ウシ
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1.名称
1.2.年齢による名称
日本語における年齢を基準とした呼び分けは牛においても一般的用法と変わりなく、つまり、人間や他の動植物と同じく[年少:幼─若─成─老:年長]という定型が形容詞的に用いられ、[年少:幼牛(ようぎゅう)─若牛(わかうし)─成牛(せいぎゅう)─老牛(ろうぎゅう):年長]という呼び分けがあるが、体系的に用いられるわけではない。一方、畜養・医療・加工・流通・管理・研究等々諸分野の専門用語としては、通用語と全く違う語が用いられていることも多い。また、親牛(おやうし)・仔牛/子牛(こうし)という本来は親と子の関係を表していた名称は、一般・専門ともによく用いられる。

成熟していない牛全般は、未成熟牛(みせいじゅくぎゅう)をいう。生まれたての牛も成熟間近の牛も該当する。
幼い牛
幼牛(ようぎゅう)。成熟に程遠い年齢の未成熟牛、あるいは未成熟牛全般をいう。専門的には、生後およそ120日以内から360日以内までの牛を指すことが多い。先述のとおり、子供(※動物に当てる用字としては『仔』であるが、常用漢字の縛りの下では『子』で代用する)の牛という意味から発した仔牛/子牛(こうし)は、幼牛より定義の緩い語ながらむしろ多く用いられる。英語では "calf" (cf. en,wikt:en) が同義といえ、日本語でもこれが外来語化した「カーフ」がある。なお、ここでいう "calf" と「カーフ」は未成熟牛もしくは幼牛の生体を指し、屠殺後のそれとは別義である。
肉牛の場合、この段階から業者が品質を高めて始めることになるため、ベーシックな状態の牛という意味合いで素牛(もとうし)、育て上げる牛という意味で育成牛(いくせいぎゅう)という[7]。素牛は繁殖用育成と肥育(出荷するために肉質を高めつつ肉量を増やす飼育)のいずれかに回すことになり[8]、行く末が決まり次第、それぞれに繁殖素牛(はんしょくもとうし)・肥育素牛(ひいくもとうし)という。
その肉は仔牛肉/子牛肉(こうしにく)といい、英語では "veal"(外来語形:ヴィール)、フランス語では "veau"(外来語形:ヴォー)という。外来語形は少なくとも料理や栄養学などの分野で定着している。柔らかい食感が好まれ、さまざまな料理の食材として用いられる。特にフランス料理においては、その肉のブイヨン出汁)がフォン・ド・ヴォーとして重用される。
生後6か月以内の仔牛の皮革(原皮となめし革)は[9][10]、死んだ後の(※産業としては人の手で殺した後の)未成熟牛を指す語としての "calf" や「カーフ」の名で呼ばれるほか[11]、皮革であるという限定詞を添えて「仔牛の原皮」を「カーフスキン (calfskin)」[9]、「仔牛の革」を「カーフレザー (calf leather)」[10]とも呼び、前者は原義を離れて「仔牛の革」の意でも用いられる[12]。後者は牛革の中でも最高級とされる[10]。よく馴染むしなやかさが特徴で、手帳財布など多様な革製品に好んで用いられる。
若い牛
若牛(わかうし)。成熟が近い未成熟牛をいう。ただしあくまで古来の日本語において通用する語であって、各専門分野の用語としては、確認し得る限り、「仔牛(幼牛)」の段階を過ぎた牛は「成牛」である。
成熟した牛
成牛(せいぎゅう)という。
老いた牛
老牛(ろうぎゅう)という。現代都市文明社会においては、年老いて利用価値が低下した牛は、市場価値が極めて低く、ほぼ全ての老齢個体は廃用牛(はいようぎゅう)として処分される。例えば乳牛は、自然界では到底あり得ない頻度で生涯に亘って搾乳され続けるため、採算が取れないほど乳の出が悪くなった頃には体がボロボロになっていることが普通である。
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(1.1.性別による名称)
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(1.3.飼育条件による名称)
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出典:Wikipedia
2019/11/11 12:02
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