン
ひろみが飼っている黒い猫。ひろみの部屋でよくひろみの思いを聞かされている。バスケットをベッド代わりに寝ていて、ついているタグには「ゴエモン領」と書かれている。シナモンと命名された雌の捨て猫と一緒に暮らし夫婦となり、自身に似た2匹と妻に似た2匹の計4匹の子供の父親になる。なお、ゴエモンという名の黒猫は作者の未完の作品『7つの黄金郷(エルドラド)』でも主人公の双児の飼い猫として登場している。

テレビアニメ[編集]

1973年10月5日から1974年3月29日まで毎日放送制作、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列[1]で毎週金曜日の19時00分 - 19時30分に放送されたが、視聴率低迷により26話で原作の中盤までを描いて打ち切られた。しかし、その後の再放送[2]で高視聴率をマークしたことで、1978年10月14日から1979年3月31日まで『新・エースをねらえ!』というタイトル名で日本テレビ系列で毎週土曜日の19時30分 - 20時00分にリメイク放送された。

その他に1979年に劇場版新作が東宝系で公開され、劇場版の続きにあたるOVAエースをねらえ!2』『エースをねらえ!ファイナルステージ』が1988年から1990年にかけて発表された。アニメの制作はいずれも東京ムービー

エースをねらえ! (テレビアニメ版第1作)[編集]

1973年10月5日 - 1974年3月29日、毎日放送NETテレビ(現・テレビ朝日)系列で放送、全26話

テレビアニメ版第1作の構成[編集]


県立西高テニス部一年生の岡ひろみが新任の宗方コーチに見出され成長するさまを描いているが、ラストはひろみとお蝶夫人との対決とその決着で終わっており、宗方コーチの死は描かれていない。基本的には原作通りだが、音羽京子に原作にはない設定が加えられるなど、一部で出崎によるアレンジが施された。原作第一部の中盤までの内容で終了している。旧エースとも呼ばれる。

スタッフ[編集]


作画監督 - 椛島義夫杉野昭夫北原健雄
作画 - マッドハウス、アニメルーム、トミプロダクション
エンディング作画 - 川尻善昭
美術監督 - 龍池昇
撮影監督 - 三沢勝治、八巻磐
録音監督 - 千葉耕市
音響効果 - 片岡陽三
音楽 - 三沢郷
編集 - 井上和夫
企画担当 - 斎藤次郎
文芸担当 - 丸山正雄、鶴岡昭平
演出 - 出崎統
制作協力 - Aプロダクション、映音、東京アニメーションフィルム東洋現像所
制作 - 毎日放送、東京ムービー

テレビアニメ版第1作の主題歌[編集]


歌手には数人の候補がいたが、それ以前に童謡や前番組の『ジャングル黒べえ』で一緒に仕事をしていた三沢郷の強い薦めにより大杉久美子が採用された[3]

EDのメロディの一部がテレビ版とレコード版で異なるのは、録音後に修正が入ったものの、テレビ版の差し替えがテレビ放送開始に間に合わなかったためである[3]
挿入歌とEDには、森るみ子が歌うカヴァー版も存在するが、どちらもTVサイズとされるものしか作られておらず、実際に映像への使用もされなかった。

作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 - 三沢郷 / 歌 - 大杉久美子
エンディングテーマ「白いテニスコートで」
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 - 三沢郷 / 歌 - 大杉久美子
東宝レコードから発売された際にはこのタイトルだったが、朝日ソノラマから発売されたソノシートでは、商品によって「白いテニスコート」という表記のものが混在していた。その後、発売元がキングレコードに移って以降は、他社からリリースされる場合も含めて「白いテニスコート」と表記されることが比較的多くなっている。
挿入歌「ひとりぽっちのコート」
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 - 三沢郷 / 歌 - 大杉久美子

テレビアニメ版第1作の各話リスト[編集]


放送局(テレビアニメ版第1作)[編集]


毎日放送(MBS)(制作局)
北海道テレビ(HTB)
テレビ岩手(TVI):土曜 17:30 - 18:00[4]
山形放送(YBC):土曜 17:15 - 17:45(1974年4月13日まで)→ 木曜 18:00 - 18:30(1974年4月25日から)[5]
東北放送(TBC):月曜 - 金曜 17:00 - 17:30[6]
NETテレビ(NET):金曜 19:00 - 19:30
石川テレビ(ITC):月曜 18:00 - 18:30[7]
福井テレビ(FTB):火曜 18:00 - 18:30[8]
信越放送(SBC) : 月曜 17:15 - 17:45[9]
テレビ静岡(SUT)
名古屋テレビ(NBN)
テレビ岡山(OHK)
広島ホームテレビ(UHT→HOME):日曜 7:25 - 7:55
瀬戸内海放送(KSB):土曜 19:00 - 19:30
九州朝日放送(KBC)
長崎放送(NBC)
宮崎放送(MRT)

劇場版[編集]


1973年12月20日、『東宝チャンピオンまつり』内で第1話を上映した。
併映は、『キングコングの逆襲』(リバイバル)・『ウルトラマンタロウ 燃えろ! ウルトラ6兄弟』・『侍ジャイアンツ』・『科学忍者隊ガッチャマン』・『山ねずみロッキーチャック』の5本。

ネット配信[編集]


2019年8月21日より、YouTubeの「TMSアニメ55周年公式チャンネル」から第3話までが無料配信されている。なおOP・EDとも、制作クレジットは初回と同じ「毎日放送 東京ムービー」のままである。

新・エースをねらえ! (テレビアニメ版第2作)[編集]

1978年10月14日 - 1979年3月31日、日本テレビ系列で放送、全25話

テレビアニメ版第2作の構成[編集]


前作終了より4年半を経て『エースをねらえ!』のスタッフ、一部キャストを変更してリメイクされた作品。
前作の続編ではなく、新作として原作の最初から第一部終了にあたる宗方の死までが描かれる。
旧作より原作に近い内容。同時期に制作された「宝島」のスタッフに名を連ねていた出崎、杉野らが参加していない。
サブタイトルは毎回「○○と××と△△」というパターンになっている。

スタッフ[編集]


企画 - 吉川斌(NTV)
プロデューサー - 武井英彦(NTV)、齋藤壽男(TMS)
チーフディレクター - 岡崎稔
美術監督 - 小林七郎
撮影監督 - 高橋宏固
録音監督 - 中野寛次
録音技術 - 前田仁信
タイトル - 藤井敬康
文芸担当 - 小野田博之
編集 - 鶴渕允寿、高橋和子
効果 - 倉橋静男東洋音響
選曲 - 鈴木清司
音楽 - 馬飼野康二
製作 - 東京ムービー新社(日本テレビはクレジット表記なし)

テレビアニメ版第2作の主題歌[編集]


以下、特に断りのない限り、作詞 - 竜真知子 / 作曲・編曲 - 馬飼野康二 / 歌 - VIP

エンディングテーマ「明日に向って」(最終回の第25話のみ、エンディングテーマが「青春にかけろ!」の2番を使用)
イメージソング
「いつもの街角」
「歩き疲れて」
「気になるお嬢さん」
「おやすみゴエモン」
「愛に包まれて」
「MY FANTASY」

テレビアニメ版第2作の各話リスト[編集]


放送局(テレビアニメ版第2作)[編集]


※放送日時は1979年2月中旬 - 3月上旬時点(新潟総合テレビと北陸放送については本放送終了後に放映された日時)、放送系列は放送当時のものとする[10]

ネット配信[編集]

2019年10月9日より「TMSアニメ55周年公式チャンネル」より3話までが配信されている。なおこちらの制作クレジットは、OPは「製作・著作 トムス・エンタテインメント」「アニメーション制作 東京ムービー」、EDは「製作・著作 トムス・エンタテインメント」に、それぞれ差し替えた。

エースをねらえ! (劇場版)[編集]

1979年9月8日公開(東宝)、上映時間88分

劇場アニメ版の構成[編集]


『新・エースをねらえ!』の好評を受けて映画化された。TVシリーズの再構成ではなく、劇場用として全て新規に制作されている。
出崎、杉野らが再び参加。原作の第一部を再構成し、約90分にまとめている。

スタッフ[編集]


製作 - 藤岡豊
製作補 - 片山哲生
監督 - 出崎統
脚本 - 藤川桂介
作画監督 - 杉野昭夫
美術監督 - 小林七郎
撮影監督 - 高橋宏固
録音監督 - 中野寛次
選曲 - 鈴木清司
製作デスク - 池田陽一
効果 - 倉橋静男
編集 - 鶴渕充寿
音楽 - 馬飼野康二[13]

劇場アニメ版の主題歌[編集]


作詞 - 竜真知子 / 作曲・編曲 - 馬飼野康二 / 歌 - 少年探偵団
エンディングテーマ「はるかな夢」
作詞 - 竜真知子 / 作曲・編曲 - 馬飼野康二 / 歌 - 少年探偵団
エースをねらえ! 総音楽集」はパルによるカヴァー版、「東京ムービーアンソロジー6 劇場編」は映画本編の音声をそのまま流用、という形での収録となり、フルサイズのレコード音源のCD化に恵まれなかったが、2012年3月に発売されたコンピレーションアルバム「ガールズ・イン・テーマソングス Red」に収録、初CD化された。その後、2016年11月にリリースされた「劇場版 エースをねらえ! 総音楽集」にて、BGM全曲と併せてのCD化が実現している。なお、馬飼野が劇場用に新たに製作したBGMは、直後に馬飼野が担当した「ベルサイユのばら」に多数流用された。

エースをねらえ!2[編集]

OVAシリーズ(全13話)、VHS全6巻、1988年3月より発売(バンダイビジュアル)
1話30分、VHS版は2話または3話収録、LD版は3話または4話収録で発売された。地上波では日本テレビ日本テレビ系列)、テレビ埼玉独立UHF局)、テレビ北海道テレビ東京系列おはようまんが枠)などで放送された。

OVA版『2』の構成[編集]


『エースをねらえ!』(劇場版)の公開より9年の年月を経て制作された続編的な位置付けの作品。
原作の第二部の初映像化作品である。
原作第二部同様、宗方の死の直前からスタートし、第二部中盤にあたる、ひろみが宗方の死から立ち直るまでを描く。
劇場版も上映されているが、OVAの製作中に公開されたために物語が完結しておらず、宗方の葬式までを編集したものとなっている。

スタッフ[編集]


総監修 - 出崎統
プロデューサー - 鵜之沢伸、高橋豊、本村真章、青野史郎
チーフディレクター - 古瀬登
作画監督・キャラクターデザイン - 杉野昭夫
撮影監督 - 高橋宏固
録音 - 東北新社
録音監督 - 山田悦司
選曲 - 鈴木清司
効果 - 倉橋静男
音楽 - 芹澤廣明
製作 - バンダイ、東京ムービー新社

OVA版『2』の主題歌[編集]


作詞 - 竜真知子 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 矢島賢 / 歌 - 森口博子
エンディングテーマ「遠くから見ていて」
作詞 - 竜真知子 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 矢島賢 / 歌 - 森口博子

OVA版『2』の作品リスト[編集]


エースをねらえ!ファイナルステージ[編集]

OVAシリーズ(全12話)、VHS全6巻、1989年11月より発売(バンダイビジュアル)

1話30分、VHS版は2話または3話収録、LD版は3話または4話収録で発売された。

OVA版『ファイナルステージ』のアニメ版の構成[編集]


『エースをねらえ!2』の翌年に製作された続編。
前作『エースをねらえ!2』は原作の第二部中盤までをアニメ化したものであるが、今作は原作を離れ、ほぼアニメオリジナルのストーリーとなっている。
本作では藤堂・お蝶夫人をはじめとしたひろみの前の世代であり、選手としての末期にあるひろみ周辺人物に多くのスポットが当てられており、そんな彼らとひろみ自身の葛藤が描かれている。

スタッフ[編集]


監督 - 出崎統
キャラクターデザイン - 杉野昭夫
作画監督 - 平山智
美術 - 大野広司(#1〜5)、水谷利春(#6〜9・#12)
音響監督 - 山田悦司
音響制作 - ゆりーか
選曲 - 鈴木清司
音響効果 - 倉橋静男(サウンドボックス
音楽 - 芹澤廣明
製作・著作 - トムス・エンタテインメント

OVA版『ファイナルステージ』の主題歌[編集]


作詞 - 安藤芳彦 / 作曲 - 和泉一弥 / 編曲 - 根岸貴幸 / 歌 - 森口博子
本曲は森口博子のアルバム既存曲「カリビアン・ブルー」の歌詞を変えて、オープニング用として1番のみ作られたためフルコーラスが存在しない(森口のベストアルバム『ETERNAL SONGS II』に収録されている)。
エンディングテーマ「真夏のアリス」
作詞・作曲 - 山梨鐐平 / 編曲 - 根岸貴幸 / 歌 - 森口博子
こちらは森口のアルバム既存曲をそのまま採用したものである。

OVA版『ファイナルステージ』の作品リスト[編集]


テレビアニメ版のキャスト[編集]

テレビドラマ[編集]

2004年1月15日から3月11日まで毎週木曜日21:00 - 21:54に、テレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送された。主演は上戸彩

開局45周年記念ドラマとして、初めて実写版として放送された。ひろみ役は上戸彩が務めた。

テレビ朝日はその前身のNETテレビが、毎日放送制作のアニメ版のネット局だったため、同局での同作品は30年ぶりの放映となる。また同一スタッフによる少女スポ根漫画のドラマ化としては、この後『アタックNo.1』を制作。『エース』の登場人物たちがモブシーンに登場するというお遊びもあった。

2004年9月23日(木曜日20:00 - 21:54)には続編として、スペシャル版「奇跡への挑戦」が放送。ストーリーの主体はOVA『エースをねらえ!2』とほぼ同じ部分。

テレビドラマ版のキャスト[編集]

生徒
岡ひろみ - 上戸彩
藤堂貴之 - 吉沢悠
竜崎麗香 - 松本莉緒
尾崎勇 - 石垣佑磨
音羽京子 - 金子さやか
愛川牧 - 森田彩華
千葉鷹志 - 柏原収史
コーチ
宗方仁 - 内野聖陽
桂大悟 - 寺脇康文(『奇跡への挑戦』)
加賀東高等学校
緑川蘭子 - 酒井彩名
県立西高等学校の関係者
竜崎総一郎 - 夏八木勲(特別出演)
藤堂の姉 - 水野真紀(友情出演)
岡家
岡美智子 - 高橋ひとみ
岡修造 - 高橋克実
その他
星野美保 - 塩山みさこ
島真理子 - 平岩紙
若月葵 - 若葉由奈
高橋麻衣 - セイラ
鈴木彩 - 斉藤ゆり
佐藤愛 - 神崎詩織
田中沙織 - 小野麻亜矢
渡辺あゆみ - 大久保綾乃
伊藤瞳 - 桜川博子
吉田由佳 - 長谷川恵美
中村恵 - 水野はるか
宝力冴子 - ベッキー
太田健作 - 甲本雅裕

テレビドラマ版のスタッフ[編集]

脚本 - 瀧川晃代金杉弘子高山直也
音楽 - 住友紀人
演出 - 松田秀知(共同テレビ)、六車俊治(テレビ朝日)、小林義則(共同テレビ)
オープニングテーマ - HIROMI「エースをねらえ!」(日本クラウン
エンディングテーマ - 上戸彩「愛のために。」(フライトマスター
テニス監修 - 松岡修造
撮影協力 - 武蔵工業大学(現東京都市大学
チーフプロデューサー - 松本基弘テレビ朝日)、関口静夫(共同テレビ
プロデューサー - 三輪祐見子(テレビ朝日)、森安彩(共同テレビ)
制作 - テレビ朝日共同テレビ

テレビドラマ版の放送日程[編集]

テレビドラマ版の備考[編集]

テレビ朝日開局45周年記念ドラマは2003年10月 - 12月に、前時間帯(通常の木曜ミステリー枠)で「西部警察2003」が放送される予定であったが、ロケ先の名古屋での撮影中の事故により 制作・放送中止となり、急遽「エースをねらえ!」が代替のテレビ朝日開局45周年記念ドラマとして制作・放送された。
DVD第5巻には未公開シーンの追加など新たに再編集した最終回スペシャルエディション版が収録されており、終盤はひろみと宗方の絆を強調した構成になっている。
月曜日22時台での遅れネット局のうち、四国放送高知放送がこの作品をもって、また最後まで残った福井放送もその4年後に「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」をもってこの時間枠でのネットをそれぞれ終了している。

ゲーム[編集]

エースをねらえ! - 1993年12月22日発売。日本テレネット (ゲーム会社)より販売。スーパーファミコン用ソフト。
テニスゲーム。イベントシーンは2D表現で描かれるが、対戦は移動カメラを導入した3D表現で描かれる。しかしぐるぐると動き回るカメラに酔うこともあるため、ゲームとしての評価は芳しくない[14]

パチンコ・パチスロ[編集]

パチンコ - CRエースをねらえ! (2011年、エース電研
パチスロ - エースをねらえ! (2009年、ゴールドオリンピア

関連商品[編集]

LP・CD[編集]

新・エースをねらえ! / SKD-2001 - 1978年11月5日発売
新・エースをねらえ! Vol.2 / SKD(H)-2011 - 1979年9月21日発売
新・エースをねらえ! III 音楽集 / K22G-7009 - 1981年1月21日発売
エースをねらえ! BGM集 / K22G-7024 - 1981年5月21日発売
劇場版 エースをねらえ! ドラマ編 / K18G-7078〜7079 - 1982年4月21日発売
エースをねらえ! 総音楽集 / K25G-7378 - 1988年7月21日発売
CD
エースをねらえ! 総音楽集 / K30X-7124 - 1988年7月21日発売(LPレコードと同時発売)
懐かしのミュージッククリップ3 エースをねらえ! / TOCT-9358 - 1996年3月6日発売
エースをねらえ! オリジナル・サウンドトラック / STLC-003/4 2013年3月7日発売
新・エースをねらえ! VIP / STLC-005 2013年7月31日発売
新・エースをねらえ! 音楽集 / STLC-006 2013年12月25日発売
劇場版 エースをねらえ![総音楽集]
劇場版 エースをねらえ! 総音楽集 / STLC-008〜9 2016年11月30日発売

その他[編集]

丸大食品より、2011年9月上旬発売

エースをねらえ! 岡ひろみのメラメラ美燃系ピリ辛トマト鍋
エースをねらえ! お蝶夫人のキラキラ美麗系コラーゲン白湯鍋
2003年にダイドードリンコから発売されたドリンク。ラベルには竜崎麗香の絵とセリフのパロディが使われた。

関連項目[編集]

松岡修造 - この漫画に影響を受けテニスを始める。「庭球訓」を用いた発言をするなどこの漫画の影響を垣間見ることが出来る。松岡は、海外遠征時もこの作品を持ち歩き、ウィンブルドンのセンターコートにも持ち込んだことで有名である。TVドラマ版でも監修を務めた。
岡大海 - 日本ハムファイターズに所属していたプロ野球選手(現在は千葉ロッテマリーンズ)。2015年から、打席に向かう際の登場曲に、名前の音が主人公・岡ひろみと同じで「自分にしかできない」と考え[16]、大杉久美子歌唱の「エースをねらえ!」を2018年途中に千葉ロッテマリーンズへトレード移籍するまで使用していた。

脚注[編集]

出典:Wikipedia
2020/03/08 13:00
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